[2011.05.10]
今回は、イコロ農園勤務の先輩方に、種の準備から、種まきまでと重要な助っ人をして頂いた、大切な苗もやっと、こんな状態に・・・。
ちょうどその頃、外では、米作りには避けて通れない、これまた重要な作業が待っているんですねぇ!
これを見たら、米の味が変わりますよ・・多分?
我が家の田圃の水源地(気門別川)
さて、ここからが、大仕事・・。 気合を入れて、ご覧下さい。 消費者の皆さん!!
1年間かけて、茂った草たち
掃除作業
この作業を我が家の場合は、約500mの距離を行うんですよねぇ・・!
昔は、この用水路(堀)を4軒の農家が利用していたので、男達の共同作業で行っていたんですけど、今では、我が家だけなので、女の人も総動員で大掃除ですよ!
汗をかきながらの重労働・・・。 後を振り返ったら、こんな具合になってます!!
掃除の終わった用水路
そして、6時間後に、やっと、この重労働から開放されました・・・。
いつもの事ですけど、「なんで、こんな重労働を女にさせるんだよ!」って、女性陣に怒られるんです。
この時ばかりは、小生も頭を下げっぱなしなんですよねぇ。 ゴメンナサイ・・!
あー、疲れた!! 明後日あたりに、筋肉痛になるんだろうな・・・!?
我が家の今年の米は、<ゆめぴりか>と<ななつぼし>のブレンド米ですよ。 お楽しみに!!
[2011.04.28]
3月11日を境にして、日本がすっかり、別の国になってしまったみたいですねぇ・・!
1週間前には、小生の青春と共に有った? キャンディーズ、そしてその中でも小生お気に入りのスーちゃん(田中好子)が亡くなってしまった。 なんだか、チョッと寂しいねぇ。
失礼! チョッと私的感情が入いっちゃいました・・・。
そして、また、ショッキングな出来事が・・・!!
なんと、あのメジロ牧場が解散ですよ・・・・。
新聞記事(北海道新聞)
小生、競馬はやらないんですけど、1900年代末に一世を風靡したメジロの馬達、名前だけは浮かんで来ますよね・・!? メジロラモーヌ、ライアン、マックィーン・・・・等。
いくら、有名な馬が出ても、常に、走る馬を出し続けなきゃダメなんですね。 これは、辛い話しですよねぇ、牧場にとっちゃ!!
これで、伊達の自慢が無くなっちゃうんじゃないですか・・!!
草を食む軽種馬
北海道農業の縮図って言う、自慢がネ・・。
こんな事、感じるのは小生だけかなぁ・・。
アーア、また、ぼやいてしまった・・・!?
さてと、昔を懐かしんで、床に付く事にします、いい夢みられるかなぁ・・・・・と。
[2011.04.18]
小生はなんだか寂しい、浮かない気持ちなんですよねぇ・・!!
昨日は、北海道中が、ファイターズ”斉藤祐樹”のプロ初勝利の話題で盛り上がっていたはずなのに!?
それは、この記事を見つけたからかなぁ?
「米名門オーケストラが破産申請へ=フィラデルフィア管弦楽団」(時事通信)
輝いていた頃の名盤
前回の
ブログで、"芸術は癒し"になるっていったばかりなのにねぇ・・。
小生がこの種の芸術(音楽)と知り合ったのは、今から40年ぐらい前?の中学2年生の時なんです。 当時は、晩年のビートルズに熱中している連中やら、吉田拓郎に、ハマっている連中やら、中学生でも、色々なのがいましたよぉ・・・!
そんな事言ってる小生も、十分に変?な中学生だっったんですけどねぇ。 他に、仲間は2人!! チャンといるもんです。
当時は、カラヤンもバーンスタインも現役ばりばりで、今をときめく、世界の小沢征爾は若手指揮者として、バーンスタインのもと、ニューヨークフィルで、指揮棒をふっていたんですよ!!
そんな大指揮者の演奏を聴きながら、中学生が偉そうに、音楽論議をしてたんですから、お恥ずかしい話しです・・・。
この年は、丁度、大阪万博の年で、今は無き往年の大指揮者たちと楽団が数多く来日して、テレビで演奏の様子を放送してましたねぇ。 当然、この楽団も来てました!!
小生が1番初めに手に入れたレコード
当時で、1枚2000円ですから、1年に、2~3枚しか、買えなかったんですよ。 情けな~い話し!
つまらない話しに、お付き合い頂き、ありがとうございました。
いいものは、残して置きたいですよねぇ・・・!!
[2011.04.13]
小生、数日前に、車で15分の観光地(洞爺湖温泉)に行ってきたんですけど、本当に寂しい限りでした。 ホテルでも、聞こえてくるのは、日本語ばかり、いつもの賑やかな外国語は全然聞こえてきませんねぇ。
これって、震災後の自粛ムードだけじゃなく、福島の原発事故の影響だって、実感しましたよ・・・。
外国人にとっちゃ、原発事故による、放射能汚染の問題は、日本人が考えてる以上に重大なんですよねぇ!
日本人の感覚からすると、福島から遠い地域の人は問題ないと思っていても、外国人から見たら、小さな島国日本の出来事なんですよ。
それに、政府や東電から出てくる情報が、少なすぎる(状況認識が甘い!)というのが、日本人にも、外国人にも一番の問題なんでしょうね。
話しは変わっちゃいますが、伊達市内に住む、先輩の話しをチョット・・。
彼の娘夫婦は、東京で、主にバレエなどの公演の舞台芸術の仕事をしてるんですけどね、今回の原発事故の為、海外の演奏家、舞踊家達が日本に来られなくなってるらしいんです。
当然、観客(日本人)はいるのに、演じ手(外国人)がいないので、仕事にならないと嘆きの声が・・!?
そして、海外(ロシア)の友人からは、日本は、危ないから、こちらに来ないかと誘われているとの事。
チェルノブイリ原発(今はウクライナ)事故の国から、誘われてるんですから、有り難いけど妙な感じですねぇ。
ロシアのバレエ音楽
震災後の日本の復興に向けて、精神的な柱になるのが、芸術だと思うんですよねぇ・・。 癒しって、大切ですよ・・!!
放射能汚染問題が解決して、早く、日本に外国人が戻って来てくれる事を祈るばかりです・・・。
頑張りましょう! ニッポン・・・・!!
[2011.04.07]
冬は飲むのが仕事みたいな?!小生も、この時期になると、流石に猫の手も借りたい忙しさになるんですよ・・。
そんな折、大切な仕事が残っていました・・!!
もみの脱棒作業(寺島さん撮影)
4月に蒔く予定の種もみの準備作業なんですけどねぇ。 いつもは種もみを購入してるんですけど、今年は、とっても美味しいと評判の北海道産米(・・ぴりか)を栽培しようと考えたんです。
でも、その種が手に入らないので、知り合いの農家から、種にする為に、もみを分けてもらったんですよね。
ただ、種にするには、一手間かかってしまうんです。 その作業(脱棒)って、大変な時間が必要なんですよね。
脱棒前と後のもみ(寺島さん撮影)
この作業をしないと、種として使えないので、とても大切なんですよ。(種まきの時に、棒が播種機械に引っかかって播けないんですよ!)
そんな訳で、この作業を引き受けてくださったのが、イコロ農園勤務?の二人の有り難い先輩方・・!
立派な種に変身しましたよ・・。 完璧な仕事でした!!
そして、種へと変身したもみは、ご覧のように、今は、水に浸して水分補給中なんです・・。
乾いた種もみに水分補給
先輩!! 種まき時には、また、助っ人お願いしますねぇ・・・。
[2011.03.29]
都会は地方から人々を吸い寄せて、その人達たちから、不便と言う言葉を忘れさせてしまっていたのでは!?
そして、そんな都会から、今回の大震災は、便利と言う言葉を奪おうとしている様ですねぇ。
都会では、電気の供給力不足から、計画停電が行われているようです。 停電なんて、都会では考えられない、非日常的な事だったはずなのに・・。
でも、日本人って、本当に忍耐強いですよ。 文句も言わずに、頑張ってらっしゃるんですからねぇ。 頭が下がります・・!
福島第一原発(震災前の写真)
小生もそうですけど、電気って、空気と同じように、意識などすることもなく、あるのが当たり前に暮らしてるから、無くなると、とんでもないことになってしまう。
子供の頃は、冬に吹雪になると、時々、停電してたんですけどねぇ。 考えてみたら、今ほど電化製品なんて無かったんですよね。 我が家は、特に・・。
1日のうち、2~3時間の停電でも、都会では相当、不便でしょうねぇ・・!!
どうですか、この際、心機一転、地方暮らしを考えてみては!? 北海道なんて、どうですかね。
製造業に携わっている方は、チョッと難しいかもしれませんけど、IT関係の皆さんなら、通信インフラがかなり整ってますし問題ないと思いますよぉ・・。
田舎(地方)暮らし・・。 おススメです!
食べ物が、地元ですぐに手に入るし、輸送にエネルギーを使わないので、かなりのエコになりますしね。
<橋本忠男さん撮影>
都会暮らしも良いでしょうが、田舎で、のんびりと過ごして見るのも魅力的ですよ・・・。
[2011.03.26]
農業って、本当に思うようになりませんよ・・・。
今回も、また、ボヤキから始まっちゃいましたね。 申し訳有りません・・!
でも、見てくださいよ。 この悲惨な状況・・・。
生えてこない野菜(ピーマンなど)
種まきをしたのに、芽が出てこないんですよ。
何故だろうって? それは、ある動物による「自然災害?」
その動物こそ・・、ご存知! ”ネズミ”なんですよ。
播いた種を、その夜のうちに食べてしまうんですからねぇ。
これには、小生も参ってしまいました。 色々な、道具を使って、捕獲を試みても、どれもこれも、効果が無いんですよ・・・!!
そんな時に聞こえてきた「天の声」(農家情報)!?
信じられないかもしれないけど、これが意外と効果があるらしい・・との事。
ネズミよけグッズ?(ラジオ)
知りたいでしょ。 その効果・・!
皆さん、ビックリですよ。 なんと、その後は被害が「ゼロ」なんですから・・!!
彼らは、人間社会の情報が嫌いなようですねぇ・!?
それにしても、小生とピーマンとの関係、一昨年は、こんな状況で、
植え付け後に、凍ったピーマン
ひょっとして、相性が悪いんでしょうかねぇ・・。
ところで、今回、被害のひどいのは、ししとうがらし、ピーマンで、 げきからなんばんはほとんど被害無し。
ネズミは、ラジオの音と辛いものが嫌い・・!?
勉強になりました・・。 情けない話しですけどねぇ!
小生、いくつになっても、勉強、勉強!?
[2011.03.21]
こんなにも早く、小生が心配していた状況になっちゃうとは・・!?
何がって? 新聞報道などで、ご存知のように、「野菜から、放射能検出の記事の件!」
ほうれん草
これが出ちゃうと、どんどん、風評被害がひろがっちゃうんですよねぇ・・・。
健康には影響ない値であっても、基準値(食品衛生法)を超える数値が検出されちゃうと公表しなければならない。 公表してしまうと、パニックになって、売れなくなってしまう。
そして、スーパーは、商品(野菜)を棚から撤去してしまう。
更にエスカレートして、該当する生産地の他の関係ない野菜も売れなくなってしまう。 そんな、悪循環になっちゃうんですよね。 本当に心配です・・。
消費者の皆さん、冷静に聞いて下さいね。 この時期に、出回ってる野菜の多くが、関東、東北地域のものなんですよね。
この産地のものが、スーパーの棚から消えたら、棚はがら空きになっちゃいますよ。 そして、品不足になり、値段は高くなってしまいます。
当然、消費がどんどん鈍ってしまいます。 それから、輸入が急増しちゃうんです。
それより、農家が廃業してしまうなんて事になったら大変ですよ。 チョッと過激だったかな?
先の見えない、放射能汚染に、今、一番おびえているのは関東、東北地域の農家かもしれません。
こちらを参考にして下さい。 クリックを!
消費者の皆さん、風評には屈しないで下さいよぉ・・。
そして、健康のために、決して野菜離れを起こしちゃいけませんよ・・!!
野菜作りを生業とする、菜っぱ屋のおやじの「切実な」ぼやきになっちゃいました・・・。
[2011.03.20]
今年も、太陽の光を浴びながら、土の臭いを嗅ぎ、やっぱり、小生は野生人?なんだって事を確認出来る季節になりました。
農作業って、現実の社会から、チョッと離れる事ができる、今、流行の言葉で言うと、癒しの場かな!?
やっぱり、自然の中では、人間って只の動物だって、実感出来るんですよね。
ところで、どうでもいい話ですが、我が家の現在の作業状況です・・。、
春に植えつける野菜の苗
消費者の皆さん!! ご覧のように、4月上旬の植え付けに向けて、順調に育っている野菜たちです。
レタス45000本、キャベツ45000本の野菜の苗が、この写真に写っているんですよ・・!!
5月中旬には、新物露地野菜をお届け出来ますよ。 楽しみにお待ち下さい・・・。
今回の震災による、原発事故で、日本の野菜(農作物)は放射能を浴びて、危険!! なんて言う、風評がどんどん流れると思いますが、賢い日本の消費者の皆さんは、惑わされる事はないって、小生は信じてますよぉ。
どんどん、野菜を食べましょう!!
芽が出たばかりの長葱
この長葱は、9月の収穫ですから、ズーと先ですけどね・・。
昨年の9月の長葱
農作物って、工業製品のように出来ないんです。 大変なんですよ。 じっくり、味わってください!
[2011.03.13]
どこかで見た景色と似ている! こんな光景は、多分、目にする事は無いんだろうな・・と思ったんです。
原爆ドーム
小生、昨年の暮に研修で訪れた町、広島。 そして、その地の資料館で見た、一瞬で焼け野原となってしまった町を写した写真。
普通に暮らしている日常が、一瞬で地獄(非日常)へと変わってしまうって言う事が起きてしまうですね! これって、現実なんですよね・・。
陸前高田市の津波の後の写真
平和な暮らしに、慣れきっている日本人に、何か大切な教訓を与えたのかも知れませんね。
それにしても、今回の地震が、伊達にとって、大切な場所(先祖の地)である、宮城、福島が未曾有の被害を受けてるのが本当に辛いですねぇ・・!
世の中も、自然も、何が起きても不思議じゃないって事なんですね。
福島では、原発が大変な事になってますけど、被爆と言う最悪のシナリオにならない事を祈るばかりです。
「備え有れば憂い無し!」 こんな言葉を言えるほど、小生はまだ、悟りをひらいていないんです・・!!