MENU

小さな話(52)

28
2

【台風と線状降雨帯】
9月5日に台風15号が東京の近くを通過して、その時だけ少し涼しく最高気温は28℃となった。久し振りの雨で激しく降っているが、それでも私は出掛けて行く。
最近の日本は熱帯地方になったように、雨が降ると豪雨になる。
それを「線状降雨帯」と言うそうだが、そんな言葉は少し前まで無かったと思う。

線状降雨帯というのは「次々と発生する発達した雨雲が列をなし、組織化した積乱雲によって、数時間にわたって同じ場所を通過または停滞することで作り出される強い局地的な降水を伴う雨域」のことだそうだ。

台風25号の中を歩く

【台風でも観光】
どうせ出掛けたのだからと思い図書館から足を延ばし春海橋の様子を見て、そこから都バスで銀座4丁目に出た。天気予報ではかなり激しい雨が降るように伝えていたが、実際はそれほどでもなかった。

いつもは多少の雨なら傘をささない外国人が、みんな傘をさして歩いている。
しかもみんなお揃いのビニール傘であるから、コンビニで買ったのだろう。
やっと休暇を取り、かなりのお金を払って日本に来たのであろうから、台風くらいで観光を止めるわけにはいかないのだろう。

でもよく考えてみたら、私も若い頃は「雨で観光を止める」ことは無かったのを思い出した。

台風の中を観光する外国人観光客

【新しもの好き】
私は若い頃から「新しもの好き」だった。
新製品が出れば買う、珍しいものがあれば見に行く、美味しいと聞けば食べに行く、新しいものに挑戦する。なんでも興味を持つ人生を過ごして来たが、それも少し前までで、今はもう新しいものに挑戦する能力が無くなったようだ。

ところが困ったことに9月1日からこのブログの管理者が変り、サイトのブログ作成様式も変った。今までのやり方に慣れていたので、新しいシステムは簡単には覚えられない。
何度もサイトの管理者のKさんにメールで問い合わせ、何度もやり直し、往復メールの数は26通にもなった。読んでいる方は気が付かないが、裏ではこんな苦労をしているのである。

 「心の伊達市民第一号」のブログ

【福徳神社の福袋】
日本橋の福徳神社の前を通った。以前から気になっていたのだが、「福徳」とは妙に縁起の良さそうな名前である。
これを調べたら、昔のこの場所の「村の名前」だそうだ。村の名前も凄かったなー。
久し振りにお参りをしたら、社務所に長い列が出来ていた。

この日はたまたま「9月2日」だったが、これを語呂合わせにして「クジの日」とい言うそうだ。この神社で売っている「宝袋」(2000円)に、買った宝くじを入れておくと当たるという話がある。それで「クジの日」に宝袋を買うために行列が出来ていたのである。

「福徳神社」の宝袋の広告板

【ないもの、あります】
図書館から変なタイトルの本「ないもの、あります」を借りて来た。
「よく耳にするが、一度としてその現物を見たことがない、そういうものがこの世にはあります」という書き出しで、26個のものをジョークで書いている。

それは「堪忍袋の緒」、「舌鼓」、「左うちわ」、「相槌」、「口車」、「先輩風」、「地獄耳」、「自分を上げる棚」、「針千本」、「思う壺」、「捕らぬ狸の皮ジャンパー」、「語り草」、「鬼に金棒」、「助け船」、「無鉄砲」、「転ばぬ先の杖」、「金字塔」、・・・

「目から落ちたうろこ」、「おかんむり」、「一筋縄」、「冥途の土産」、「原時計」、「他人のふんどし」、「どさくさ」、「大風呂敷」である。これらをそれぞれクラフト・エヴィング商会が売り出すという話で、思わず笑ってしまった。

 「ないもの、あります」★★

(おまけの話)【無料巡回バス】
日本橋から家に無料で帰るには、かなり歩いて「昭和通り」の地下鉄・浅草線の「日本橋駅」に出るしかない。暑いし疲れてしまったので、三越前から地下鉄「銀座線」に料金を払って乗ろうかと考えた。

その時に中央通りの三越デパートの近くに、「無料巡回バス」の停留所があるのが見えた。ルートは白と黄色の2路線あって、どちらも最終的には東京駅八重洲口に着く。
大手町にも同じような無料巡回バスがあるが、どちらも大手企業がスポンサーになって運行している。時刻表は無く、だいたい15分ごとにやって来る。

「日本橋室町1丁目」停留所

日本橋の中央通りには歩道と車道の間に花壇がある。これが訪れる人の心を癒してくれる。この花壇は「はな街道」と呼ばれ、名橋「日本橋」保存会・日本橋地域ルネッサンス100年計画委員会が周辺町会の協力の下、国土交通省と官民パートナーシップで行っている美化運動だそうだ。

季節ごとに花が植え替えられるので、日本橋に行く楽しみにもなっている。
巡回バスがやって来たが、黄色ルートだったのでやり過ごし、次の白ルートのバスに乗った。乗客は2人しかいなかった。なんだか勿体ない感じがした。

中央通りの花壇が綺麗だ

巡回バスは中央通りを京橋方面に進むと「日本橋」を渡り、左側に建設中の派手な仮囲いのアートの前を通過する。その先の東京駅八重洲口正面から来る道を左折した。
そして間もなく昭和通りを右折して、地下鉄浅草線の駅がある「地下鉄・宝町」停留所で降りることにした。

ここは「宝くじドリーム館」と「喜多方ラーメン」があり、よく行く場所だ。
バス停のすぐ近くが地下鉄の入口なので、向かい側の喜多方ラーメンまで信号を渡ってまで行くのも面倒だった。

そして地下鉄に乗って新橋へ出て、いつもの「つるまる」で遅いランチの「ぶっかけうどん」を食べたのである。

 無料巡回バスの中から見た仮囲いのアート

\ この記事をシェアする /

伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

アクセス総数
1,516,453回

コメント(2件)

  • 台風の雨の中を歩く外国人観光客。その男はアメリカ人でしょう。グレーのTシャツに黒のショートパンツ。まるで近所の買い物にでも出かけるような恰好、服装。 幻滅です。いまや、スタイルや品位というものがほぼ消滅していますね。
    ブログに関するテクノロジーの変化に対応しているHさんの辛抱強さに感服しています。

  • Error: You entered an incorrect CAPTCHA answer, please go back and try again.
    「数字で答えを入力してください:」に間違った答えをいれるとどうなるのか?試してみた! 「Error」 正しい答えを待っている! 面白い確認方法である。

コメントを書く

Error(Y) へ返信する コメントをキャンセル


18 + 4 =

心の伊達市民 第一号TOPページに戻る