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[2017.03.15]
■飛梅
 日本史上、最恐ともいえる天神さま…。平安時代、菅原道真は、時の藤原氏の陰謀によって京都から現在の福岡県太宰府へ左遷される事になった…。その地で亡くなった道真は怨霊になって、京の都や朝廷に様々な天変地異を起こす事になって、神様として太宰府天満宮に祀られるようになったのは有名な話ですよね…? 


 福岡の太宰府市の太宰府天満宮には飛梅という梅の木があるのを知ってますかね?実は、この梅の木、ただの梅の木ではない!京都から大宰府へ、空を飛んできて花を咲かせたという驚くべき伝説を持つ木なのね…。 
 京都を左遷で離れる事になった日、菅原道真は幼い頃から親しんできた庭の梅、松、桜の木に別れを惜しんで歌を詠った…。 
 
 東風吹かば匂ひおこせよ梅の花 
  あるじなしとて春なわすれそ 
 
 主がいなくても花を咲かすように…と木々たちに伝えたという…。桜の木は、主がいなくなり悲しさのあまり見る見るうちに枯れて行った…けど、梅と松は空を飛んで、主の行き先に向かった!ところが、松は途中で力尽きて神戸に降り立ち、そこに根を下ろしたという…。 
 梅はというと、見事に主のいる大宰府まで飛んで行った!それが太宰府天満宮の飛梅だそうで…。 
 
 そもそも、木が空を飛ぶ事等、ありえない話ではありますけど、菅原道真公、天神さまですからね…。 
 
 左遷前、菅原道真は頭脳明晰で、それを活かし、都でナンバー2まで上りつめた人物…。今では学問の神様として祀られて、年間200万人の人が訪れる大宰府天満宮…受験を控えた学生さんも多く訪れますよね…。 
 主に再会出来たのもつかの間、菅原道真は左遷後2年でその生涯を終えた…。何度も寂しい思いをした飛梅ですけど、現在は太宰府天満宮の境内随一の早咲きの梅として、人々から愛されている…。 
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▼コメント(2)
名前:タリズマンM  2017.03.15 13:54:23
オッカムさま  
 
コメントありがとうございます。  
ブログ読んでくれてるようで、ありがとうございます。  
色々あったようで…また、ご来店もお待ちしております。 
名前:オッカム  2017.03.15 00:20:16
いつも楽しくブログ読ませて頂いてます(^^) 去年夏に、会社を辞めるタイミングについて占って頂いた者です。あの時はありがとうございましたm(__)m  
あれから今に至るまで色々な事があり…懐に余裕が出来たら伺いたいと思っております、その時はまたよろしくお願いします!!(^^ゞ 

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タリズマン・マスター
タリズマン・マスター
1995年から、この伊達市に、占いスペースを開き、運命アドバイザーとして占いをおこなっています。  
札幌、苫小牧など、遠方よりお越しになる方も、多く占わせていただいています。  
 
占いに使うアイテムは、タロットカード、占星術、など、多岐にわたりますが、アイテムをガイドとして使いながら、霊感によって、その人の本質を霊視します。  
この仕事についたのは、運命だと思っています。 
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