■「れん」に遊びに行こう!のノリが嬉しい♪
夏休み中は、駄菓子ルームにいらっしゃるお子さん達の顔ぶれが、いつもと少し変わります。
それは、伊達に住むおじいちゃん・おばあちゃんの所に帰省してきた子供たちを、「楽しい所があるがあるから遊びに行こう!」と連れて来てくれるからです。
先日は、東京の荻窪から来たという、小学生の兄弟を連れたおばあちゃんが来てくれました。
荻窪辺りなら、駄菓子もあるのではないかと思うのですが、その兄弟は、グルグルグルグルと番台を何周も周り、クジを引いたり、水鉄砲・ミニゲームなどのおもちゃや駄菓子を、それぞれカゴ一杯に買ってくれました。
その時間、30分か40分。
一緒に来たお父さんは、それを見越していたと見え、一人珈琲を飲んでいましたが、スポンサーのおばあちゃんは、ずっとその様子を見ながら待っていました。
帯広の孫が来ると、必ず遊びに来てくれるYさんも、だいぶ大きくなったYu君を連れて来てくれました。
保育所のころから来ていたYu君は、「れんでのお買い物で、足算を覚えたんですよ。」とYさん。
それが本当なら嬉しい限りです。
そして、もう一組。
こちらは上海から帰省してきた娘さん一家を、やはりおばあちゃんが連れて来てくれました。
5歳位の可愛らしいその女の子は、赤ちゃんの時にお父さんの仕事の関係で上海へ行ったのだそうです。
両親は日本人なので、家庭では日本語を使うため、女の子の日本語は上手でした。
ただ、物の単位が分からないらしく、「円の買い物の練習」のつもりで、「れん」に連れて来たのだと、おばあちゃんは言いました。
三日連続来てくれた女の子は、日増しに買い物が上手になり、「やっと分かって来たみたいなんですけど、人を数える時も、一円二円て数えちゃうの」と、おばあちゃんは話していました。
昨年は、ベトナムやシンガボールから帰省した子供が、毎日のように兄弟で買い物に来ていたけれど、今年は来ないなあ。
もう帰国して、東京にでも住んでいるのかなあ。
駄菓子ルームウォッチングが俄かに更に興味深くなる季節です。