■椿堂
日本全国、色々な所に不思議過ぎる空間やお寺や神社、祠やお堂はたくさんありますけど、九州の大分県にある”椿堂”も強烈なホラー感を漂わせている。山岳信仰・神道・仏教の聖地である国東半島を象徴するインパクト満点のお寺がこの椿堂でしょう…。
参道からして、かなりただならぬ雰囲気というか、カオスというか…。椿堂の他にも椿光寺、椿大堂なる寺が勢力を主張していて、山間の狭い敷地に看板が乱立、入り口が非常に判りずらい(元祖を巡る派閥争いという説もある)。

住職の話によると「昔は髪の毛が貴重品だったので大事な願掛けに使われたのでしょう…」との事。人間の毛髪は非常に丈夫らしく材木を引っ張る綱としても売買されており、昔は人毛のやりとりも珍しくなかったようです。コルセットやギブスについては、怪我が治ったお礼として奉納されるという…。大分お焚き上げしてしまったらしいのですが、昔は3千人を超えた髪の毛があったようで…。見たいような見たくない気もしますけど…。
