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街角スナップ(16)・・・錦糸町

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何年ぶりかで錦糸町に行った。その目的は「谷記」に行くことだったが、この話はこの少し下で・・・。「勝どき駅」から大江戸線で「門前仲町」に出て、そこから都バスに乗って終点が「錦糸町駅前」である。所要時間は約45分だった。
都バスだけで30分も乗るが、交通費はシルバーパスで無料である。

前回ここへ来たのは大昔なので、大きな駅ビルに驚き街が清潔になっているのに驚いた。錦糸町駅辺りは「海抜ゼロメートル」で、場所によってはマイナスになっている街である。

 JR総武線「錦糸町駅」の駅ビル

かなり前のことだが駅を背にして左手には、「江東楽天地」があった。
現在は立派なビルになっていて、ビルの上の方に「楽天地」と書かれていた。
「江東」というのがダサいので、それは省いたようだ。

帰ってから調べてみたら、『江東楽天地は1937年(昭和12年)に建設され、阪急阪神東宝グループの㈱東京楽天地によって運営された。1986年(昭和61年)には江東楽天地の娯楽施設をまとめる形で、娯楽街の跡地に楽天地ビルが建設された』と出ていた。
昔は大きな入浴施設もあったように覚えている。

 懐かしの現在の「江東楽天地ビル」

駅を背にして、右側が下町の繁華街である。
入口には「ピアきんしちょう」と洒落た名前が付いている。
通りを進むと飲み屋、飲食店などばかりで、夜になるとかなり賑わいそうだ。
中には怪しい看板の出ている店もあるし、風俗店があるのか「無料相談所」もあった。

以前はこちら側の方が賑わっていたが、現在は駅の反対側の方に大きな商業施設が出来て賑わっている。下町といっても歴史ある下町ではなく、新興下町の感じがする通りだった。

 「ピアきんしちょう」(駅ビル通り)

【町中華】
「ピアきんしちょう」に入り、今回の目的地に急いだ。
いつもブログのネタ探しに苦労しているが、これもボケ防止のためと割り切っている。
そしてまたテレビネタだが、夕食後の番組で錦糸町の24時間営業の町中華「谷記」の様子を見た。

「谷記」は「クキ」と読み変な名前だと思い調べてみたが、ネットにも出ていなかったので分からない。オーナーも調理人も全て中国人で、注文してから料理が出て来るまでの時間が「吉野家」なみの速さで有名だそうだ。
「早い・安い・美味い」と解説していたので、「本当か?」と思い出掛けて行ったのである。

  町中華「谷記」

「ピアきんしちょう」は別名「駅ビル通り」で、そこを入って100メートルくらい行った角に「谷記」はあった。
テレビ画面では大きそうな店だったが、実際は小さな店で1階と2階に客席がある。
狭い4人掛けのテーブルを中央で仕切り、私はそこへ坐ってメニューを見た。

私は定食の中から「ニラレバ炒め」を注文し、どのくらいの時間で出て来るか計ってみた。
すると3分弱で料理が出て来た。これは確かに早い。値段も790円なら安いと思う。
では「味はどうか?」と食べてみたら、これが美味しかった。

「早い・安い・美味い」は嘘ではなかった。
他の人が注文した「麻婆豆腐」も計ったら、2分で出て来て驚いた。

「レバニラ炒め定食」(790円)

「谷記」の前は小さな公園になっている。
探しながら行った時は、通り過ぎてしまった。
店は角地にあり入口が斜めを向いているので、振り返らないと気が付かなかった。
行き過ぎではと思い戻ったら、公園のトイレの向こうに店が見えたのである。

このトイレが洒落ている。最初はトイレと思わなかった。
屋上にバイオリンとベースを弾く盛装した人形が立っているのである。
こんな下町には似合わないが、だからこそ作者はこんなものを作ったのかもしれない。

お洒落なトイレの上には「演奏家が2人」

トイレの反対側にも、お洒落なものを見付けた。
近付いてみたら、地下式の駐輪場だった。
私は車も自転車も乗らないので知識が無いので、ネットで調べてみました。
するとこれは「エコサイクル」という商品で、地下に自転車を収めているそうだ。

出庫は自分のカードをセンサーに当てるだけで、すぐに出て来る優れものだ。
錦糸町という名を聞いただけで「放置自転車」というイメージがあるが、これも調べたら江東区は放置自転車に困り、このシステムを導入したそうだ。錦糸町は「新旧」が入り乱れている街だった。

 お洒落な「地下駐輪場」

(おまけの話)
駅前に戻ると、また洒落たものがあった。どうも錦糸町という街は分からない。
洒落たガラス張りの喫煙ブースであるが、喫煙者が多いところが洒落ていない。
2人の男が台を出してなにかやっているのが見えたので、近付いて行った。
すると私は係の男に声を掛けられた。『試飲が出来ます』と言われた。

なにかと思ったら「明治フーズ」の乳酸飲料「R1」だったので、今までに飲んだことがないので試してみた。飲み終ると男が『いまここで宅配を申し込むと、割引になります』と言った。私は買ってまで飲みたいものではなかったので、『年金生活者なので、女房に相談しなければ無理です』と言って断った。

 お洒落な「喫煙所」

喫煙ブースの左手に小さな演歌のCD専門店があった。
店の前に人だかりがしているので私も近付いてみたら、これから演歌歌手の実演が始まるところだった。用意されたお立ち台に乗り、「黒川真一朗」という中年の男性歌手が登場した。

私は名前も聞いたことが無かったが、最前列には2人のお婆さんが応援の団扇を持って嬉しそうだった。スピーカーからメロディが流れ、演歌歌手が歌った。
私からの距離は2メートル半くらいだ。

折角のことだし時間もあったので、聞いたことの無い演歌を4曲も聞いてしまった。
「ジジイも歩けば演歌に当たる」であった。

  店頭で歌う「演歌歌手」

錦糸町に来た1回目は大学生の頃、車のスピード違反で交通裁判所に来た時だった。
2回目は社会人になってから、同業者の事務所が錦糸町駅の北口にあり、そこを訪問した時だった。懐かしいので、交通裁判所を探しに行ってみた。
しかし私の思っていた錦糸公園の隣には、巨大な商業施設があり探すのは諦めた。

帰ってからネットで調べたら、『交通裁判所とは通称であり、正式名称は「東京簡易裁判所墨田庁舎」で、主に交通違反に関する刑事手続きを取り扱っており、警視庁の墨田分室や東京区検察庁道路交通部も同じ建物内にあります』と書いてあった。
そして場所は錦糸公園の斜め奥を抜けた場所だった。もう少し探せば良かったなー。

錦糸公園

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伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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コメント(2件)

  • 昭和39年10月10日は昭和の東京オリンピックの開催日であった。その記念すべき日に私は中央線の中から代々木公園のオリンピック会場を目にしていた。何故かというと、交通違反で錦糸町へ向かう電車に乗っていたからである。収入の無い学生時代の惨めな思いを錦糸町と聞くたびにオリンピックと一緒に何時も思い出す。

  • そんなに素早く料理ができる「谷記」の店ならば、是非キッチンを拝見したいものです。 冷蔵庫の中、食材の並べ方、食器の整理の仕方、など、学ぶものはたくさんありそうです。

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