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小さな話(67)

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【銀座の「座」の字】
銀座の有名店に置いてある「銀座百点」という小冊子があり、10月号に面白い記事が載っていた。それは「銀座」の「座」の字には、色々あるという話だった。
どうでもいい話だが私は早速、「本当にそうか?」を確認に行って来た。

「ミキモト真珠」では「座」の人のところが「△」で、「銀座アスター」では「口」になっていた。「銀座七宝」では「座」の人のところが「U」になっていると書いてあった。
ところが「銀座七宝」は表通りから消えてしまい、探したが見付からなかった。

その代わりに私は「千疋屋」で見付けた。
それが下の写真である。「銀座ガス灯通り」は、正しい「座」になっている。

「ミキモト真珠」、「銀座アスター」、「銀座千疋屋」。

【天国の跡地】
私が贔屓にしていた銀座8丁目の天ぷら屋「天国」が事業の失敗か銀座通りから消え、裏通りに小さな店を構えている。
元の広い場所は仮囲いでしばらく放置されていたが、最近になり工事が始まったようだ。
大型機械が仮囲いの中で工事を行っているのが見える。次にどんな店が出来るのだろう。

銀座には100年を超す老舗が多くあるが、「天国」は1885年の操業だから140年の歴史がある。創業時は銀座は1丁目から4丁目までしかなく、天国は銀座の真ん中の3丁目で創業したそうだ。事業は3代目で駄目になると言われているが、それが約100年目なのである。

 もと「天国」があった場所(銀座8丁目)

【ロスから来たIさん】
いつもブログにコメントを書いてくれる女房の従弟のIさんが、ロサンゼルスから友人と2人で来日した。彼は現役の時は建築家でアーチストでもあり、アメリカの有名俳優の家なども設計していた。
もうアメリカに住んで50年くらいだろうか? 国籍も取ってアメリカ人になっている。

年をとると生まれ故郷が懐かしくなるのは世界共通のようで、彼も古い日本が大好きだ。今回も古い日本を訪ねて東北方面に旅をするようで、2週間のゆったりした旅のようだ。日本到着の翌日に、2人で我が家にやって来た。
友人も片言の日本語を話すので、楽しいひと時を過ごした。

  我が家で夕食を楽しむ

【詐欺メールの嵐】
10月になって急に詐欺メールの着信が増えた。なんと1ヶ月で39通にもなる。
詐欺を騙る名前は次のようで、「これでもか!」と送って来る。

三井住友カード、セゾンカード、visajapan、野村證券、Amazon Prime、ポケットカード、VISA、ジャックス、りそなカード、ヤマト運輸、Apple サポート、JALマイレージバンク、日専連、三菱UFJ銀行、ヨドバシ、マネックス、e-Tax、iCloud、UCカードなどを名乗って詐欺メールを送って来る。

なぜ急に詐欺メールが増えたのだろう? 
更に最近はもっと騙され易いメールが届いて驚いた。
なんと発信人名が「私の正規のメールアドレス」で 、『あなたのパソコンを乗っ取った。アドルトサイトを見ているのを公開する。それが困るなら20万円を支払え』とあった。
もしかして「このアドレスは騙し易い」と、闇のサイト出回っているのかな?

「詐欺メールの解説YOUTUBE」

【アルツハイマー病】
しばらく前から地方に住む同級生のMさんに、ショートメールを送っても返信が来なくなった。いつもその日の内に返信があるので、「変だなー・旅行でも行っているのかな?」くらいに思っていた。

ある日に思い切って電話をしてみた。すると留守電になっていたので伝言を入れておいた。するとしばらくして電話が掛かって来たので「良かった!」と思い出てみたら、Mさんの奥さんからだった。
彼女の話では『1年前くらいからアルツハイマーになり、今では私のことも分かっているかどうか分からない』と言っていた。

彼は芸能界で生きて、私が驚くようなここには書けないような人生を送って来た。
その後、私が電話をした5日後に奥さんから電話があり、『16日に亡くなった』と知らせて来た。(合掌)

Mさんと我が家で

(おまけの話)【銀座の外国人観光客】
京都の事情をニュースで見たが、現在では「京都を訪れる人の日本人と外国人の割合が、遂に外国人が半分以上」となったそうだ。
京都のオーバーツーリズムは、東京など問題にならないくらい酷いようだ。

なんとか住民に迷惑が掛からない、適度の人数に抑える方法は無いものだろうか?
多摩地区の友人達に聞いてみると、どうも話が噛み合わない。外国人観光客を見掛けないからだ。

銀座でも週末になると、日本人より外国人の方が多くなる。
お金を使ってくれるなら我慢もするが、バックパッカーじゃお金を使わない。

 バックパッカー・カップル

涼しくなり、私は出掛ける時には長袖シャツを着るようになった。
しかし銀座に出ると、欧米系の観光客はほとんど薄着である。
雨が降っても傘をささないし、暑くても帽子をかぶらない。

私が見掛けた若い女性は「下着姿」で歩いていた。これは下着じゃないのか?
連れのオヤジは両腕に刺青をしているのだが、それが漢字であった。
シャツの袖で全部は見えなかったが、下半分から想像したら「燃」であるように見えた。
このオヤジは漢字の意味を分かって、「燃」の刺青をしているのか?

 「下着で出歩くな!」と、私は思う。

銀座の「マロニエ通り」に曲がったら、若いアジア系の女性が自撮り写真をやっていた。
スマホをスタンドに立ててシャッターを押すが、何度もそれを繰り返す。
気に入った構図にならないからのようだ。

人通りの多い場所なので、通る人は迷惑そうだった。
見ていたら5回も繰り返し、やっと満足の写真が撮れたようだ。
彼女は遠目で見ただけだが美人に見えたので、まあ許そうか!

 スマホを立ててセルフタイマーで自撮り

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伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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コメント(2件)

  • 「従弟のIさん」のブログへのコメントには毎回感心している。私のコメントはダラダラと長いのだが、「従弟のIさん」のコメントは短い!それで今日の内容を適格に捉えているから素晴らしい。女性のスカートと挨拶と今日のコメントは短い程いいのだが?

  • 【天国の跡地】これだけを読むと、えー、てんごく(heaven)にも跡地があるの?天国も混みあっているから移転するのかな、と霊の世界への興味が俄然わく。しかし、これは天ぷらで有名なTENKUNI の話だとあとでわかるが、ほんと、日本語は難しい。

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