「こんなところにあるんだ・・・」とちょっとびっくりさせられた。
かなり以前からカミさんは友人などに本格上生菓子店が黒松内町にあると聞いていたが、初めて行ってみると、それは黒松内のしかも人里離れた普通の古い家だったのだ。そして、家こそが売り切れしだい閉店の繁盛店「和生菓子すずや」なのである。

実はこの店に来る前、この1月のことなのだが、ここの主人が14年間修行した鎌倉の和菓子名店「美鈴」さんに行ってきた。「美鈴」といえば大切な人に上品な和菓子をお出しする時にお願いするお店である。この店に訪れたときに、お弟子さんが開いたこの「すずや」さんの話を聞くと、女将さんはとても懐かしそうな目をして話をして是非とも贔屓にしてあげてくださいと言っていた。

そうして独立した「すずや」の主人が家族と共に新天地北海道に移住されてから、もうすぐかれこれ18年になるという。俺の幼少期をたくさん過ごした思い出深い鎌倉の因子が、和菓子の形で入ってきて北海道にしっかりと根付いているは感慨深い。



この店も鎌倉の美鈴と同様、毎月季節の生菓子を製造している。四季の美しさを表現するのは上生菓子ならではのもの。控えめな甘さの中にある上品さと、口の中で溶けていくような食感はなんとも特別な味わいがある。この辺の技術の継承は確かなものがあるのだろう。

ここの上生菓子は、手作りにこだわりや強い好みを持っている人が特に惹かれるはずだ。

北海道にある本格上生菓子として、多分、内地から移住してきている北海道人は懐かしさと幸せな味を感じると思う。
一味違う内地の上生菓子。北海道の方は一度お試しあれ。

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[…] また、この日には名前・年齢を書いた人形(ひとがた)に体を撫でて息を吹きかけ、穢れを移し、神社でお焚き上げをしてもらって祓い清める。これはなにかあのブードゥー教の藁人形の儀式に似ているようだが、考えてみると神道のこれは自分の穢れを移す「内から外へ」のもので、ブードゥーの特定の人間に影響を与える「外から他者へ」とは正反対だ。つまり「マイナスを取り除く考え」と「相手に何かを及ぼす考え」の違いであることに気づく。さらに、水無月という和菓子を食べる風習もあるので、これは黒松内の和菓子屋「すずや」さんで用意をしてもらった。 […]