MENU

夏越の大祓

37

夏越の大祓(なごしのおおはらへ)とは半年に1回、知らずのうちに身についた罪や穢れを祓い落とし、後半年を清らかに過ごすための夏の儀式。大晦日にも大祓がある。
今年の6月30日の夏越の大祓は、豊浦神社にも立派な茅の輪(ちのわ)ができたので、カミさんとそこを八の字にくぐり抜けることで心身を清めた。茅の輪の由来はスサノオが旅の途中で宿を貸してくれた蘇民将来に、「茅の輪を腰につければ疫病を免れる」と教えたことにあり、以後疫病除け、無病息災の信仰とという。

また、この日には名前・年齢を書いた人形(ひとがた)に体を撫でて息を吹きかけ、穢れを移し、神社でお焚き上げをしてもらって祓い清める。これはなにかあのブードゥー教の藁人形の儀式に似ているようだが、考えてみると神道のこれは自分の穢れを移す「内から外へ」のもので、ブードゥーの特定の人間に影響を与える「外から他者へ」とは正反対だ。つまり「マイナスを取り除く考え」と「相手に何かを及ぼす考え」の違いであることに気づく。
さらに、水無月という和菓子を食べる風習もあるので、これは黒松内の和菓子屋「すずや」さんで用意をしてもらった。

こうした季節季節の行事は日本人に欠かせない。四季があり、その上で豊かな自然に恵まれた環境で歴史を積み重ねてきた我々日本人は、自然そのものを神の存在と重ね、自然とともに生き、そこに畏敬の念を注ぐ。自ずと自分が生きていることが、「お陰様」と感謝の念が湧いてくる。

さて、小暑にはいった。大型台風が来るらしい。これも自然の営みだが、せめて被害が少なく済みますように……

\ この記事をシェアする /

犬と暮らしとカヤックと

kayaker

豊浦町でワンコたちと暮らし、たまに海で遊ぶ日常をつづります。

アクセス総数
49,789回

コメントはまだありません。

コメントを書く


kayakerTOPページに戻る