【車内広告】
ある時、JR「京葉線」に乗っていた時に、ぼんやりと上の方を見ていたら、変なことに気が付いた。
車内広告で溢れていはずの場所に、広告が貼られていない空きがあるのだ。
中央の吊り下げ広告でも本来は両側に2枚づつの4枚なのに、3枚しかない場所がある。
紙の広告は段々と減って来て、今ではインターネット広告の方が効果があるようになったのかもしれない。でもインターネットの広告はアリゴリズムを使っているので、何度も同じ広告を見せられる。
たまには私の興味の外の広告も見たいのである。だから私は社内広告が好きだ。

【証券乗っ取り詐欺対策】
かなり前から「証券乗っ取り詐欺」が横行し、かなりの被害が出ていると聞いていた。
証券会社も補償の問題もあり、乗っ取りが出来ないような方法を考えた。
そして私の取引している証券会社は、8月9日以降は次のような手順に変更した。
以前はHPからIDとキーワードを記入するだけでログイン出来て、「マイページ」に行けた。
これを複雑にして、「スマホで指定番号に電話する」、「自動音声の確認がある」、「PCの証券会社のHPで、IDとキーワード記入する」、「デバイスの認証コードが表示される」、「Eメール送信ボタンを押す」、
「着信したEメールのURLに認証コードを記入する」、「HPに戻り60秒以内にデバイス認証確認に✓を入れる」、「これでログイン出来る」と変更した。これでやっと「マイページ」に繋がる。
こんな複雑なことが出来ないなら、「株式投資は止めろ」ということかもしれない。

【AI擬態ビジョン】
新聞の記事に「AI擬態ビジョン」という聞きなれない言葉が出ていた。その実物が築地市場の近くにあると分かった。ネットで調べたら、『AI擬態ビジョンの仕組みは、まず屋外ビジョンを含む風景を一定の間隔で撮影し、画像生成AIを利用して、・・・』
『その画像データの屋上ビジョン部分を風景に馴染むように塗りつぶします。そして塗りつぶした画像データ部分を、LIVEBOARDのライブ配信技術を活用してリアルタイムで屋外ビジョンに映し出します。結果として、まるで屋外ビジョンが背景の空や風景に溶け込んでいるかのような広告表現が可能になります』とあったが、これだけでは良く分からないので、すぐに現地に見に行った。
細長いビルの屋上に巨大なスクリーンがあり、天気予報とニュースの映像を流していた。しかしいつまで待っても「AI擬態ビジョン」に切り替わらない。

【小さな花火大会】
私の住むマンションの裏手の朝潮運河の向こう側にある、「ドゥツゥール・マンション」で盆踊り大会があると知った。我が家の居間の窓から見えるので、暗くなってから上から見てみた。望遠鏡で覗いてみたら盆踊りの櫓のようなものが作られているが、人出はそこそこあるが踊っている人は見えない。
8時になったら、その横の広場が急に多くの光で少し明るくなった。
大勢で花火をやっているらしい。手持ち花火以外は禁止なので、線香花火かもしれない。
わざわざ見に行くほどのものでもないので、しばらく見ていたがその後は何も変化は無かった。

【うどん】
ランチに有楽町駅そばの「丸亀製麺」に入って、「ぶっかけうどん(並)」を食べた。
なにも具が入っていないので、備え付けのテーブルにある無料の「天かす」、「おろし生姜」をトッピングした。中央の長テーブルに座ったら、斜め前のカウンターに若い女性が食べている後ろ姿が見えた。
赤い模様の丼なので「小」だと分かる。
でもなにか山盛りになっているものを、大きな木のスプーンで食べていた。
「ご飯もの」はメニューに無い店なので、私は何を食べているのか分からなかった。
しばらくすると丼を持って立ち上がり、トッピングのテーブルで「天かす」を山盛りにして戻って来た。私が帰り際に後ろから覗いたら、小鉢に無料のワカメが山盛りだった。
「うどん(小)」は320円だから、それで「天かす」2杯と「ワカメ」を食べた驚くような女性がいた。

(おまけの話)
ベトナムで親しくしていた、日本語教師のニエン先生からメールが届いた。
『去る2025年8月8日、Esuhai社の創立19周年記念式典が開催されました。式典は非常に厳かで感動的な雰囲気の中で行われ、特にソン社長ご自身が作詞・作曲された心に響く歌が披露され、多くの方の胸を打ちました。・・・』
『その歌詞には、若者たちへの教えや人生の原動力となるメッセージが込められており、聴く人それぞれが自分自身の姿を重ね合わせることのできる内容となっていました。記念式典当日には、ほとんどの歌が社員や関係者によって披露され、会場は感動に包まれました。・・・』
『その中のある曲の歌詞には、ソン社長に大きな影響を与えた恩師たちへの感謝の気持ちが綴られており、その中に橋本先生もお名前が挙げられております。曲とともに流れた映像の中には、先生をはじめとする恩師方のお姿が映し出され、非常に感動的な場面となりました』。

このメールには会場を映した画像と共に、15曲もの音楽とダンスが添付されていた。
お客は200人以上、プロの歌手達、ダンサー達、楽団も雇っているようだから、相当の費用が掛かっているはずだ。途中には舞台の後ろの巨大なモニターに、この会社がここまで来るまでにお世話になった日本人が映し出されていた。
その中に私の姿もあったので、少し照れた。このメンバーで並んで撮影したことは無いので、AIによる合成写真だろう。プロの歌手が歌う背景の映像に歌詞が日本語で映し出されるが、ほとんどの歌詞は曲に関係なく教訓ばかりだ。
「日本へ行って努力しろ」、「お金を追うな」、「技術を磨けば、お金は付いて来る」、「日本で学び、豊かな人生を切り開け」など、リズミカルな音楽とはまるで違う歌詞だった。

最後にはソン社長が舞台に上がり、プロの歌手と一緒に歌っていた。
私は知らなかったが、彼は意外に歌が上手だった。
19年という半端な年にこんなにお祝いをするのだから、20周年はもっと派手になりそうだ。
もう10年、私は若ければ、20周年パーティにはベトナムに行ってみたかった。
私が疑問に思っていることを、ニエンさんに問い合わせた。『15曲の作詞・作曲も全てソン社長ですか?』。その返事に驚いた。
『15曲全てをAIとプロの助けで作りました。著作権も登録してあります』。
ESUHAI、恐るべし!

\ この記事をシェアする /

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
- アクセス総数
- 1,513,148回
我が町のイオンフードコートにも丸亀製麺がある。私の好きなのは鳥唐揚げの入った冷たい麺である。ブログにある女性の様にわたしはネギとワカメをトッピングして食べる。ネギを山盛りにしてテーブルへ持ってゆくが少し恥ずかしい。ブログの女性はお代わりをするようだが、私はそこまで図々しくない。
確かに、電車に乗ると、ほぼ100%の人が携帯をのぞき込んでいて上の方は見てないから、車内広告はあまり効果がなくなったのでしょう。 でも、広告のない車内はすっきりとしていいのでは、という見方もあります。
ヴェトナムの会社の、19周年記念パーティーの豪華さに圧倒されます。