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[2018.01.01]
■セイレーン
 明けましておめでとうございます。本年もむしゃなび及び、占いスペース タリズマンをよろしくお願い致します。新年一発目に、このコラムって、どうよ?とは思いますけど、ゲームや某コーヒーショップのエンブレムで有名なセイレーン…。元々は、ギリシャ神話に登場するモンスターで、下半身は鳥の姿で描かれるセイレーンですが、伝承が伝えられるうちに上半身が人間で、下半身が二股の魚の姿が一般的になった…。 


 そのため、後世、人魚や水の精等として表現されるようになって、芸術作品では好まれる画題ともなったらしい…。 
 セイレーンは絶海の孤島に住むモンスターとして描かれ、美しい歌声で船乗りたちを惑わし、生きた人間を喰らっていたという…。このため、棲家の周囲は死んだ航海者たちの骨で山が出来ていたとも言われる。異説では男たちを快楽に誘い込む魔性の存在としても語られている。そんなセイレーンの驚異の歌声については、有名なホメロスの叙事詩「オデュッセイア」にて語られていて…。 
 
 航海中のオデュッセウスの船がセイレーンの棲家に近づいた時、事前に入手していた情報を元に、部下たちには耳を蝋で塞ぎ、自身を船のマストに縛り付けるよう命じ、セイレーンの歌声に備える事にする。セイレーンたちは「これから先に何が起こるか教えてあげよう…」と、彼らを惑わそうと何とも美しい声で歌った。オデュッセウスは部下たちに「縄を解かないと殺すぞ!」と言って脅したが、耳を塞いでいた部下たちは、オデュッセウスの様子を見て歌に惑わされていると判断してこれを無視した。一行は無事にこれを切り抜ける事が出来たのさ…。この際、歌声に自信を持っていたセイレーンはプライドを傷付けられたのか、腹立ちまぎれに海に身を投げて自殺したという…。下半身が魚で、海に身を投げて自殺って変ですけどね…? 
 
 それにしてもオデュッセウスは何故、部下と同じように耳を蝋で塞がなかったんでしょう?もしかしたら、美しい事で名高いセイレーンの歌声を興味本位で聴いてみたかったのかも知れませんね? 
 某コーヒーショップが、アメリカのシアトルに第一号店を出した時、セイレーンの歌声のごとく、コーヒーで世界を魅了するんだ!という事で、このセイレーンのエンブレムを採用したという…。フリーメイソン…とも言われてたりしますけど、世界中を魅了する戦略はとうの昔から始まっていて、本年18’はいよいよ、とんでもない洗脳が始まるのかもね…? 
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PROFILE
タリズマン・マスター
タリズマン・マスター
1995年から、この伊達市に、占いスペースを開き、運命アドバイザーとして占いをおこなっています。  
札幌、苫小牧など、遠方よりお越しになる方も、多く占わせていただいています。  
 
占いに使うアイテムは、タロットカード、占星術、など、多岐にわたりますが、アイテムをガイドとして使いながら、霊感によって、その人の本質を霊視します。  
この仕事についたのは、運命だと思っています。 
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