滅多にない夜の徘徊

ブログ閉鎖中の話題（2015年11月20日）
滅多に無いことだが、暗くなってから徘徊をしてしまった。
年をとると、夜になってから出掛けるのは億劫になる。
普段は暗くなる前に家に戻っているのだから、本当に滅多に無いことである。
特に寒い季節になって来たら、殆ど「滅多」も無い。

家の窓から外を見ていたら、トリトンスクエアでフラワーカーペットのイベントをやっているのが見えた。例年通りのイベントだが、いつもは昼間に見に行っている。
なにげなく家族に「夕食を食べながら、フラワーカーペットを見に行く？」と聞いたら「行くー」と返事があった。

そこでコートを羽織って出掛けて行った。
我が家からはトリトン・スクエアまでは１０分ほどのウォーキングである。
朝潮運河に架かっている動く歩道が、イベントに併せてライトアップされている。
１００メートルほどの長さだが、なかなか綺麗で良い。

会場に着いたら既に片付けに入っていて、花を守るために工事用の三角カラーコーンが置かれていて、写真撮影の邪魔だった。
それでも１０数枚の写真を撮ったが、満足できる写真は無かった。

「もっと歩きたい」という家族の希望を入れて、月島まで行く。
ここは言わずと知れた「もんじゃ」の町である。
もんじゃ通りに差し掛かると、もう町中がもんじゃの醤油の匂いで充満している。
こんな辺鄙な場所に、もんじゃを求めて大勢の若者達がやって来ている。

我が家は「もんじゃ」をパスして、洋食店に入る。
月島に来て洋食を食べる人というのは、かなり少数派で変人かもしれない。
食後に家族と別れて、私だけ１人で隅田川に向う。
以前に友人のN君が送って来た「隅田川の屋形船の光の航跡」を、私も撮ろうと考えたからだ。

この日は結構、寒かった。
屋形船は６時過ぎに上流の柳橋辺りから出航して、隅田川を東京湾に進んでレインボー・ブリッジの下を通過して、お台場辺りに停泊して「天ぷら」などを食べて時間を過ごす。

８時近くになると、屋形船は隅田川を遡って元の場所に戻って行く。
もっと頑張って写真を撮ろうと思ったが、寒さのために小便がしたくなり、今回はこれまでとした。

（おまけの話）
久し振りに「おまけの話」の困った。今回はいくら考えても、何も起きなかった。
そこで苦し紛れに、どうでも良い話となってしまった。
横浜のマンションで地盤強化の「杭打ちに誤魔化し」があった、と報道されている。

私の住むマンションは、この辺りでは珍しく浅い場所に硬い岩盤があり、その上に乗って建っているので、杭打ちはしていない。だから杭打ちの誤魔化しの心配も無い。

マンションというのは、法律で全住民参加の管理組合を作る義務がある。
組合員にはローンを抱えた人、ローンの無い人、投資のために賃貸に出している人、地方の人が東京の別荘代りにしている人、二号を住まわせている人、怪しげな人、日本語の分らない外国人など雑多な人達が住んでいる建物なのである。

そして住民で作る管理組合員の規則により、総会で４/５の合意が無ければ建て直しが出来ないことになっている。４/５の合意というのは、私のこのマンションでの理事の経験から判断して無理だと思う。

この問題は相当に長く尾を引き、解決には長い期間が必要だと思う。
どんな解決方法が取られるのか、私は非常に興味を持って眺めている。