■武漢ウィルス(56)・・・・接触よりも飛沫
東京都のコロナウィルス感染者が増え続けている。
「東京アラート」が解除されたら感染者が増えて来て、「どうなっているの?」と思っていたら、政府の緊急事態宣言が全て解除された後にはもっと感染者が増えている。
東京都では6月24日の55人の感染者から、25日48人、26日54人、27日57人、28日には遂に60人になってしまった。29日は58人、30日は54人だった。
「第2次感染が来る」という情報もあるが、私は専門家ではないので分からない。
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東京都の感染者の多くは「ホストクラブ」、「キャバクラ」、「会社の飲み会」などが発生源のようである。更に、感染者の70%以上が20~30歳代の若者達のようだ。
私はこのどれにも無関係な生活をしているので、たぶん大丈夫だろう。
でも感染者が増えて来ると、なんとなく出歩くのは悪いことをしているような気分になる。そこで中央区の図書館が開いたこともあり、本を借りて読む時間が増えた。映画館は空いているので、3回も行った。
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米国のコロナ対策の中核組織である米疾病対策センター(CDC)は5月、「接触感染は主な感染ルートではないと考える」と発表した。
欧州でいち早くロックダウンを解除したドイツは5月から公共交通機関や店舗内で、イギリスでも6月半ばから公共交通機関でのマスクの着用を義務化した。飛沫感染が主な感染ルートと認めたのである。
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欧米ではSPがサングラスを掛けている。これは自分の目の動きを見られないようにしているからだそうだ。
一方の日本の首相警備のSPはサングラスをしていない。
これは「サングラスは犯罪者がかける」という、以前からの既成概念があるからだそうだ。
ところで「SP/Security Police」というのは、どうやら和製英語らしい。アメリカでは「USSS/United States Secret Service」という。
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「マスクはどうか?」というと、欧米では「病気持ち」と思われているので、コロナ騒動前はマスクをしていると見知らぬ人からは避けられる状況にあった。時には通行人から「外へ出て来るな!」と、罵声を浴びることもあったようだ。
日本ではマスクをしていても、誰も病気持ちとは思わない。
国が変れば、習慣も変る。
そんな欧米でもマスクをする人が増えて来て、日本人がバカにされなくなって来たのは喜ばしい。
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ニュースによるとPCR検査に付いては色々なメーカーが、簡易的でしかも正確な検査機器を開発しているようで、それに付いては喜ばしい。
しかし武漢ウィルスで死なないためには一日も早くワクチンや治療薬が開発されなければ、いくら検査時間が早くなっても個人的には意味がないように思う。
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どうやらワクチンや治療薬は最短でも1年、通常でも2年先にならないと手に入らないようだ。そうなると、この生活をかなりの長期にわたって続けなければならない。
余程の辛抱強い人でもない限り、そんなに長くこの生活は続けられないだろう。再び自粛をさせられたら、もう日本経済が持たないだろう。
人生の終盤で「エライことになった」と感じている私である。
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(おまけの話)
マンションの友人で、3ヵ月前から入院をしているXさんからショートメールが届いた。入院する前はかなり元気で、奥さんの介護を一生懸命に行っていた。いわゆる「老々介護」である。
その元気だったXさんが急に体調を崩して救急車で病院に運ばれて、そのまま入院となった。そして1ヵ月くらい経った頃に、「来週は退院出来そうだ」とメールをくれたが、それが2回も延期になったことがあった。
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今回のメールでは「明後日に一時退院をする。そして2週間くらい後に胃がんの手術をするので、その前に会いたい」と知らせて来た。
私は驚いた。入院している間に、当初の腎臓ではなく別の病気が発見されたのである。
一時退院したXさんとカフェで会って、コロナ騒動下での入院中のことを色々と聞いてみようと思っていた。
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私の想像では「コロナ騒動で誰とも面会も会話も出来ず、かなり辛い思いをしていた」と思う。
ところが前日になり、Xさんからショートメールが届いた。
そこには「診察の結果、肺に水が溜り、退院が不可になりました」とあった。これで退院延期は3度目だ。
本人の健康に問題があったことは事実だが、3度も気を持たせた医師の判断に問題は無いのかなー?
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