■ネタが無い時には・・・。
これだけ毎日のようにブログを書いていると、ネタの無くなる時もある。 そこで準備しておいたのが、『マンホールの蓋』である。
なぜマンホールの蓋かと言うと、NHKの衛星放送で『熱中時間・忙中”趣味”あり』という番組がある。
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この番組では普通ではないと言うべきか、トンデモナイ趣味の人が登場して、自分の趣味の自慢をする。
私でも驚くような趣味の人が世の中にはいるものだ。
そんな中に日本中のマンホールの写真を撮って歩いている人がいた。
『これなら私も出来そうだ』と思い、ネタにしようと思った。
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そう思って下を向いて歩いていると、面白い発見がある。
道路に埋め込まれたマンホールの蓋には色々な種類がある。
上水道蓋、汚水蓋、雨水蓋、ガス蓋、NTT蓋、消火栓などが一般的であるが、どうにもよく判らない空気栓というのもあった。
だから、道路というのは蓋だらけなのである。
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市町村によっては色付きの消火栓を使っている町もある。
それが我が町、小金井と武蔵野市であった。
ところが東京都内はどうしたことか、下水蓋も消火栓も普通のデザインで遊び心が無い。
そこで急に思い付いた。『伊達市のマンホールの蓋はどうか?』
そこで伊達の農家の菅原さんにメールで問い合わせた。
そして送ってくれたのが、この写真である。
北海道らしく雪に埋もれていたのを、雪を除けて撮影してくれたようだ。それにしても、普通すぎる。
自分の町のマンホールの蓋のデザインを知っている人は意外に少ないと思う。マンホールの蓋を通して、その町の民度が分かる・・ような気がする。
皆さんも自分の町のマンホールを見てみませんか?
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(おまけの話)
マンホールと言えば、思い出がある。
仕事でフィリピンに行った時のことである。
現地企業のフィリピン人社長が毎日のように私を食事に連れて行ってくれた。
車でメイン道路を走る時は気が付かなかったが、脇道に入ると極端にスピードを落とす。
あまりに遅いので、『どうしてそんなにスピードを落とすんですか?』と聞いたら、その答えに驚いた。
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『この辺りは貧しい人達が多く住んでいるので、気を付けないと、道路のマンホールの蓋が無い時がある』と言う。
『どうしてですか?』との私の問いに、社長は『マンホールの蓋は鉄で作られているので、時々盗まれてしまう。だから、よく穴に落ちる事故がある』と言う。
あの時代はマルコス大統領が失脚したばかりで、フィリピンは相当に混乱していて、日本の外務省も『渡航自粛』を打ち出していた。