噴火湾豊浦産のホタテの稚貝をたくさんいただいた。
実はしばらくの間、噴火湾では「貝毒」の発生から、加工物以外は出荷自主規制となっていたが、最近出荷解禁となったらしい。

貝毒というのは、ホタテなどの貝が食中毒を起こすプランクトンを食べることで発生するもので、人が食べてひどい時は死に至るということもあるらしい。
主にホタテのウロと呼ばれる肝臓・脾臓の役割を果たす内臓に蓄積しているので、これをとってしまえば問題はないはずなのだが、生食用には出さないのが通常のようだ。
噴火湾のホタテは卵から1年かけて大きくなったものを「耳吊り」をしてまた海に戻す。貝の耳のようなところに小さな穴をあけて紐を結んで海底に沈めるのだ。
その後冬までに成長して大きくなったものが2年貝として出荷される。
この時期4月頃から1ヶ月くらいはこの「耳吊り」という作業が行われるが、その際に選別された小さい貝が「稚貝」として一部お裾分けで出回るというわけである。

今回はたくさん頂いたのでウチだけでは捌ききれず、隣近所に配りに行った。時に、「ウチは明日から耳吊り行くのよ……」ともらってくれないケースもある。結構みなさん、朝早くから耳吊りのバイトに行っているようだ。
頂いた稚貝はそのまま鍋に入れてしばらく加熱。貝の蓋が開く程度蒸したら、ウロを取り除く。それをウチでは冷蔵庫に保存しといて、味噌汁に入れたり、マヨネーズにちょっと醤油をつけてそのまま食べるのだが、いつも実に美味しい!
地元産のものは、やはりなんか生産者やそれに関わる人たちがの顔が浮かんでくるからか、感謝を感じながらより美味しく感じられる。
野菜にしろ、海産物にせよ、旬のものをこうして味わえることは、田舎に住むひとつの大きな幸せだと思う。

\ この記事をシェアする /

「心の伊達市民税」で毎年、「活ほたて」を注文しているのだが、少し前は「台風被害」、今年は「貝毒」で扱いが無くなっている。
とても残念に思っていたら、kayakerさんが稚貝を食べている。
それなら特産品で扱えるのでは?・・・と疑問に思っている。