【落選続きのフォトコンテスト】
今回のテーマは「落ちる」なので落ちたことを話題にすると、どうしてもフォトコンテストになる。応募作品は必ずしも自信作ではないが、今回は「数打ちゃ当たる」で昨年に応募した写真を載せた。最近の私は一眼レフカメラが重いので、コンパクトカメラで安易に撮影しているのが落選の理由かもしれない。
「葛飾区観光協会」(落選)
この写真は「水元公園」の彼岸花である。
公園の中央辺りの小さな丘に、見事に咲いた彼岸花は見応えがある。
これを写真に表現するのは難しいが、丘の下から上に向かって狙ってみた。
でも審査員の眼鏡には叶わなかったようで、落選の通知も無かった。

「港区観光協会」(落選)
この写真は晴れた日の東京タワーである。
東京タワーは高いので、近くから撮影するのは難しい。
この場合は下り坂の途中から撮影したもので、「駐車禁止」の道路標識に外国人観光客が色々なシールを貼っている。
落書きの代わりにシールを貼るのが、最近の傾向のようだ。
敢無く「落選」した。

「千代田区観光協会」(落選)
この写真は東京駅近くの丸の内仲通りの光景である。
まだ時間が早いせいか人通りも無く、閑散とした風景である。
休憩用の椅子が出されているが、昼になればこの近くで働くサラリーマン達がやって来る。2~3年前から「Instagram」に限定した募集になり、私には少々、面倒だ。

「中央区観光協会」(落選)
中央区は多くの区と同様にネットでの応募に限定されていて、5作品まで応募できる。
これは春の消防訓練の様子だが、逆光の中で太陽が光っている。
それなりに自信作だったが、中央区は入選作を観光用に使うので、イメージとして暗かったのかもしれない。応募の5作品は全て「落選」だった。
過去には2度ほど、入選したこともあるのだが・・・。

「東京都水道局」(落選)
ネットで見付けたフォトコンテストで、「水」に関係する写真を募集していた。
過去の入選作を見ると、川、池、湖などの風景が多かった。
私は意表をついて、ビルに設置してある「給水栓」を撮影して応募した。
自分では良いと思ったが、審査員は「良くない」と感じたのだろう。

「仏教伝道教会」(落選)
このフォトコンテストは「ほとけの心フォトコンテスト」というタイトルで、与えられた仏教の言葉に合うような写真を撮って応募する方式である。これは意外と難しい。
私は築地本願寺の「花手水舎」の写真で応募したが、駄目だった。
入選すると「一日一訓カレンダー」に採用される。
観光協会と違い、仏教伝道協会は予算があるらしく賞金も割合に高額である。
いつかは入選したいと思い応募し続けて、もう数年になる。

【文京区観光教会】(落選)
ここだけはネットからの応募でなく、A4にプリントした写真の応募方式である。
少し面倒だが、それだけ応募者も少ないのではないかと思い応募を続けている。
でもまだ一度も入選したことが無い。
それでも諦めないのは、文京区観光協会だけが手紙で落選通知を送ってくれるからだ。
今回、紹介した他にも「Cool Japan」、「EPSON」、「クボタ」、「只見線」、「東京公園教会晴海埠頭」のフォトコンテストに応募して、全て落選している。

(おまけの話)【あかつき公園のカリン】
少し前に聖路加国際病院の近くの「あかつき公園」で、6個の「カリン」を拾った。
カリンは匂いが良いし長持ちするので、もっと欲しいと思い数日後にもう一度行ってみた。すると地面に3個ばかり落ちてはいたが、傷だらけだった。
木の上を見上げると、大量のカリンの実が見えた。
大きな綺麗な形のカリンが見えるので、なんとかあれが欲しいと思った。

カリンの木は4本あるが、木の幹を押してみたがビクともしない。
4本の木の内の1本が割合に細い木で、これなら手で揺らせるかもしれないと思った。
なるべく木の上の方を押してみたら、ドスン・ドスンと地面にカリンが落ちる音がした。
そこで今度は力を入れて、大きく揺らしてみた。
するとバラバラ・ドスンドスンと音がして、大量のカリンが上から落ちて来た。

嬉しくなって更に揺らしたら、もう2~3個しか落ちて来なかった。
他の3本の木をもう一度押してみたが、やはり全く揺れなかった。
地面に落ちたカリンを拾い集めたら、なんと20個以上もあった。
バッグに入れてある袋を取り出してカリンを入れてみたら、19個以上は入らなかった。
そこで形の悪いもの、傷の多いものはその場に置いて、重かったが19個を家に持って帰った。
1回目と違い、女房はそれほど喜ばなかった。私は良さそうな4個を選んで、自分の部屋に置いた。これでしばらくは「加齢臭」も中和されるだろう。

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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当選するには、他人の評価基準が大事ですね! 作品へのご自分の評価基準とその作品の良し悪しを判断する他人の評価基準がぴったりと合った時に初めて当選するのでしょうから、それは難しい事です。それでもめげずに挑戦する気持ちを尊敬しながら、当選の吉報を待っています。
私としては、あかつき公園で撮った「カリンとメタセコイア」が、秋らしさと公園の静けさが感じられた事と きれいに並べられたカリンが苦労して収穫した結果を暗示していて、とても良い写真だと思いました。