【本当かよ?】
私はマンションの友人達との間で、facebookを使っている。
毎朝、facebookを開くと、上段に「知り合いでは」というタイトルで写真付きで色々な人が登場する。友達の輪が広がるのか、世界中の人達が登場する。でも私はいつも無視している。
ある時、驚くことが起きた。そこに「天皇徳仁 」、「大谷翔平」、芸能人の「櫻井 翔」が登場した。天皇陛下がfacebookをやるはずもないし、大谷翔平もそうだろう。
サイト側は「知り合いと友達になって写真や近況をやりとりしましょう」と書いて来るが、これは何だろう? 新しい詐欺の方法なのかもしれないと思っている。

facebookの「知り合いかも」と表示された画面
【ホノルルコーヒー】
歌舞伎座の前に気が付いたら、1階に「HONOLULU COFFEE」という名のカフェが出来ていた。試しに入ろうと思ったら満席で諦めた。家で調べてみたら、ハワイから来た「コナコーヒー」の店だった。
コーヒーの値段は650円と高い割には、あまりゆったりした雰囲気が無い。
ルノアールなら同じ650円でゆったり出来るし、コーヒーの後に緑茶が無料で提供される。650円は高級店に属しているが、多くの店は2階以上にあり、ゆったり出来るようになっている。1階にあるのは安いチェーン店で、コーヒーは300円くらいである。
このカフェが長続きするか、入らずにしばらく様子を見続けよう。

「HONOLULU COFFEE」銀座店
【無人化】
東京ビッグサイトへ行くと、ランチは「サイゼリア」に行くことが多い。
この店はなにしろ安い。「安かろう悪かろう」ではないので、お客の良い評価を受けている。徹底的な合理化を進めていて、なんでもお客にやらせる。
席に座ると自分のスマホで、席にあるQRコードを読み込む。人数を書いて、テーブルに置かれたメニューから食べたいものの番号を入れる。
しばらくすると配膳ロボットが料理を運んで来る。帰る前に自分のスマホの会計を押して、レジに進む。スマホの画面をレジのセンサーに当てて、支払い方法を選び支払う。
私が気に入らないのは、お客のスマホを使わせることだ。それと心配は「食い逃げ」はないのだろうか?

サイゼリアの支払い画面(私のスマホ)
【エスカレーターの手摺】
大江戸線の「飯田橋駅」で、懐かしいものに出会った。
それはエスカレーターの手摺である。この手摺には「たちどまってね」や、「ぎゅっ」や「つかまってね」などの文字が並んでいる。なにも無い手摺に慣れている多くの人は、「ぎょっ」とする。
この文字入り手摺は大江戸線の「新宿西口駅」にあったのだが、しばらく前に老朽化の為か文字無しに替わった。飯田橋駅の文字入り手摺もその内に替えられる運命にあるだろうが、古いものが次々と消えて行き懐かしさだけが残って行く。

大江戸線「飯田橋駅」のエスカレーター
【前撮り写真】
都バスで「東京駅丸の内南口」まで行くことが多い。
駅前では大勢の人達が、駅舎を背景に記念写真を撮っている。
皇居に向かう行幸道路には、天気が良ければいつものように「前撮り」のカップルがいる。
「前撮り」という言葉も少し前に知ったのだが、「結婚式を前提に事前に写真撮影をすること」だそうだ。自分に縁が無いことなので感じるのかもしれないが、私は自慢たらしく見るのが嫌だ。僻みからか「前撮り後に別れるカップルもいないとは限らないのでは?」なんて想像してしまう私だ。

東京駅丸の内側前の行幸道路で「前撮り写真撮影」
(おまけの話)
6月の土曜日にマンションのデジカメクラブの撮影会が開催された。
今回は私の提案で、「晴海専用桟橋」に入港する海技教育機構の帆船「海王丸」の撮影だった。海王丸はハワイから1ヵ月あまりの航海をして、日本へ戻って来る。
そこを狙って撮影会を開催したのだが、天気が良いのに参加者は4人だけだった。
1人目はデイサービス、2人目は歩けない、3人目は連絡なし、4人目は入港後という大幅遅刻だった。この会も先細りで、いつまで続けられるか?

レインボーブリッジの下を通過した「海王丸」
入港時間は午前10時なので、午前9時に現地集合とした。
帆船は入港時間にはバラツキがあるが、1時間前なら問題ないと思った。
レインボーブリッジの下を通過してから着岸するまでに、約30分が掛る。
海王丸が30分早く来てしまっても、まだ余裕があると考えていた。
私が現地に行くと、なんと海王丸はレインボーブリッジを通過したところだった。
タグボートに伴走されて、海王丸は静かに進んで来る。

向きを変えている「海王丸」
かなり埠頭に近づいたところで、海王丸は前後のタグボートによって向きをこちらに変えて来た。写真撮影に際して桟橋が邪魔になるので、私は海王丸の動きに合わせて撮影場所を変える。
私のスマホにMさんからLINEで連絡が入った。『少し遅れます』
もうその時は海王丸はほとんど着岸に近かったので、忙しいし「いまさら」と思い返信はしなかった。
埠頭には乗り込んでいる学生の親らしく人達が、なん人か出迎えに来ていた。
海王丸が着岸したのを見て、私は次の予定に向かってバス停に急いだ。
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