行くところが無い時は、とりあえず銀座に出てみる。「なにかあるはず」と思うからだ。
先ずは和光の6階にある「セイコーハウス銀座ホール」に行ってみた。
いつもなにかしら展示会を開催している。
この日は「美の魁」というタイトルで、絵画と彫刻と造形を展示したあった。
ほとんどが撮影禁止の中で、このコーナーだけが撮影を許されていた。
タイトルは「月夜に」で、価格は55万円だった。
和光は高級品ばかり販売している店なので、展示会も高級品で目の保養になる。

ミッドタウン日比谷へ行けば「なにかやっているはずだ」と思い、そちらへ向かった。
JRのガードの手前を左に曲がると、右側に派手な細長い韓国系の居酒屋がある。
その先の左側はレストランの「ニュートーキョー」で、2階でジンギスカンを食べたことがある。
突き当りを右に曲がるとJRの下を潜る暗いトンネルがあり、ここを抜けると中央区から千代田区になる。
トンネルの左側の焼鳥屋では、午後から焼き鳥の串を刺す作業をしているのが見える。
最近は焼き鳥を焼くモウモウとした煙の中に、外国人観光客の姿も見える。
個人旅行客が増えたせいか、どんな場所でも外国人を見るようになった。

トンネルを抜けると正面は「いきなりステーキ」の店である。
右曲がり角を左に進むと右側は「TOHOシネマ・シャンテ」で、ここにはよく映画を見に行く。そのまま進むと突き当りが「ミッドタウン日比谷」である。
この日は「第38回東京国際映画祭」を開催中で、大きな画面に映画を映し出している。
椅子が置いてあるので座って無料の映画を見たが、この日は真冬の寒さで30分も見ていられなかった。

ミッドタウン日比谷の館内に入ったら、やはりイベントをやっていた。
「エビスビール 黄金のBAR」というコーナーが作られていて、この日は報道陣向けのお披露目のようだった。看板を見たら、260ml のビールが500円で飲めるようだ。
立ち飲み形式で、ところどころに丸テーブルが置いてあり、そこに集まってビールを飲んでいる。報道のためという理屈で、昼間から「試し飲み」なのだろう。
中には女性のグループもいて、酒を飲めない私はびっくりして見ていた。

次は帝国ホテルに行ってみた。
常にロビーに大きな花が飾ってあるので、「今の時期はどんな花だろう?」時になったのである。裏口から入ると、小さ目の丸くデザインされた花の飾りが置いてあった。
メインロビーに行ってみたら、もっと大きな同じようなものが飾ってあった。
そこには入れ代わり立ち代わり、花をバックに写真を撮る人達がいた。
帝国ホテルのHPで調べたら、花は「アナスタシア」、「スプレーマム」、「アルストロメリア」、他と書いてあった。私はアナスタシア以外は知らない花だった。この花は10月1日から31日まで飾るようだ。11月はどんな花だろう?

帝国ホテルの向かい側の日比谷公園にも行ってみた。
そこでは10月18日から26日まで、「日比谷公園ガーデニングショー2025 」を開催中だった。中央区と千代田区では「ジジイが歩けばアートに当る」のである。
日比谷公園は現在、大規模改造中だが、中央の芝生広場は完成している。
その広場の周りに「ガーデン」、「ライフスタイルガーデン」、「コンテナガーデン」、「ハンギングバスケット」と4種類のスタイルで花が飾ってあり、これが部門別のコンテストになっているようだ。日によっては苗木や花苗のプレゼントがあるようだが、マンション住まいでは植える場所が無い。

(おまけの話)【カルチェ銀座2丁目店】
晴海通りに大規模なカルチェが開店し、2丁目店は閉店となった。
「この後はどうなるのかな?」と思っていたら、引き続きカルチェが利用して「Maison de Panthere(メゾン ドゥ パンテール」として生まれ変わり、カルチェの精神を映し出す多彩なイベントの舞台となるそうだ。
ブランドには興味は無いが、以前からいつから開始かが気になっていたのでHPから問い合わせてみた。すると「LINEに登録すれば、決まり次第、連絡します」と連絡があったのでLINEに登録した。

しばらくしてLINEでお知らせがあった。
『10月22日から11月3日まで、メゾンの精神を体現するパンテール(豹)が誘う没入型ポップアップ「INTO THE WILD」を開催。パンテールの誕生から現代に至るまでの歴史、大胆なデザイン、卓越した職人技を多様な演出を通してご体験いただけます』とあった。
入館は予約制となっているのでLINEから予約を入れた。
予約したつもりの23日に行き入口で係員にLINEの画面を見せたら、なんと『予約は24になっています。今日は23日です』と言われた。
確かに画面には24日11時となっている。またやってしまった! 増々、ボケが進んでいる。
その場で係の女性の助けを借りて予約日変更を画面で行ったら、幸いに空きがあり中に入れた。

入った場所でスマホでQRコードを読み取ることになっていた。
それでオーデォガイドが聞けるようになっている。私がやってもスマホが反応しない。
係の女性がやっても駄目だった。何度もやっても駄目なので、諦めて「オーデォガイドは無し」で見ることにした。
会場は1階から3階まであり、映像でカルチェの歴史と動画を見る。3階では宝石類の製品を見る。女性客ばかりで、私にはあまり興味の無い展示だった。
家に帰ってからQRコードの読み取りを試してみて気が付いた。
WiFiがONになっていたので、OFFにしたら反応した。
スマホが故障したのではなく、私の頭が故障していたのである。

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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我が家の猫の額に少し手を入れた。近くに知り合いのお孫さんが花屋を開店したので、お祝いの意味も含めて庭に花を植えてもらった。培養土を入れた半本格的な「装花」?を施してくれた。小さな猫の額も少し華やかさが生まれてきた。花を植えることは好きなのだが、生かして置くことが苦手な私にはプロの植栽に期待している。
いつもさすが東京といった感じですよね。いくところはまだまだきっとありますよ。テーマとか視点を決めていけば、心の伊達市民第一号さんならば見慣れたところでもまた新しい発見があるはずです。
ひとつ興味あるのは未だに開発が進まなくて取り残された場所などありますかね?もしかしたらタブーの地域かもしれませんが、どんどん様変わりしていく東京の中にもいまだにそういうところなどありましょうかね?
東京と言っても広いです。熊が出るような山もあるし、23区でも取り残されたような過疎の区もあります。県境の町は、東京と言っていいのか?
私の育った頃は、新宿辺りに行く時でさえ「東京に行く」と誰もが言っていましたよ。
「ライフスタイルガーデン」、「コンテナガーデン」、「ハンギングバスケット」, これらは新しい分野で、利用方法もいろいろ可能性がありますね。 特にアパート住まいのベランダにはハンギングバスケットが最適かと注目しています。