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小さな話(68)

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【ほぼ人力】
時々、街で見掛けるのだが、「ほぼ人力!!」と書かれたリヤカーを引く若者がいる。
「今年のような危険な暑さの中では、大変な仕事だなー」と思って見ている。
そこでこの会社のことを調べてみた。この会社は「エコ配」という名で、主に自転車を用いて「ほぼ人力で配送を行う」会社だった。

人力による配送でCO2の排出をゼロにすることを目指しているそうだ。
会社は2012年の設立なので、もう13年も続けているところから、商売になっているのだろう。安い料金で配達しているようだから、給料も安いのかな?
人手不足が起きていないか、心配になった。

「ほぼ人力!!」

【カメラの故障】
気に入っていつもブログ用に使っている、「SONY」のコンパクト カメラの具合が悪くなった。「MENU」、「ズーム」、「動画」、「タイマー」が反応しなくなった。
まだ2~3年くらいしか使っていない。
買った時は6~7万円くらいだったので、後継機を調べてみた。するとなんと最新型はコンパクトカメラなのに、高性能になり16万円くらいになっていた。

とりあえず撮影は出来ているが買い替えるには高過ぎるので、仕方なく秋葉原のSONYサービス・ステーションに行ってみた。係の女性の簡単な質問に答えて書類に必要事項を記入したら、『1週間から10日後くらい後に連絡します』で終った。
従って修理期間中は「動画」が撮れないので、ブログには動画は載らないことになる。

故障した「SONY」のコンパクトカメラ(DCS-RX100M3)

【今川焼】
SONYサービス・ステーションに行く時に大江戸線の「上野御徒町駅」で降りた。
松坂屋デパートの地下一階を通ったら、懐かしいものに出会った。
それは「今川焼」であった。これは場所によって色々と呼び方が変るようだが、松坂屋では「大判焼き」で売っていた。

近畿地方では「回転焼き」、その他地域では「御座候」、「おやき」などと呼んでいる。
松坂屋では1個118円という値段で、今どきなかなかこの値段で買えるものは無い。
食べ歩きもしたくないので家まで持ち帰ってオーブンで焼いて食べたが、あまり美味しくなかった。やはり「今川焼」は食べ歩きが美味しかったようだ。

 「今川焼」(1個118円)

【終活フェア】
私の菩提寺である築地本願寺では、今年も「終活フェア」を開催した。
初めて「シュウカツ」という言葉を聞いた時は、「就職活動」だと思った。
その時は「お寺でも就職案内のイベントをやる時代になった」と、勘違いした。

10月18日(土)~19日(日)に築地本願寺で開催の案内が来たので、私の「終活」は終っているが行ってみた。例年のようにテントが張られ、終活関係の会社が勢ぞろいである。
私はやることも無いので、10時からのセミナー「終活のはじめの一歩」を聞くことにした。
「終活カウンセラー」という肩書があるとは知らなかったが、私の終活は既に終っている。

「終活フェア会場」のイベント

【ベトナムからメール】
忘れていたほど前にメールが来て以来、20年以上前に私の会社で働いていたベトナム実習生のハンさんからメールが来た。

『こんにちは、お久しぶりです。社長はお元気ですか。一年間、私から社長にメールを送りましたが、社長からお返事をもらいませんでした。23年間yahooメールアドレスを使いましたが、何ヶ月前にyahooメールが問題があった、使えないなったので今はGMAILで使います。今私は来日のVISAを申請中です。OKたら11月中旬に、日本に来ます、社長にお会いたいです』とあった。

メールには10年ほど前に私と一緒に行ったメコン川の「蛇園」で、少し前に撮影したらしい息子の写真が添付してあった。相変わらず下手な日本語だが、意味が分かるのでいいと思う。「言葉の目的」とはそういうものである。
日本語の間違いを赤字で直して、「待っています」と返信した。11月に来られるかな?

ハンさんの息子(ベトナムの蛇園)

【一口醤油うどん】
テレビのコマーシャルで丸亀うどんが『10月17日、18日限定で「ひと口醤油うどん」を店内利用の人に無料で提供する』と放映していた。 昼飯は「うどん」と決めている私は、有楽町駅近くの店に行ってみた。店の前はいつもと違って、30人くらいが並んでいた。

並ぶのが好きでない私だが、「一口醤油うどん」に興味があり列の後ろに並んだ。
やっと自分の番が来て「ぶっかけうどん(冷)」とちくわ天を注文したら、小さなカップにいれた「一口醤油うどん」も渡された。 並んでいる時に厨房を見たら、「うどん」はいつもと同じものだった。ただ醤油をかけて食べるだけのことだった。

最初に「一口醤油うどん」を食べてみたら、熱々で意外に美味しかった。でもこれをどんぶり1杯は食べられないと思った。 飲食業もお客に飽きられないようにするために、「色々と大変なんだなー」と思ったのである。

「ぶっかけ小」と「ちくわ天」(480円)・奥の小さな器が「ひと口醤油うどん」

(おまけの話)
【警察官 のこのこ日記】
「三五館シンシャ」の人気シリーズで、「・・・・日記」が次々と出版されている。
色々な職業の現役の人、退職した人が、自分のいた業界の内幕を書いている。
今回は警察官の内輪話で、私の知らない世界だった。

大学を出て「警察学校」に入り、古い体質の教官のシゴキにあう。その後、交番勤務、刑事、機動隊などでの経験を書いている。
作者は真面目な人らしく、他の「・・日記」の作者のような面白さはなかったのが残念だ。

「警察官のこのこ日記」★★

【BUTTER】
小さな文字で460ページにもなる長編小説である。私には文字が小さ過ぎて、読み終るには大変だった。
筋書きは2007~2009年にかけて発生した首都圏連続不審死事件の犯人である「木嶋桂苗」をモデルに、事件の真相を追い掛ける女性記者の物語である。知り合った男達から多額の金銭を受け取った上、殺害したとして拘留中の梶井真奈子。

週刊誌女性記者の里桂は、彼女との面会にこぎつける。独占インタビューをするために、里桂は彼女の言葉に従い、あらゆる場面でBUTTERを味わう。
この小説は世界35ヵ国で翻訳され、イギリスで26万部、アメリカで10万部のベストセラーとなり、イギリスでは大手書店チェーンが選ぶ「Waterstones Book of Year 2024」を日本人として初受賞した。

 「BUTTER」★★

【移民難民 ドイツからの警鐘】
この本を読むと日本が労働不足から、移民難民の受け入れを許容しそうな気がして心配になる。ドイツは無制限に不法だろうと移民難民を受け入れたために、いまや大問題となっている。

「メルケルの失敗」、「ドイツの財政負担増大」、「犯罪多発」、「EUの分裂」、「ドイツ語が分からない人の増大」、「イスラム宗教問題」、その他、いまやドイツがドイツらしさを失ってしまった。ドイツはユダヤ人虐殺がトラウマになっている。

日本では難民認定申請者の多い川口市のクルド人に疑問を持った法務省入国管理局が、トルコ南部に行き現地調査をし「出稼ぎ」と断定する報告書をまとめた。それを日本弁護士連合会が「人権侵害」と問題視した為に報告書は公開されなかった。
これでは日本は不法難民天国となってしまい、ドイツの二の舞になると書いている。

「移民難民 ドイツからの警鐘」★★★

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伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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コメント(2件)

  • 精密品の故障は修理代金が高く、買い替えを勧められるほどになってしまう。自社製品なのだから気持ちよく修理をすればいいのにと思う。時間が掛かるのも困ったものである。気の短い私などはメーカーの作戦に負けて何時も新しい品物を買い替える始末である。時には同じものを交わされることもあった。そのことで経済が回るという評論家もいるが、庶民はたまったものでない。

  • 移民問題です。アメリカはもともと移民によって成立した国家なので、日本と全く歴史が違います。アメリカに来て、英語が全く話せなくても生活が出来てしまうところが、アメリカの、よく言えば許容力の大きさであり、悪く言えば、だからあらゆる点で問題が起きてしまう、です。政府や公共の刊行物には18か国語の要約がついているのは、あたかも英語をマスターしなくてもいいですよ、と言っているかのように見える。最低限、その国の国語を理解できなければ長期滞在は許可しない、とした方がいいと私は思っています。

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