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[2017.10.15]
■チョスンサジャ
 韓国では、人が死ぬと、閻魔の使者である”チョスンサジャ”が現れると言われている…。チョスンサジャは、黒っぽい服を着て伝統的な冠をかぶった男性のようで、3人でやって来るとされている…。日本でも、「あの世からお迎えが来る」という言い方をしますが、その使者の具体的な姿は統一されていませんが、韓国の方たちはチョスンサジャのイメージを共通で持っていて、葬儀の際などに、チョスンサジャにご飯、おかず、お金、わらじ等を供える風習がある…。 


 部屋にチョスンサジャが現れたのを目撃した人もいて、これは、私が友人から聞いた話なんですが、部屋で仕事をしていた時、疲れていた事もあって、ついウトウトと寝てしまった…彼は話し声で目を覚ましたらしいのだけど、部屋の隅に韓国の伝統的な服装をした3人の男がいて、低い声で何かを話し合っていたんだと…彼は怯えながら、3人の話を聞いてみると「人違いだ…」「ちゃんと確認しておけ」というような会話が聞こえて来た…。 
 そして、いつの間にか3人はいなくなった…。翌日、彼は隣りに泊まっていた老人が亡くなったという話を聞いたという…。彼が韓国通だった事もあったとは思いますが、昨日見た3人はチョスンサジャで、間違って自分の部屋に来たのではないか?そして、もし、自分の部屋で正しいと判断されたら、あの世に自分が連れて行かれたのでは?と言ってました…。 
 
 このような臨死体験に近い経験をして、人違いだという事でこの世に戻されるという話は、様々な国で伝えられていますよね? 
 
 韓国でいうあの世とはどんな世界なんでしょうか?私が思うに、多くの韓国の方に根付いているのは儒教の影響が強いのではないか?と考えます。儒教の考え方によると、死者の霊魂は死んですぐあの世に行く訳ではなく、3年間は家の周辺に留まっているとされる…。その後、3年目の儀式を受けた後、ようやくあの世へ旅立つそうで…。 
 日本と同じように、韓国でも心霊現象はたくさん起きていますから、それらは、この世に多くの未練を残して死んだ者たちが、3年経っても成仏出来ずに引き起こすとされている。そうした霊に対しては、巫女や霊能者が鎮めるための儀式が施されているらしい…。また、祖先の霊を大切にするという考え方は、日本と共通している部分が多いようで…。 
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PROFILE
タリズマン・マスター
タリズマン・マスター
1995年から、この伊達市に、占いスペースを開き、運命アドバイザーとして占いをおこなっています。  
札幌、苫小牧など、遠方よりお越しになる方も、多く占わせていただいています。  
 
占いに使うアイテムは、タロットカード、占星術、など、多岐にわたりますが、アイテムをガイドとして使いながら、霊感によって、その人の本質を霊視します。  
この仕事についたのは、運命だと思っています。 
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