■外国人観光客(その2)
(2015年6月20日) 外国人観光客と言うと、どうしても爆買いの中国人を想像してしまう。
でも、中国人以外の外国人も相当数、日本へ来ている。
ではなぜ日本へ来る外国人が、こんなに増えたのだろうか?
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色々と理由はあると思うが、その始まりは2003年からスタートした「ビジット・ジャパン」という政府のキャンペーンである。
その後の積極的なPR,円安、ビザの緩和、免税店の拡充、マンガ、そして大きなものとして欧米で日本紹介のテレビ番組が増えたことが原因らしい。
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それに加え、欧米人が増えた最大の理由はITの発達ではないかと思う。日本を訪問した旅行者がツイッターなどで、日本の楽しさ、面白さなどを発信してくれた。
そのお陰で日本人さえ知らない、また行かない場所にも外国人が行くようになった。
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白人女性2人組みの向こうにはタイ人のグループが・・・。
その代表例で、成功例は北海道のニセコである。
この町は以前は寂れる一方であったが、私が伊達市に滞在するようになった頃から、大勢のオーストラリア人が来るようになった。
そして町は活況を取り戻し、まるでヨーロッパのリゾート地に来ているような錯覚さえ感じるようになった。
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「ヨーロッパ風ならいいのか?」というと、そんなことはない。
オーストラリア人は日本の居酒屋で日本食を楽しみ、日本人との交流も楽しんでいる。彼らは西欧には無い文化や習慣や、日本食を期待して来るのである。
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インターネットで面白いことを読んで、「そうだよなー」と笑ってしまった。日本に住む西欧人がブログに書いていたが、日本人に対して不満があるという。
それが日本人には思いもかけないことだったので、可笑しかった。
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「日本人には配る広告付きのティッシュを、自分にはくれない」、「電車に乗ると、自分の隣には誰も座らない」、「箸を使えるだけで褒められる」。
「欧米人も無料ティッシュが欲しいらしい」、「隣の席に座って欲しいらしい」、「箸を使う人なんて世界中にいると知って欲しい」。
これからもっと欧米人の観光客が増えるので、これらのことは私は気をつけようと思う。
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(おまけの話)
女房のお供で銀座の伊東屋に行った。
伊東屋とは文具の老舗で、誰でも知っている有名店である。
店に入るとテレビ撮影をしていた。
女房が店員に質問していたら、カメラがそちらに向った。
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ディレクターのような男が私に声を掛けて来て、「テレビ東京の者です。カンブリア宮殿という番組の撮影に協力して頂けませんか?」と言う。
私は「私はテレビには出たくないので、女房に聞いてくれ。」と答えた。
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私も銀座の街角で、「YOUは何しに日本へ?」と聞きたくなることが多い。
撮影が終りディレクターが女房に聞いていたのを傍で見ていた。女房は「顔が映らなければいいです」と答えていた。
私達は北海道に滞在していた時に、何回もテレビ局の撮影に協力したが、放送を見ると「偏向」、「やらせ」が多くて、とても信用できないと分かっていたからだ。
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アメリカから来た友人の希望で、5月22日に釜飯の夕食に行った。