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秋の夜長におもうこと

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秋分の日がすぎ、すっかり秋の気配となった。
この日は月齢3.3の三日月が居間から拝めた。
先日、ここまでガラケーで頑張ってきた友人のスマホ切り替えを
サポートしたら、随分とお高いカティサークを頂いたので、
こいつで秋の夜長を楽しむ。

しかしこの間雪が解けて桜が咲いたと思ったら、
もうこれからまた冬の準備にはいるという感じだ。
今年の春には孫も生まれたからか、
とにかくどんどん月日が経っていく。
いつもそこにとどまることができないという感覚は確か。
でも常に変化する世界を感じることができるのは、
常に変化しない定点、つまり自分がいるからだろう。
これまでもたくさんの変化が自分の前を通り過ぎて行った。
そしてこれからも、常に周りは変化していく。
肉体も変化していく。物も変化していく。万物は無情なり。

であれば、
これは避けられないことである以上、
どうせなら変化するそれらをよく観察して
それが2度と戻れない今であることを忘れずに生きよう。
味わうのである。
時に甘い味、時に辛い味、時にしょっぱい味、苦い味、薄い味、濃い味・・・
味に良し悪しはない。ただ味わう。味わうのだ。

人生の出来事は勝手に起きる。自分が何をしていようとだ。
三日月が勝手に高度を下げていくのを見ながら
そう思った。

この当たり前のこと、
若い頃には気づかなかったなー。

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犬と暮らしとカヤックと

kayaker

豊浦町でワンコたちと暮らし、たまに海で遊ぶ日常をつづります。

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