【晴海埠頭客船ターミナルのオープン】
しばらく工事中だった晴海埠頭公園に隣接している「晴海埠頭客船ターミナル」が、11月1日にオープンとなった。10月26日(日)に一般公開されたが、その日は残念ながら他のイベントがあり行けなかった。
ネットで確認したら、初日の11月1日午前10時に開業記念式典が行われると書いてあった。
そこで我が家から歩いても15分で行けるので、式典を見に行った。
ターミナルは以前と様変わりで、平屋建てで簡素な作りだった。
大型クルーズ船はレインボーブリッジを通過できないので、新しく建設した「東京クルーズターミナル」に行ってしまう。だからこちらに来るのは小型のクルーズ船だけである。

この日の午前8時にオーストラリアのクルーズ船「Coral Geographer」が入港した。
船は全長93メートル、5500トンで、クルーズ船としてはかなり小さい方だ。
10時から始まった式典は人数も20人くらいと少なく、私を含めて一般人は10人くらいだった。
式典の決りの主催者挨拶、来賓挨拶だが、いつもなら登場する小池都知事は忙しいのかビデオメッセージだった。今回の来賓にはクルーズ船の船長が参加していて、通訳付きの英語で挨拶をした。クルーズ船の上級船員が3人出席していたが、日本式の式典に参加したのは良い思い出になっただろう。

式典の最後を飾って和太鼓集団「月島五神太鼓」から、10人くらいが出演した。
男性3人、女性が7人という珍しい構成で、バチを使ってテンポの速いリズムを刻んだ。
全3曲を演奏し最後の1曲は女性が5人で演奏したが、男性に負けていない迫力があった。
和太鼓というものは、日本人ならそのリズムが心地良く胸に刺さる。
来賓の挨拶は小さな声なので私は聞いていなかったが、和太鼓は音も大きく体全体に響いた。今回の式典は少人数で、オーストラリア人の日本風挨拶も見たし、和太鼓も楽しめて「行って良かった」と思っている。
【都心の秋】(1)
コンクリートジャングルの都心にも、秋がやって来た。
今年の夏が異常な暑さの上に、いつまでも暑かった。
だから夏から急に冬になったような気分になっていたが、気を付けていると街の片隅には秋が来ているのが見えた。
最近は利用している図書館を「晴海図書館」に変えたので、都道2号線を歩いて行く。
その道路は虎ノ門から豊洲市場の横を通過して、東京ビッグサイトへと続いて行く。
晴海運河の上の橋を渡ったら、片隅に何本かの「猫じゃらし」が生えていた。
穂が枯れて、秋を感じさせる。「猫じゃらし」は正式名を「エノコログサ」と言うそうで、イネ科の1年生草本である。

【都心の秋】(2)
更に進むと元「東京オリンピック選手村」だった「HARUMI FLAG」に出る。
交差点の左側に紅葉が見えた。近付いてみたら「ハナミズキ」のようだった。
都心ではなかなか赤く染まる木を見ることが少ないので、なんだか嬉しくなる。
やはり紅葉を見ると、私は「秋だなー」と思うのである。
広い道路を渡ると、すぐ先が「晴海図書館」である。

【都心の秋】(3)
自宅の近くではなかなか秋を感じられないので、銀座に出て探してみた。
当り前だが「銀座に紅葉は無い」と、改めて感じる。
夏の暑い日に通行人の為にミストを噴射している、小さな公園が晴海通りにある。
そこで秋を見付けた。でも秋と言うより、冬かもしれない。
大きな白い花を盛大に咲かせていた「カシワバアジサイ」が枯れていて、ドライフラワー状態になっていた。花びらを触れば、ハラハラと散ってしまいそうだ。

(おまけの話)【激安お弁当屋】
少し前のことも忘れるようになってしまい、なにで見たか覚えていない。
それは「激安お弁当屋」の「きよぴー」の話で、また八王子にあった。
そこで今回も八王子の隣町に住む同級生のYさんに、この店の取材を依頼した。
「きよぴー」とはなにか変な名前なのでネットで調べたら、「清川ハッピーステーション」の略で、八王子市内で配食サービスを続けているボランティア団体だと分かった。

今回はすぐに取材に行ってくれたYさんが報告を送信してくれたので、それをそのまま載せることにした。
『八王子市清川町に「きよぴー&とまと」という激安店があるから、取材して来い!との指令が来た。そこでスポーツジムの休館日を利用して訪ねてみた。今回の取材は運よく一度で完結した。我が家から車で走ること30分の八王子市の外れの分譲住宅地の中にある寂れたシャッター商店街の片隅に空き店舗を再利用した小さなお店が開いていた。・・・』
『可愛らしい手書きの看板とガラス窓に一面に張り巡らされたメニューやPOPに迎えられ中に入ると、一斉に「いらっしゃいませ!」の元気な声に迎えられた』

『60代から70代のご婦人とご老人が座って、おしゃべりの真っ最中であった。お店のPRポイントは、地域への思いを持った人達160人が支える任意団体であり、「活動することの楽しさ」を共有し、高齢者でありながら元気に過ごすことを目標にしている。・・・』
『活動の軸を「食の提供」と「常設サロン」の2店舗を運営している。その活動が地域支援サービスを産み出す。その他に「子供支援」、「高齢者支援」、「世代間交流」など活性化を図っている。店頭で購入した弁当、その他の価格の安さを実感したのも頷けるわけである。・・・』
『弁当:500円、コロッケ:50円、てんぷら:80円、メロンパン:30円であった。お昼のお弁当には多過ぎて、夜食に回すほどだった』。今回のYさんの報告は真面目な話なので、私がこれを面白くするのは無理だろうと思った。

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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500円の弁当は激安弁当ではない、との指摘を受けて再度「キヨピー」へ行くつもりで気にかけていたのですが、遅かった!! 確かに弁当500円は激安ではないと思う。折角昼ごはんとして弁当を食べるには、中身が大事で美味しそうなおかずの入っていた弁当を買ってしまった。主旨に反してた取材となってしまったが今回は勘弁してください。
和太鼓のコンサートに行ったことがある。凄い迫力で、圧倒されるし、奏者のきびきびとした身体の動きが小気味良い。フィナーレ近くでは全員が奏ずるので、大音響がホール内を駆けまわり、天井からつるされたシャンデリア状の照明器具が落ちてこないかと心配になった。