昆布岳はアイヌ語の「コンポ・ヌプリ」(小さなコブ山)から由来する名のつく1000mたらずの豊浦町にある山で、整備された登山道をもつ後半までは結構緩斜面の登りやすい山である。
この山の周辺には他に高い山がないので、独特の形をしている山頂はどこからもよく見える。
9年前、前に飼っていた犬を連れて一緒に登ったことがあったが、その時はすごい風と霧に見舞われ、大変な思いをしながら頂上まで登ったものの、完全霧中の状況で何も見えず、がっかりした記憶がある。

この山は、長女が中学生の頃、学校のイニシエーションキャンプという課程で登山し、この頂上でたったひとりで一晩をして過ごしてから翌日下りてきたという山でもある。
今回は、前日に洞爺湖にカヤックに行った帰りに、山好きのカミさんに「明日は昆布岳に行こう」となぜか口走ってしまったことからの企画となった。その翌日にはいつもの仲間と4時間テニスもあったが、多分、北海道のアウトドアのシーズンを惜しむ気持ちがそうさせたか、歳をとっていろいろとガタがきている自分をどこかで認めたくない気持ちがそうさせたのかもしれない。

心臓の手術を控えている体を抱えながら、こうしたアクティビティをすることはあまりよくないのかもしれないが、人間は理性よりも感情、感情よりも何者かによって操られるものであり、なんか登りたくなったのだ。

汗だくになりながら、八合目まではダラダラと進んだが、ここからキツくなってきた。

頂上が見えた。あと200mくらいか。足が動かなくなって立ち止まり、しばらく呼吸を整えてまた足を踏み出す。ゴールが見えるとまた足が進む。

やったー!着いたー!景色も素晴らしいが、赤とんぼの数もすごーい。



カミさんが遅れて登ってきた。

今回は前回拝めなかった雄大な景色を楽しめた。
前犬のリリィちゃんもどこかできっと喜んでくれているだろう。

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初めまして
このブログを見るのが好きで、過去の分も楽しませていただきました。
大きなお世話なのですが、「景色のおすそわけ…2026年02月10日」にある山は
正面に小さく昭和新山、右端に有珠山、正面遠くの山は駒ケ岳です。
気になってしまいコメントしました。
今後も楽しみにしています。 kayakerファンより
どうもありがとうございます!とてもうれしいです!
(ご指摘の箇所、修正しました。)