[2011.02.01]
人との出会いって、不思議ですよね・・!?
一昨年の秋の話になるんですが・・、その年の春に製造を開始した、ご存知!?、「お伊っ達キムチ」・。
その宣伝とPRを必死に続けていた、お伊っ達本舗スタッフの元に1通のメールが届いたんですよ・・。
その方(女性)
Oさんは、
<東京伊達会>の集まりに出席された方のご友人。
それは、伊達から市長がお土産に持参した品々の中に入っていた、お伊っ達キムチを友人から、頂いて食べたら、とても美味しいので、送って下さいとのOさんからのメールだったのです。
その後も、Oさんはキムチを、PRして下さっているんです。 本当に感謝しています。
駒ケ岳とSL
流氷とSL
お伊っ達キムチ
ところで、どの写真も素晴らしいですよねぇ・・!
これらの写真には、とても深~い関係があるのですが、おわかりですか? 皆さん・・!!
チョッと難しい質問でしたかね。 ヒントも無いですしね・・。
それでは、答えをお教えしましょ・・!!
写真を撮影された方こそ、Oさんのご主人、写真家の大木茂さんです。
お伊っ達キムチの宣伝に利用している、見覚えのある写真は、大木さんのご好意で撮影して下さった、大変に有り難い作品なんですよ。
大木さんの写真集はこちらから
こうした、出会いから、また、様々な出会いが始まるんですよねぇ。
さて、小生も、飲んでばかりいないで、ぼちぼち、平成23年の行動を開始しないとね・・・!!
今年も、お伊っ達キムチを一生懸命、製造しますよぉ・・。 かわいがって下さいねぇ・・。
[2010.11.11]
最近、ニュースでは、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)という、なにやら、よくわかんない言葉が飛び交ってますね。
有り難いのか、有り難くないのかよく分かりませんが、農業の事をやたらと大きく報道してますよね。
この協定に入ると、連携国の間では、どんなものにも関税を掛けたりせずに、無税で流通させようと言うもので、例外は認めない!という事らしいんです。
当然、農産物も安い価格で販売されるので、消費者にとっては歓迎すべきことでしょうね。
ただ、これが。食料となると、チョッと考えものなんですよね。 日本は、現在、
食糧自給率(カロリーベース)が40%で、先進国の中で最下位ですよ。
それが、14%に落ちてしまうと言うんですからね。
カリフォルニアの水田作り
小生のようにぼやいてばかりいる農家は、1番先に淘汰されちゃうでしょうね!!
とにかく、農業という業種は、コストがかかり過ぎて、とても儲かる業種とはいえないんですよ。 情けないんですけどね。
収穫作業
北海道の農家ですら、太刀打ち出来ないほどの、農産物価格になってしまうでしょうね。
国民が食料を国内である程度確保する為には農家の所得を補償するお金を国が出す事に納得してくれるのか、それより、安い外国産をどんどん輸入する事を望むのか。
これからの日本の農業は、国民(消費者の皆さん)の判断にかかっているんでしょうね・・!!
美瑛の畑
農家がいなくなってしまったら、こんな景色も見られなくなってしまうんですよ。
農業って、農産物の生産だけじゃなく、色々な役割を担っているんです。
折角の機会ですから、食卓を囲んでいる家族と日本農業について語ってください。
滅多にない!? 小生からの読者の皆さんへの真面目なご提案でした。
スーパーから、国産の農産物が消えちゃ、いやですよねぇ・・。
さて、さて、皆さんの判断は・・・?
[2010.10.17]
今年の猛暑の影響がじわりと、ボディーブローのように効き始めてますね。
菜っ葉屋(野菜農家)の小生も、今年の天気には泣かされました。 以前、
<ブログ>にも書いたように、口説き話を始めちゃったら、止まらなくなりそうですよぉ。
このところ、野菜の高値が続いているようですが、こんな時に実感していただきたいのが、野菜の産地に住んでいる事への有難みですよ、この辺りにお住まいの消費者の皆さん・・!!
野菜の高値とは無縁の場所
農家が、直接皆さんにお売り出来るので、こんな破格の値段が可能なんですよね。
毎日、食べる野菜を、安く提供したいのは、小生ども農家の思いなんですよ・・。 そして、お客様と顔の見える関係になって、農業の事をも知ってもらいたいですねぇ!!
15名の生産者が自慢の作品!を販売する直売所
値段なんて、気にすることなく、安心して、利用していただける店舗を目指してますよ!!
我が直売所の内部です。
峠(自称 お伊っ達峠)の冬はまだまだです。 野菜も、たっぷり、ご用意してますよ・・。
ここに来て、猛暑のお陰?か、かなり遅い時期まで、伊達産野菜をお届け出来そうです!!
遠方の皆さんも、立ち寄って下さいね。
読者のみなさんへ、小生からのささやかなお礼の情報でした。
宣伝だったかな・・・!?
[2010.10.06]
9月が終わっちゃいましたねぇ。 ところで、農業の現場は、今年は、去年と全く違う状況なんですよ。
何が違うのかって?
伊達では9月中に、ほぼ稲刈りが終了しちゃったんですよ。 伊達の中でも、遅いと言われる我が家の稲刈りは、昨年は10月13日、今年は9月16日。 約一月も早いのですからねぇ。
そんな訳で、この農園でも、18日に稲刈りを実施しました。
イコロ農園の稲刈り
こちらの稲刈りは凄いんです。 何が凄いって、お手伝いの人数がですよ。 昔の農村の稲刈りを思い起こさせるような、お祭り状態です。
そうなんです! 収穫を皆で喜ぶ、それが日本の伝統なんですよね。(こちらの農園の場合はチョット事情がちがうかな!?)
子供たちの農業体験の場にもなっているんですよね。 田植えから、稲刈りまで、体験できるのは伊達に生まれた、特権なんですよ!
未来の伊達、日本を背負ってく子供たちよ!!
子供たちを取り上げた新聞記事
さて、これだけ苦労して育て上げた、今年の米の味は~?
伊達に縁のあるこの方に評価していただきましょう。
<評価はこちら>
今年のイコロ米の乾燥方法が、昨年んと違うんですよ。 じっくりと時間をかけて、自然乾燥に近い状態で仕上げていますので、米本来の味が楽しめるんですよぉ。
という事は、今年の米の味は~?
ご苦労様でした。 関係者の皆さん。 そして、農場主のTさん。
[2010.09.13]
本州からの人気移住スポット!?になってる、我が伊達市なんですが・・・。
チョッと車を走らせ、奥までいってみると、普段、街中では目にすることのない、光景が広がっているんですよねぇ・・!
鹿に食べられたデントコーン(飼料用トウモロコシ)
昔から、生息している動物もいれば、人間様が利用していたのに、見捨てられて自家繁殖してしまった動物、事情は様々なようですけどね・・・!!
今、伊達で農産物被害が確認されている哺乳動物は・・、キツネ、タヌキ、エゾシカ、ヒグマ、アライグマ、など等・・。
最近、被害が深刻なのがやっぱり、この動物です!
草食系動物?なら、まだ、許されるんでしょうが、草食動物ですからね・・。 (失礼しました。)
家畜でもないのに、家畜の餌を我が者顔で、食べつくすんですからね。 それだけならまだしも、換金作物まで、食べられちゃうんですから、農家にしたら、たまったもんじゃありませんよ。
畑に張り巡らされた、防鹿ネット
作物を守るために、こんなことまでしなけりゃならないんですよぉ・・・。
でも、この程度の、柵では鹿には、ほとんど効果はないらしいんですよねぇ!!
鳥獣の被害って、天災? それとも、人災?
最近、愚痴っぽくなってしまった小生。 今日もまた、農業現場からの報告でした。
[2010.09.05]
この夏って、過去最高の平均気温なんですって!
猛暑に命有るもの、全てが参っているかもしれませんよね!?
小生の生業(野菜作り)でも、今年は妙な現象が起きちゃってるんですよ・・。
レタスの異変
いつもと、同じ管理をしているのに、このような状態になっちゃつたんですよね。
ここで、チョッとレタスについて、語りますね、お付き合い下さい。
レタスは本来、冷涼な気候を好む野菜ですから、長野県や北海道が夏場の産地になってます。 レタスは、発芽してからの積算温度が1700℃ほどで、蕾(花芽分化)を持ち、葉を作るのを止めてしまい、芯が木の様に伸び(抽台)て、種を作るんです。 今年は、この猛暑ですから、アッという間に条件クリアーですよね!
抽台した、我が家のレタス
小生、種を採るのが仕事じゃ有りませんから、こうなっちゃったら、お手上げ(商品価値はゼロ)なんですよね。
今年は、また、新たな問題を抱えてしまいましたぁ・・。 一難去って、また、一難!!ですよ。
同じ畑のレタス
でも、同じ環境で育っても、このように、素直に育ってくれるレタスもあるんですから・・、救われますけどね。
生き物には、環境に順応しちゃう固体が必ず、あるんですね。 レタスから、改めて学んじゃいました。
それにしても、こんな猛暑が毎年続くようなら、小生、夏にレタスを作れなくなっちゃいますよ。
どうなる事やら・・・・!!
[2010.08.17]
今年も、季節(夏)の訪れを告げる?訪問者が小生の元へやって来ました。
渡り鳥? いいえ、それは、若者!!ですよぉ・・。
2週間という、短い期間なんですが、小生の家族と寝食をを共にする、過酷?な体験をするんですよね!
自分の家では、有り得ない!? 毎朝、5時起床!そして、朝飯前の一仕事・・・。
そんな訳で、毎年、色々なキャラの若者が来るんですが、どんな若者が来るのか? 初対面の時の若者の表情を見るのが、小生の楽しみ!?
チョッと、趣味が悪いかな・・・?!
さて、今年の若者は、20歳の(大学生)米と玉ねぎを栽培する空知の農家の跡取り息子。
実習生と出面さん
寡黙なのに、内に秘めた熱い思いが感じられる、最近では珍しいタイプ!?の若者でした。 期待出来そう・・。
ところで、小生が研修期間中に、必ず連れてゆく場所があるんですよ。 それは、・・・ここ、
『室蘭八景』なんですけどね!! (伊達発着、約三時間の行程です。)
地球岬灯台
今年は内部公開の日でした! ラッキーでしたね、K.S君! そして、天気も最高だった。
灯台から見下ろす断崖絶壁
観光道路を巡り、最後にここから、景色を眺めるんです!!
測量山からイタンキ浜方面を望む
測量山から白鳥大橋方面を望む
この、360度の大パノラマを見ながら、世界を語るんですよねぇ・・・。
これは、もはや、小生の自己満足かな・・?!
すると彼がポツリと一言、僕、卒業したら、ニュージーランドへ行って研修したいんです!!
遥か遠くの国へ、思いをはせているようでした・・。
若いうちに何でも経験したほうが良いんです!!
頑張れよ! 未来の農業者!
[2010.08.14]
また、大雨が降りましたねぇ!!
ゲリラ豪雨っていうんですか? 暑さの後に、雨ですから、小生のような、野菜農家はお手上げです。
伊達を代表するこの川も、久々に水を十分に湛えてました。
長流(おさる)川
珍しく、大河の様な雰囲気を出している風景は、小生としては有り難くないんですけどね!!
お陰さまで、お盆明けに、野菜を植えつける予定にしていた畑はこんな有様ですよ・・・!!
池のようになった畑
最近、野菜が高くなってきているみたいですが、自然相手の商売ですから、思うようになりません!!
そんな小生を、Hさんが、心配して下さいました。
<Hさんのブログ>
実はチョッと期待してみたんですが・・。 簡単に、問屋は卸してくれませんでした!! 甘かった!!
それにしても、こんなに、自然に翻弄されちゃうんだったら、真剣に、
<こんな事>
考えなきゃなんないのかな・・???
いえいえ、そんな誘惑には負けてられません・・!!
それより、そんな大金!、小生持ってなかった・・。 考えるだけ野暮でした・・。
[2010.08.08]
この時期、伊達では、よく見られる風景なんですが・・・!?
今年も、伊達の農家にとっては、大変に辛い収穫作業になっちゃったんですよ・・・!!
秋播き小麦の収穫後
本来なら、収穫を喜べるはずなのに、一番大切な(収穫時期)の豪雨によって、麦の穂が発芽してしまって、品質がとんでもなく低下してしまったのです。
麦は、国が買い上げてくれる品目ですから、品質のよいものだと、自動的に買い上げられて、農家の安定収入になるというしくみなのです・・・。
もしものためにと、保険(農業共済)があるのですけどね・・!?
昨年も、使っちゃってるので、今年はどの位、支払ってもらえるのか・・・? 保険って、万が一のためにつかうものですからねぇ。
連続だと、チョッと厳しいんですよ・・。
麦のロール
麦農家の副収入がこの麦わらのロールなのですが、一巻きが、3000~5000円(10アールで約2ロールできる。)で、畜産農家が買ってくれるんですが、どこにも追いつきませんよ。
皆さんが、目にしている景色の陰で、こんなドラマが展開されているんですよ・・・!!
そんな時に、ロシアが小麦の輸出をストップと言う、ニュースが流れていましたね。
消費者の皆さん、小麦も国産!! 宜しくおねがいしますねぇ。
さてさて、農業だって、暗い話ばかりじゃありませんよ。
稲の穂
今年の米は、豊作の気配ですね・・。
我が家の田ん圃
ただ小生、豊作と聞くと不安になっちゃうんですよね・・!
失礼、これは
<小生の思い込み?>でした・・・!!
[2010.07.23]
それにしても、暑い日が続きますね・・。 うんざりした、毎日をチョッとだけ忘れていただくために・・!?
読者の皆さんには、ほとんど何の特典もない小生のブログなんですが、そんな、読者の皆さんのために、
最高のプレゼント(情報)!? を差し上げましょう。
それは、伊達に住んでいる皆さんがうれしくなってしまうネタ!? かもしれませんよ・・・。
これなんです。
何だよ、ただの玉葱じゃないの!なんて言わないで下さい。 これから説明しますので・・・。
最近収穫したばかりの伊達産玉ねぎなんですけど、これが、とんでもなく凄いものなんですよねぇ。
玉葱には血液をサラサラにする効果がある事は皆さんご承知でしょう。
その効果を発揮するという成分がなんと、伊達産では2倍も入ってると言うんですから驚きなんですよ。(伊達産でも、この越冬たまねぎだけ!!ですよ。)
そして、この玉ねぎ、メチャ甘いんですよねぇ・・・。 オリゴ糖も他産地ものの1.5倍との事。
ご参考までに、その新聞記事を載せちゃいました。
新聞記事
この玉ねぎは、秋に畑に植え付けをして、そのまま冬を越えて、まさに今、7月に収穫するんですよ。 この栽培スタイルにも伊達の気候が合っているんですね・・。
風雪に耐えて成長した『越冬玉ねぎ』
ところがこの玉ねぎ、伊達市内で、3軒しか栽培していない上に、収穫した玉ねぎはほとんどが、伊達から出て行ってしまうんですから、残念なお話です。
そんな訳で、伊達の人の口には、ほとんど入らないんですよねぇ・・!!
こんな話をして、物がないんじゃどうしようもないだろう・・!!
聞こえてきましたよ、読者の皆さんの怒りの声が・・・・。
そこで、読者の皆さんのために、
僅かですが、確保しました・・・!! どうしても、食べてみたいという読者の皆さん・・・。
『峠のやおや』で、お買い求め下さい。 一度は、食べていただきたい逸品です。
今日は、宣伝じゃありませんよ・・!?