豊浦町では、道を歩いているとよく貝殻を見かける。ホタテが多く、たまにカラス貝も混じっている。さすがホタテ名産の町である。

最初は、貝殻を土壌改良材として使う人が輸送中に落としたかと思っていた。だが道端、それも畑とは無縁の場所に落ちているとなると、少し話が違う。
犯人はカラスたちだった。
漁港あたりでいつもおこぼれを狙っている彼らが、拾った貝を道端まで運び、落としたりくちばしで割ったりして中身を食べているらしい。くるみを高所から道路に落として割るのと、同じ要領だ。あいつら、実に頭がいい。

ただ、感心してばかりもいられない。散歩中のうちの犬たちが、その残骸を拾い食いするので、我々にとってはなかなか迷惑な話なのである。

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