■”剣岳・点の記”を観てきました…はメインテーマでなくって…?
先日、しばらく振りに映画を観てきました。 『剣岳 点の記』
『孤高の人』を読んで以来、新田次郎ファンとなり、山岳小説は全て読みました。
うんと若い時の話ですが・・・。
これ絶対観たい!!
そう思っていた映画でした。
作品は、撮影に物凄い苦労があったと聞いていた前評判通りでした。
新田作品がとても写実的であるように、この映画もとてもリアリティーに富んでいたように思います。
息を飲む命がけのシーンも立て続けにあり、これは演技ではない・・・と思ってしまうほど。
あまりの緊迫感で、私の体も硬直していました。
レジャーではない登山の重みを改めて知り、現在、いかに楽に山に登らせていただいているかを再認識。
どんな時でも謙虚でなければいけませんね。
静かにズシンと心に届いた映画でした。
ところで、上映中、グッと来て熱い物が込み上げるシーンも多々あったのですが、実は私、あり得ないシーンで涙をこぼしてしまいました。
それは予告編。
14時から始まった予告編は、上映時刻の14:15を過ぎても延々と続いていました。
いつになったら始まるんだろう・・・?
さんざん並んでチケットを買った挙句、さんざん待たされて少々イラッと来ていました。
するとスクリーン一杯に秋田犬の顔が!
と同時に、「Hachi!!」と呼ぶリチャードギア。
『スクリーン一杯にとぼけた顔の雑種犬。「ごん太!」と呼ぶ私。』
そう見えてしまい、涙が頬を伝って来てしまったのです。
ふい打ちを受けた時の自分の反応に驚き、慌てて回りを見回しました。
セーフ・・・。
誰も気付いていない・・・。
あービックリした・・・。
そう、動物と子供が主人公の映画はいつもこれだから、絶対に劇場では観るまい!と思っていたのです。
そんなことがあり、ドキドキも冷めやらぬ内に、ようやく本編が始まったのでした。
ふう・・・。
それにしても雨ばかり。
きっと雨だから暇なのね。
とりあえずそういうことにしておいて、外を眺めていたら、雨の中ワンコの散歩をしている人を見かけ、不意に思い出した話でした。
そうだ。
ついでだから、こんな写真。
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おばかな子だったなあ・・・。
おまけでこんな写真。
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おっぱいを飲んでいる子の姿は、人も動物も最高に平和な絵。
そう言えばこのお母さん、私の服を食べようとしていたっけ。
そりゃあコットンだけどね。
も一つおまけの写真。
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お母さんを追いかけ追いかけ、片時も離れませんでした。
よし!も一つこの写真!
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わからないですね。
利尻島の海、小さな岩の上に、岩と同化したアザラシ君がノヘ~ッとしています。
怖いもの無しの無防備さが愉快でした。
なんだか取り留めない話になりましたが、動物達が愛おしかったという話で締めくくることにします。