【次々と寿命】
プリンターで印刷をしようと思ったら、「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に達しました」という表示が出て動かなくなった。今まで何台ものプリンターを使っているが、「廃インク吸収パッド」なんて言葉を初めて知った。
修理に出そうと思いネットで調べたら、もうこの型番は部品も無く修理不能で新しく買い変えるしかなかった。仕方なく有楽町のビックカメラに行って、係員の説明を聞いて同等の新型機種を購入した。
現在はキャンペーン期間だそうで、2000円の割引、買い替えで引取り込みで1000円割引だったがインクがそれより高かった。
少し前はカメラが故障、次に歯の詰め物が取れた、今回のプリンター故障、そして今はスマホの具合が悪い。私の体と同じで、長く使っているので次々と寿命が来る。

【詐欺メールの続編】
詐欺メールが届いた話をブログに書いた後に、『そうだ。警察に届けよう』と思った。
近くの月島警察署に行き、持参した詐欺メールを見せて事情を話した。
私 『このメールにあるように、振込先の口座・氏名が書いてあるのだから、捜査に使えないか?』
警官『これだけでは・・・。』
私 『私は詐欺メールなどに引っ掛からないが、他の人の為にも銀行口座を凍結できないか?』
警官『私は引っ掛からないと言っている人が、引っ掛かるのです』
どうにも納得出来なかったので家に帰ってから、警視庁にメールで事情を書いて送信しておいた。返信は来ないと思うが、少しは気が晴れた。

【各地で熊が出没】
日本各地で熊が出没し、相当の被害が出ているようだ。
情報によると「2025年度の熊による死者数は10月30日時点で12人、過去最高を記録した2023年度の6人を上回っている。負傷者を含む人身被害は、4月から9月までの累計で108人」となっている。
専門家は『生息地の山で、食料のドングリなどが不作だった。それで里に出て来ている』と言っているが、私は「そうかなー?」と思う。今までだって不作の年は何回もあっただろう。
ある猟師は「猟師が高齢化して、山奥に行かなくなった。里に近い場所でシカなどを撃ち、重いので置き去りにしている。これが原因ではないか?』と言っていたが、この方が的を得ていると思う。
私が伊達市のゴルフ場に滞在していた時も、たまにバンカーの中で熊の足跡を見付けたことがあった。

【扇橋閘門】
いつも夕食の後に30分くらいテレビを見る。
その時に江東区扇島一丁目にある、「肉の田じま」という店を取り上げていたので行ってみた。店はこじんまりした25席ほどの綺麗な客席で、「カルビランチ」(1600円)を食べたが美味しかった。
この店のすぐ近くに「扇橋閘門」があるので、久し振りに見に行った。
「こうもん」という言葉の響きに違和感があるが、小名木川と隅田川の水位を調節する水門であるから仕方ない。
新扇橋の上から扇橋閘門を見たら、水門から船が出て行くところだった。
手前側が隅田川から来る川で、閘門の向こう側は最大で2メートル低い旧中川に繋がっている。

【小さな幸運】
部屋のインターホンが鳴って、宅急便の配達があった。
私宛の荷物で買物もしていないので全く心当たりがなかったが、発送元は中央区区民観光課だった。
中を開けたら「ご当選おめでとうございます」の手紙と共に、羊羹が1つ入っていた。
この羊羹は人形町の和菓子の名店「玉英堂」のものだった。
もう忘れていたが、10月に行われた「中央区観光商業まつり」のスタンプラリーに応募した時の当選連絡だった。久しく「当選」という言葉に縁が無かったが、こんなところで小さな「幸運」に出会った話である。

(おまけの話)【故きを温ねて新しきを知る】
ひょんなことから「東京路上探検記」という本を知り、図書館から借りて来た。
初版は1986年7月20日でかなり古い本だが、それより最終貸出しが2004年2月10日であるから、21年ぶりに私が借りたのだった。
本の内容も面白い。東京の街中にひっそりとある無用の建造物や、気を付けていないと目に入らないものに付いて書いている。
例えばお茶の水にある三楽病院の「無用門」で、正門の左側に通用門がある。
その上には三角屋根があり、丸い門灯も付いている。そこから入ろうとしても入れない。
入口が綺麗にコンクリートで塗り固められている。なんのための門なのか?。
このような無用だが大事に残されている東京にある光景を探して、彼は「超芸術」と名付けている。

著者言う。『芸術は作者が意図をもって制作している。超芸術は作者不明、誰もが見過している。なにも役に立っていない。でも発見したことで超芸術となる』。
私が面白いと思い本から抜粋した項目に、次のようなものがあった。昔はあった「新聞の三行広告」である。
「保子 心配しているすぐ連絡せよ 父母」、「実 とにかく連絡だけはしてくれ 父」、「隆 事情はわかった連絡せよ 父」、(広 電話で声だけ聞かせてくれ 父」、「隆 父心配のあまり重病」など新聞に載る三行広告を切り抜いて著者はノートに貼っていた。
後でノートを見返すと同じ人が「隆」を39回も掲載していて、文章も少しずつ変る。
「隆」は遂に「父死亡すぐ帰れ 真佐子」で終る。
そんな雑多な話題を探して、東京の路上探検を251ページにわたって書いている。

この本が書かれたのは今から39年も前だから、いまはもう本に登場する「超芸術」は全て消え去っているだろう。それでも私は「もしかして」と思い、ある日、本に出ていた「安倍定電柱」を探しに行ってみた。
「安倍定」は若い人は知らないと思うが、説明すると長くなるのでネットで「安倍定事件」で調べて欲しい。
場所は千駄ヶ谷の鳩森八幡神社を少し下ったところというだけの、39年前の情報である。塀の1ヵ所が電柱を避けるように凹んでいて、しかも電柱が切られて数十センチだけの残されている写真が本に載っている。
秋晴れ振替休日に、神宮外苑の「イチョウ並木」を見た後に、地図で調べた鳩森神社に行ってみた。

千駄ヶ谷は込み入った道ばかりなのだが、幸いに神社はすぐ見付かったが神社から下る道は2本ある。両方の道で「安倍定電柱」を探して歩いたが、やはり無かった。
東京で39年前のものを探すのは無理だった。仕方ないので神社で遊んだ。
すると「千駄ヶ谷の富士塚」と立派な「能楽殿」、「六角堂」があった。
この神社は隣接する将棋会館との縁から「将棋神社」とも呼ばれ、境内には日本将棋連盟から奉納された巨大な王将の駒を納めた六角堂がある。多くの棋士や将棋愛好家が訪れ、勝負運アップを願っているそうだ。
私も暇にあかせて東京のアートを探して徘徊しているが、著者2人は私から見ると大先輩であった。

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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前にもコメントしたが、今最も難儀しているのが「インプラント」の痛みである。3ヶ月前から痛みだして思うように食べ物が嚙めない。本来「インプラント」は寿命以上に持つ?と言われているが、加齢と保守の悪さの為に骨が炎症を起こしてしまった。化膿止めを処方してもらったが効き目が出ない状態です。年末年始に好きな御餅を食べられないのが悔しい!大学病院の混雑で来年の手術となった。食べる行事の多いこの頃の苦労話の一席です。ゴメン!
「将棋神社」なるものが存在するとは知らなかった。このぶんでは、ほぼあらゆる神社があるのでは?と思わせられる。恋の成就の神、学問の神、受験の神、金儲けの神、株式の神、競馬の、、、人間の欲望のなせる技、か?
熊が人里に出てくる原因は複数の原因が重なっているのだと思います。まず今年は木の実の成りがとても悪かったこと。それに動物保護の影響で個体数は増え続けていること。山にできる風力発電等の開発行為とその低周波の影響。熊を獲れるハンターが不足している。そして狩猟で鹿を放置して人里に引き寄せるていることももちろんありえますね。いずれにせよ、山間での熊との共生は難しいですね。熊に襲われると悲惨ですから余計怖い存在となっています。