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小さな話(156)

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【日本橋の修行僧】
続けて2回、日本橋に行くことがあった。
1回目の時は日本橋の上には、例の修行僧がいなかった。
2回目に行った時にはいつもの場所に座っていたので、私は橋の反対側を歩いて行った。
また修行僧に『あっちに行け!』と言われるのが嫌だったからだ。

その時である。サラリーマン風の男が立ち止まって、修行僧になにか話し掛けているのが見えた。彼は修行僧に『あっちに行け!』とは言われていないようだ。
なにが私と違うのか? 私がなにか強烈な電波でも出しているのだろうか?

 日本橋の上の「修行僧」と話すサラリーマン

【風鈴の道】
前回の日本橋に行った時は「福徳神社」の隣の小さな公園「福徳の森」に、「風鈴の道」が作られていたのだが、台風15号の影響で一時的に風鈴が撤去されていた。今回は台風も無く、「風鈴の道」にはたくさんの風鈴が吊るされているのが見えた。

福徳神社には大勢の若い女性たちが「宝袋」を購入しようとして、長い行列が出来ていた。2000円の初穂料で宝くじが当たると評判だが、そんなことは無いと思う。
宝袋を買った女性たちが「風鈴の道」に流れて来るので、なかなか写真が撮れない。

人の流れの切れ目を狙って動画を撮影したが、残念ながらこの日は風が全く無く風鈴は鳴らなかった。

【起き上り小法師】
日本橋からの帰りに無料シャトルバスが来たので乗った。
「宝町」で停まったので、降りて久し振りに「喜多方ラーメン」に行ってみた。
座った席の前にポスターが貼ってあり、「起き上がり小法師」の説明が書いてあった。

私はその時まで「おきあがりこぼし」と思い込んでいて、「こぼし」って何かな?』と思っていた。それが「こぼし」ではなく「小法師」と知り、なんだか恥ずかしくなった。

女房も子供の頃のラジオの天気予報で「ハロー注意報」と聞き、『なんで天気に英語の「こんにちは」(ハロー)なんだろう?』と思っていたそうだ。
それがある時、「波浪注意報」と知り、彼女も恥ずかしかったと言っていた。

「起き上がり小坊師」の説明文

【ハンドベル・アンサンブル】
毎月1回、丸の内で行われる「浅草寺文化講座」に行っている。
8月の講座は前半が「それぞれの個性が音楽になるとき」で、後半が仏教美術に表された宝珠の形とイメージ」だった。

前半は「ぼこ あ ぼこ」というグループで、八王子市の就労継続支援B型事業所「レストランあさかわ」で働きながら演奏活動を続けている人達10人だった。彼等はそれぞれに知的障害を持っていながら、ハンドベルを使って全8曲の音楽を演奏してくれた。

ここまで来るには相当の練習と、指導者の忍耐があったと思う。
演奏を聞きながら障碍者のことを思い、健康でまだボケていない自分を思い涙が出て来た。舞台の上の画面にはレストランの名物料理「100円ラーメン」が映し出され、以前にYさんとこの店に行ったがお休みだったことを思い出した。

「ハンドベル・アンサンブル」の演奏

【有楽町の赤ベコ】
少し前から有楽町駅前の再開発の場所に「赤ベコ」ならぬ、「白ベコ」が登場している。
気になってはいたがブログのネタ切れになりそうになり、急遽「白ベコ」を取り上げた。
するとこの「白ベコ」は以前に東京駅日本橋口にあった「赤ベコ」を移設したと分かった。

移設に伴いカラーは景観に寄り添い、街づくりが進む有楽町の「未来」をイメージして赤から白にしたようだ。赤ベコは「東日本大震災の際に、支援して下さった多くの方々への感謝をこめて贈られたモニュメント」である。

因みに赤ベコとは『400年前に起きた地震で被害を受けたお寺の再建の際に、どこからともなく現れた赤い牛が木材を運んでくれたことに由来がある』そうだ。

 有楽町の「白ベコ」

(おまけの話)【初秋の日比谷公園】
そろそろ秋の気配が感じられるようになったので、日比谷公園に様子を見に行った。
しかし期待したイチョウの花は咲いていないし、彼岸花もまだし、ユリの花も蕾だった。
この時期は丁度、花などの端境期のようで、なにも無かった。

わずかにプラタナスが、実を付けているのが見えただけだった。
この日は秋の気配どころか気温は31度、湿気が81%もあり、汗びっしょりになってしまった。

「プラタナス」の実

公園の右手奥でイチョウの花を探していたら、足元になにか黒いものが落ちていた。
よく見たら、それはクレジットカードだった。ブランドはRakutenなので、若者のカードだろうと思う。タッチ式なので、1万円以下ならどこの店でも使われてしまう。

私は公園の入口の交番に持参し、『クレジットカードを拾いました』と届けてあげた。
高齢の警察官は奥から届け用紙を持って来て、私に聞きながら必要事項を書き込んで行った。

警察官『謝礼は必要ですか?』
私  『要りません』
警察官『落とした人にあなたの個人情報を知らせますか?』
私  『メールアドレスなら知らせてもいいです』

「鶴の噴水」

私の言った『メールアドレスならOK』に警察官は戸惑った。
そしてアチコチ3ヵ所に電話をして、「メールアドレスは個人情報か?」を確認をしていた。

警察官『初めてのケースなので、どこへ聞いてもハッキリしません』
私  『警視庁は遅れていますねー。なにか会議があった時に、この提案をしたらどうですか?』
警察官『落とした人が高齢者なら、パソコンは出来ないでしょう』
私  『スマホは誰でも持っているから、それで出来ます』

警察官はデジタルデバイド(情報弱者)らしく、当初の勢いはなく、ただ『すみません』を繰り返した。

「アオサギ」が獲物を捕らえた瞬間

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伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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コメント(2件)

  • 八王子ラーメンは、名産の玉ねぎをトッピングした甘ショッパイラーメンです。100円ラーメンもその一つでタイミングが合わずに何回も取材に訪れたことを思い出しました。店主はメダカの生育でも有名で多才な方です。

  • 風鈴が並ぶも風無し。昔、正月に凧を買って、あげようにも風吹かず、でほんとガッカリした思い出。
    長い間の誤解。「おいら岬の灯台守は🎵」、という喜びも悲しみもいく年月、という映画の主題歌。オイラ岬という土地があるものとばかり思っていたら、実は、「俺ら岬の灯台守」、という意味だったのをずっと後になって発見!

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