今年の桜は例年より開花から満開までが遅いように感じている。
更に満開から散るまでが、いつもより早いように感じているのは私だけだろうか?
しかも満開になってから寒い日や雨の日が多く、快晴の中の花見は出来なかった。
そこで今年最後の桜を楽しむために、「花筏」と「遅咲きの桜」を探しに出掛けた。
先ずは勝どき駅上にある「月島第二児童公園である。
前夜からの雨で水溜りが出来ていて、鉄棒の下で花びらが水溜りを囲むという珍しい光景に出会った。

駅前から都バスに乗って「月島駅」のバス停で降りた。
そこから200メートルくらい進むと相生橋があり、ここが中央区と江東区を分けている橋である。相生橋の手前にスーパー堤防があり、左側が「石川島公園」である。
ここに入って行くと、桜の季節は「桜のトンネル」になる。
誰もいないことを幸いに、そこを歩きながら動画の撮影をした。
私と一緒に「桜のトンネル」を歩いた気持ちになって欲しい。
相生橋を歩いて渡り、江東区に入る。
右側には昔の東京商船大学、現在の「東京海洋大学」があり、帆船「明治丸」が展示してある。15分くらい歩くと大横川の橋を渡り、門前仲町の交差点になる。
私は橋の手前を右に入る。ここ々の桜はいまが見頃であるが、小雨が降っているので花見で歩く人も僅かだ。上流から桜観光の船がやって来た。
傘をさして乗っている人も見える。「寒いだろうな~」と同情する。

川沿いの狭い道は舗装もされていないので、ところどころに水溜りが出来ている。
その周りに散った花びらが集まっている。
よく見たら水溜りに、桜の木が映っているのが見えた。
「桜まつり」の提灯も映っている。
グリコの宣伝にあった「一粒で二度おいしい」状態である。
この光景は風流で良いのだが、足元がぬかるむのが困った。

大横川の水溜りを見た後に、桜があったような気がして富岡八幡宮に行ってみた。
大きな鳥居を潜り本殿に向かうと、左側に大きな石碑がありそこに桜が咲いていた。
石碑には「昭和天皇 救国の御決断と 富岡八幡宮」と彫ってあった。
この石碑は資料によると次のようなものである。
『昭和天皇は昭和20年3月18日東京大空襲の被災状況を富岡八幡宮に視察された。この有様を見て終戦の決断をされたのだと推察したことを記念した碑である』とある。

門前仲町のバス停まで歩き、「豊海水産ふ頭」行きのバスに乗った。
途中でバスを乗り換えて銀座4丁目で降りて、「うどん」を食べるために数寄屋橋交差点方面に歩いて行った。
交差点の角には交番があり、そこには「はぐれっ子」という少女像と、その横に「はぐれ桜」がある。ここの桜はこの辺りでは満開になるのが一番遅い桜である。
この日もまだ5分咲くらいで、満開まではまだ4~5日は掛かりそうだ。

交番の前を通り過ぎて、銀座1丁目に向かうと「銀座桜通り」がある。
この通りには「富士フォトギャラリー」があるので、時々、アマチュア写真展を見に行くので通る。道路の両側には大きな桜の木が植えてあり、この季節は桜並木を楽しめる・・・はずだった。
ところが桜の木は若木ばかりで、しかも花は咲いていないので終ってしまったか?
大木は老化で倒木の恐れがあり、切り倒されたのかもしれない。
ところどころの木に札が掛けてあり、管理番号の他に桜の種類が書いてあるのを見付けた。札には「八重桜」と書いてあった。
八重桜はこれから咲く桜なので、数年先には楽しめそうだ。

(おまけの話)
「銀座桜通り」から銀座通りに出た。
ブランドショップに縁も興味もない私だが、2丁目の角の「TIFFANY」の壁面に驚いた。
銀座のブランドショップにも「春」が来たのである。壁面に派手な桜の木を描いている。
私の美的センスなど当てにならないが、それでも「TIFFANY」の壁面は街から浮いているように感じた。「TIFFANY」はお洒落と思っていたが、これはあまりお洒落ではないように感じる。
昔のことだがオードリー・ヘップバーン主演の映画「ティファニーで朝食を」という映画があったが、それを思い出した。

銀座通りを4丁目に向かって歩く。
右側の「あんぱん」の「木村屋」の店頭には桜の木が飾ってあるが、反対側から見ている私には造花に見える。銀座は相変わらず外国人観光客が多く、4丁目交差点で信号待ちをしている人達の比率は外国人の方が多いように感じる。
外国人の多くは三越デパートに入って行く。そのせいか最近は食料品売場に外国人が多い。近くには歩いても行ける築地市場があるので、外国人観光客は新旧の市場を楽しめる。
三越の1階入口を入ると、右側に大きな派手な「FERRAGAMO」の展示場が出来ていた。
春めいたスカーフのような布が展示してあり、お客を誘っている。

4丁目交差点を右折して、数寄屋橋方面に向かって歩く。
両側には欧米の有名ブランドショップが立ち並んでいる。
そんな中でいつも外国人の行列の出来ている日本のブランド店があるが、それは「ONITSUKA TIGER」である。
この店はアシックスのシューズのブランド「TIGER」に特化した店である。
更に進むと私がよく無料映画を見に行く「HERMES」の店舗がある。
ここも春の装いで展示を変えて、機械仕掛けとなった。
木で作られた波の上を進む「ヨット」であり、いつまで見ていても飽きない。
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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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北海道の桜もだいぶ蕾がふくらんできましたが、今日はみぞれ混じりの寒い朝です。いっせいに花開く春はもうすぐそこですが、待ち遠しい。
4月4日は「アンパンの日」である。銀座木村屋が天皇陛下へ「アンパン」を献納した日とされている。天皇陛下も「アンパン」を食されるにかと親近感を覚える。水泳で疲れた身体に、3時のおやつとして「アンパン」を食べる私はオヘソに桜の花びらを乗せちょっと塩味が効いたのが好きである。三多摩の桜は一昨日の驟雨にも負けずまだ満開でありますよ! 頑張れ! 桜!
確かに、誰もいない静かな、満開の桜の下を歩くと、神秘的でまた同時に妖気が漂よう。昔、桜の下には鬼がいると言われたが、さもありなんだ。
さて、Tiffani の壁のペイント画は、いただけませんね。銭湯の大衆ペンキ絵に見えます。