■武漢ウィルス(42)・・・・HERO(ヒーロー)
外出自粛をしていると、やることは決っている。
本を読むか、パソコンに向かうかのどちらかである。
ネットで見付けた記事で、今回のコロナ騒動でアメリカのニュースが、『セレブたちのSTAY HOMEの呼びかけに、嫌悪感を持つという人が増え始めている』とあった。
(今回の写真はトランプ大統領のツイッターから)
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『セレブたちが自宅の豪邸を背景にSTAY HOMEの呼びかけをしても、まったく響かないし共感できない」。また「アメリカと言えば、英雄信仰の強い国民性を持っている。世界中で医療従事者はヒーローであるという賞賛の声が集まっている」。
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「それと同時に、生活に必要不可欠な仕事に携わるエッセンシャル・ワーカー達への感謝の気持ちも生まれ、これまで当たり前と思っていた生活が多くの人たちに支えられていたことを改めて気付かされた」と、あった。
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あるスーパーの店員の記事が話題を呼んでいる。「Calling Me a Hero Only Makes You Feel Better」(私のことをヒーローだと呼んで、いい気分に浸っているのはあなただけ)
・・というタイトルのこの激白記事によると、店員は『私は自らの命を危険にさらすかもしれない仕事に就いた覚えはない』と語っている。
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『今も毎日仕事へ来るのは、使命感などではなく、他にお金を稼ぐことができないからだ。できるなら違う仕事に変わりたいと思っている』、『本当に私たちを尊重するのなら、来店しないでほしい』。
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『店に来たとしても素早く買い物を済ませ、余計なこと喋りかけようとせず、速やかに店から出て行ってほしい』と訴えている。
これを読んで私はアメリカ人がすぐに「あなたはヒーローだ」と言うのに違和感を覚えていたので、「やはりなー」という感じがした。
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アメリカと言っても、色々な過去を持っている人達の集まりである。
出身国も色々だし、信じる宗教も色々である。
白人もいれば、黒人もいる。ヒスパニックもアジア系もいる。
だから「アメリカ人が・・・」というのは、正しくないのかもしれない。私の子供の頃は映画に登場するのは、白人とインディアンだけだった。
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(おまけの話)
ここからは中部大学の武田邦彦教授の、アメリカとは関係の無い話の受け売りである。
1990年代にダイオキシンが猛毒であるということで、世界的に大問題となった。日本で特に有名になったのが「所沢訴訟」で、テレビ朝日が「所沢産のホウレンソウがダイオキシンに汚染されている」と報道して大騒ぎになった。
この裁判は結局は最高裁判所までもつれ込み、TV朝日が敗訴となった。
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その時に実は、「ダイオキシンに毒性がある」という研究論文も無かったのである。なぜそうなったかと言うと、「動物実験では毒性があった」からである。後に人間に対しては毒性が無いと分かった。
これはサリドマイド事件にも共通している。サリドマイドの動物実験では毒性が無かった。そこで安易に人間に使ったら、毒性があって奇形児が生まれてしまったのである。
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武田教授はこの時のダイオキシンと、現在のコロナをダブらせて解説している。今回のコロナ問題も、武田教授は「単なる新しい風邪である」と言っている。
そして外国の有名な科学者の言葉を紹介している。
「科学が社会に負けた」。
私は科学者ではないからなんとも言えないが、「早くワクチンを開発して、来年は単なる風邪になっていて欲しい」。
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