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小さな話(60)・・・ART特集

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【八重洲口のWALL ART】
京橋から家に帰るために、歩いて東京駅まで行ってみた。
道路の正面に東京駅前の高層ビルが見ていので、大した距離ではないと考えた。
しばらく歩き鍛冶橋交差点に来たら、右の角に派手なアートが見えた。
この一帯を大規模開発している最中のようで、アートは工事現場の仮囲いに描かれていた。

作者名は出ていなかったが、説明文の中に「色の重なりをよく見ると、八重洲の「八」が見えてくるでしょう」とある。私はよく見たが、分からなかった。

【カルティエのアート】
晴海通りにカルティエの大きな新しい店が完成したので、銀座2丁目店は現在は閉鎖されている。ここが10月3日から「Maison de Panthere」として運営され、カルティエの象徴である「パンテール(豹)」をテーマにした様々なイベントを2026年初頭まで行うそうだ。

そこで早速、現地に見に行った。
ところが店は閉まったままで、なにかやっている雰囲気は感じられない。
そこで家に帰ってから、私はお客でもないのにメールで問い合わせてみた。

するとすぐに返信があり、『現時点で詳細未定につきご案内を致しかねますが、決定次第カルティエウェブサイト及び、LINEニュースレターでご案内致しますのでご確認いただけますと幸いでございます』とあった。10月中にはイベントを始めるだろう。

 

 閉店した「カルティエ」の銀座2号店

【三越ショーウィンドーのアート】
カルティエが駄目だったので、家に帰るために銀座4丁目に向かって歩いて行った。
松屋デパートの前で、「通販サイトをインストールするとプレゼントをくれる」と書いてあった。置いてある紙袋の中を覗いてみたら、なんだかつまらない物なので通り過ぎた。

三越デパートの前に来たら、なんだかショーウィンドーが華々しい。
漫画チックな花の中心に、箱入りの「ドンペリニヨン」が飾ってある。
これは村上 隆氏とのコラボレーションだそうだ。
「村上 隆」が誰だか私は知らなかったので調べてみたら、現代美術家・ポップアーティスト・映画監督だそうだ。

「三越銀座店」のショーウィンドー 

【六本木アートナイト】(1)
秋になると日本では「食欲の秋」、「読書の秋」、「芸術の秋」、「スポーツの秋」などと言う。
私は「食欲は落ちた」、「ゴルフは止めた」、だから残るのは「読書と芸術」である。
六本木では街を舞台に「都市とアートとミライのお祭り」をテーマとした「六本木アートナイト2025」が開幕した。

会期は9月26日〜28日までの3日間なので、中日の27日に出掛けて行った。
タイトルが「六本木アートナイト」なのだから夜に行くべきだが、夜に弱くなった私は昼間に行った。 最初は「六本木ヒルズ」に行ってみたが、なんだかあまり「アート」の雰囲気が無い。

広場に動かない風車のようなものがあり、中に電球が仕込まれている。夜は綺麗なのかもしれない。 アトリュウムでは舞台が作られていて、夜のための準備に忙しそうだった。

(六本木ヒルズ)

【六本木アートナイト】(2)
主催者側の説明では『六本木アートナイトは生活の中でアートを楽しむという新しいライフスタイルの提案と、大都会東京における街づくりの先駆的なモデル創出を目的とするアートの饗宴です。今年は約30組のアーティストによる50以上のプログラムが展開される』とある。

「ミッドタウン六本木」の主な会場は全部で18か所でほとんど無料で見られるが、サントリー美術館のように有料の場所もある。
建物の奥を出たところのコートヤードには、巨大な白と黒の犬らしき風船が置いてある。
作品のタイトルは「あなたは1人じゃない」だが、あまりアートという感じがしない。

これは韓国人のアーティストの作品だが、六本木ヒルズの風車のような作品も韓国人アーティストだった。「なぜ日本人アーティストを使わないのか?」と疑問に思った「アートナイト」だった。

 作品名「あなたは1人じゃない」(ミッドタウン六本木)

【六本木アートナイト】(3)
六本木ヒルズもミッドタウン六本木もあまり面白くなかったので、少し歩いて「新国立美術館」に行ってみた。
いまは「第88回新制作展」(1000円)と「第80回記念行動展」(800円)を開催していた。
どちらも公募展で65歳以上は「入場無料」で、ここでも高齢者は優遇されていた。

「新制作展」は1階と2階を使って、彫刻と絵画を展示しているが、その数がすごく多い。
とてもゆっくりは見て廻れない。後で知ったが、「新制作展」は「六本木アートナイト」に参加していた。

絵画や彫刻が好きで、発表したい人が世の中にはこんなに大勢いるのに驚いた。
数ある中から私が気に入ったのは「O脚の小悪魔」だったが、やはり審査員も認めて「新作家賞」を受賞していた。

「O脚の小悪魔」(新東京美術館)

(おまけの話)【EDO ART EXPO】
芸術の秋はアチコチでイベントが開かれるので、私は忙しくなる。
中央区では9月26日から10月14日までの期間に開催され、「第18回EDO ART EXPO 蔦屋重三郎と絵師たち」が今年のテーマのようだ。

区内を中心に千代田区、港区、墨田区も参加し、各所に蔦屋重三郎に関係するものが展示されるようなので、それを見に行くことにした。
多くの人に参加して欲しいので、お楽しみとして「浮世絵ラリー」が用意されている。

これはスマートフォンを使う「スマ歩・浮世絵スタンプラリー」と応募用紙にスタンプを重ね 押しする「スタンプ版浮世絵ラリー」の2つがあり、ラリーが完成すると浮世絵ラリー企業賞(賞品)に応募できる。

 「EDO ART EXPO」のパンフレット

全部で39ヶ所もあるので、私は近場だけを廻ることにした。
浮世絵スタンプラリーは指定場所に用意されたゴム印を4つ台紙に押すと、浮世絵が完成するようになっている。ゴム印が置かれているパビリオンは22ヶ所あるので、私はその中から楽に行ける7ヵ所を選んで行ってみた。

今までにも中央区が主催するスタンプラリーに何回か参加したが、その後の抽選で当選したことがない。
だから見るだけにしようと思ったのだが、7ヵ所が意外に近いと分かり参加した。
日本橋の「山本海苔店」にも置いてあるが、ここは中央区長の実家なので外せない。

 浮世絵(本物)・・・山本海苔店(日本橋本店)

橋の「日本橋」からそう遠くないところに、4ヵ所のスタンプがあったが同じゴム印もある。後の2ヵ所は「本の森ちゅうおう」と「中央区観光情報センター」で、どちらも「宝くじドリーム館」に近いの行ける。7ヵ所を2日間で廻り、台紙に4つの違うスタンプを押した。
そして完成した浮世絵が、下にあるものであるが下手だった。

これを指定された佃の事務所に郵送で送った。
もうほとんど私には「運」が残っていないが、果たして当選するか? 

4つのゴム判で完成した浮世絵

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伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

アクセス総数
1,523,524回

コメント(4件)

  • 「食欲の秋」という言葉に誘われて今日は「八王子ナポリタン」の取材に出掛けよう!! H君からの要請にまだ応えていないのが気になっていた。重ねて昨夜は次の「キヨピー」(激安弁当)という不可思議な食レポの要請が飛び込んできたのである。三多摩の食レポ記者も忙しくなってきた。

  • 何々の秋、盛沢山で忙しい季節。
    運動会、文化祭や学園祭、読書感想文コンクール、などを思い出します。そのうえ、秋の遠足や修学旅行もありました。

  • 八王子ナポリタンの食レポに出掛けてきました。ランチは午後3時までとなっていたので、2時15分に店の前に到着して入口を見たら、「CLOSE」の看板?? 訳を聞いたらランチのLOが14時までという!
    僅かの時間差で本日の食レポは失敗でした。次は何時になるのかな?

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