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[2010.07.16]
 ブログ更新、かなり空いちゃいましたね・・。  実は小生、今月で、54歳になっちゃいました。 先輩方に言わせると、若いもんが何を言ってるんだとおっしゃるでしょうね・・!!   
 
 疲労と多忙のため、パソコンの前に座れなかったんですなんて、言ってしまったら・・・。 
 
 この件に関しての判断は読者の皆さんにお任せする事にします。そして、甘んじて、ご批判をお受け致します。 
 
 さて、54歳になった小生は昭和31年生まれなんですが、この町(伊達)で、同い年の新規学卒(今で言う農業後継者)で農業を志した連中が当時(1980年頃)15人いたんですよ!! 多いか少ないかは皆さんが判断して下さい。 
 
 その頃、天下のトヨタ自動車の新入社員の数が、新規就農者の数とほぼ同じ(約一万人)だと言っていたんですよ。  
 
 日本の農業を担うべき人間が、トヨタの新入社員より、少なくなった瞬間の世代が小生の世代ってことですよね・・・。  責任を感じます・・・・!! 
 
 話を戻して、小生と同い年の今となっては農家のおやじ(小生は認めたくないんですが・・・。)と、春に久しぶりで飲んだ時、『伊達の農業って、やっぱり野菜だよなぁ・・!!』でも、所詮、野菜だよな・・・・・!? 
 
 そこで、小生の・・、漬物(お伊っ達キムチ)で、伊達野菜のアピールってどうだい?との、提案?に即答!! やろうじゃないか!! 
 
 彼は、直売歴20数年のベテランなんですがね。 その彼が、うちの直売所で、扱ってやるよ・・!! 伊達の野菜をもっと食べてもらいたいよなぁ。 
 
安藤農園直売所 
 
 当然、伊達の直売所でのキムチ販売は、彼んとこだけですよ。 お伊っ達キムチが彼の直売所の販売に貢献?出来てると良いんですけどね!? 
 
 それより、お伊っ達本舗研究会の直売所のピーアールをすっかり忘れてました。 
 
 読者の皆さん・・・・!! 「峠のやおや」をどうぞ宜しくお願いします。 
 
 
 峠のやおや 
 
   お待ちしてますよ!!    
  
[2010.06.21]
 今、宮崎県では、口蹄疫(こうていえき)が猛威を振るっているのは、皆さんご承知の通り・・!? 
 
 見えないものに対処するのって、本当に不安で、ストレスが溜まりますよね。 どうしたらよいのか? 嘆き悲しむしかない現実ってあるんですね・・神様。 
 
 畜産農家が悲しんでいる間に、小生のような、野菜農家にもどうする事も出来ない病気?(豊作貧乏)が進行ししつつあるんですよねぇ!! 
 
 つい数ヶ月前まで、野菜の高騰が社会問題のような状態だったのに、一転して、今度は暴落傾向なんですから、北の野菜農家にしてみたら、「神も仏も無い・・。」そんな心境になっちゃいますよね・・。 
 
 レタスの圃場廃棄(2008年橋本さん撮影) 
 
 天候不順で、品不足だと価格の暴騰、豊作だと暴落、いくら市場経済だから仕方がないとは言ってみてもね・・・。 
 
 情けない、話ですよ・・・、全く・・。 
 
読者の皆さんに、野菜だけ食べて下さいなんて、お願いしたって無理が有りますしね・・。 
 
 自給自足で、暮らして行けると良いんですけどね・・!? 
 
 いずれにしても、水商売(野菜栽培)ですから、浮き沈みは有るにしても、出口の見えないトンネルを又手探りで進みますよ・・・。 
 
 小生に光を・・・・!! 読者のみなさん。 
  
[2010.05.24]
 いやー、まさかこんな事態になっちゃうとはねぇ・・・!! 
 
何の事かおわかりでしょう。 勘のいい、読者の皆さんには・・・。 
 
 そうです、宮崎県で発生している「口蹄疫」ですよ! ここまで来ちゃうと、<農家の悩み事>などで、済まされませんよね。 
 
 ここまで酷くなるとは小生も想像していませんでしたよ・・!!  
 
 読者の皆さん!  農業王国北海道に暮らしていると、あまり考える事も無いと思うんですけどね、実は、豚も肉牛も国内の飼育頭数の4分の1が鹿児島と宮崎にいるんですよ。 
 
 そして、今、見ている出来事はテレビの向こうの話じゃないんですよ・・。 いつ、自分の周りで起きても不思議じゃないんですよね。 
 
 イギリスでの口蹄疫(2007年) 
 
  
 今、こんな事が宮崎で行われているんですよ・・!結局、豚、牛、合わせて20万頭以上が殺処分ですからね・・。 
 
 伊達にお住まいの養豚家のO先輩が、常々おっしゃってる、「日々、いただいてる命への感謝を忘れちゃだめなんだよ!!」と言う、言葉が身に浸みますね・・!! 
 
 読者の皆さん、 食べ物は、いつでも、手に入ると思っちゃいけませんよ・・。 感謝の気持ちを忘れずに・! 
 
 そして、地産地食で、身近の生産者をたすけましょう・・!!(お願いしますよ・・。) 
 
 小生も襟を正して、しっかりとした生産者になるように頑張らなくっちゃ・・。 
[2010.05.10]
 恥ずかしい話なんですけどね。 小生はどうも、この作物の栽培には向いてないのか!? 苗作りは、失敗の連続なんですよ・・。 読者の皆さん、ここだけの話ですから、知り合いに農家がいても、決して言わないでくださいよぉ・・。 
 
 もう、バレテますけどね・・・!! 
 
 そんな小生に、知ってか知らずか、先輩Tさんが、苗作りを依頼して来たんですよ。 何度も辞退したんですが、結局引き受けてしまいました・・。 ああ、辛い・・。  
 
 いつもより面積が増えた苗床 
 
 今年は、失敗出来ないと言うプレッシャーを受けながら、過ごす毎日なんです・・。 T先輩、失敗しても勘弁して下さいよねぇ!! 
 
 さて、この時期になると、不思議と何処からともなく集まってくるのが、稲の天敵! この鳥たち。 
 
 稲苗の天敵(スズメ) 
 
 発芽した、苗を引き抜いてしまったり、結構な悪さをするんですよねぇ・・!! 
 
 そんな天敵を撃退してくれそうな!?、助っ人を今年は、準備してみました。 この機械なんですけどね・・。 小生は、期待してるんですよね・・実は! 
 
 期待の助っ人 
 
 何故か、Made in USAと書いてますね。 もし、効果が有るなら、最近、中国に押されっぱなしのこの国を小生、評価しちゃいますよ。  
 
 チョッと大袈裟だったかな・・!?  でもね、今のところ、効果がありそうなんですよ!! 本当、本当。 
 
 ところが、少々、気がかりな事が起きてしいました・・。   
 
 長旅を終えて、やっとたどり着いたツバメ達が産まれ故郷の我が家の小屋に(怖くて?)入って行けず、ウロウロしてるんですよ。 
 
 これも、助っ人効果?の現れですかね・・。  
 
 ツバメ達に、どうやって、伝えたら良いものやら・・、小生に別の悩みが生まれてしまいました・・!! 読者の皆さん、何か良い方法ありましたら、ご伝授願いますよ。 
 
 何事も、一石二鳥?とは行きませんねぇ・・・・。  
 
 助っ人よ!! 次は秋の稲穂の実る時期に、お出まし願いますよ・・。 
 
 収穫まで、漕ぎ着けたらの話ですけどね。 冷害が心配なんですよねぇ。  
  
[2010.05.02]
 遅れた春を取り返そうと!?必死で農作業をするつもりだった小生・・。 黄金週間前に、ある程度の作業を終える段取りだったのですがねぇ。  
 
 あの爆弾?低気圧のお陰で、黄金週間に突入しちゃいました。 うまく行きませんね・・全く!! 
 
今年は、農家には受難の年になりそうですよ・・。 
 
そんな訳で、最近の農家の親父の話題はこんなところ、なんんですけど、ここに来て、少々、様子が変わってきました。   
 
 何が?ですって・・。 気になるでしょう、読者の皆さん!! 
 
 実は、小生の分野(野菜)ではないんですけどね・・。 
 
 今現在、畜産農家、酪農家をとんでもない不安に陥れてる出来事・・、そう、その通り・・ 
 
「口蹄疫」ですよ。 
 
 感染した牛の蹄(ひづめ) 
 
 空気感染し、もし、農場の家畜が感染したら、擬似患畜として、全て殺処分されてしまうんですからねぇ!  当然、農場の経営は破綻しますよね・・。 
 
 ご存知のように、この病気は、偶蹄類(蹄が割れている)の動物にしか、感染しない病気なんですが・・。 厄介な事に、家畜じゃない動物にも感染しちゃうんですからねぇ!! 
 
最近、伊達でも見かける偶蹄類。 
 
 読者の皆さん、この、黄金週間は農家のために、家畜に近寄らないようにして下さいよ・・!? 
 
 でも、こちらの動物なら大丈夫!! 
 
 草を食む馬 
 
 だからと言って、子供達を馬券売り場には連れて行っちゃいけませんよ・・。    
 
 チョッと失礼だったかな? 
[2010.04.13]
 数日前、雨の影響で仕事にならないので、小生にしては珍しく、農事視察?でもと考えて、チョッと出かけたんですよ。 
 
 今年の春は寒い! 我が家の農作業も1週間は遅れているかな・・。 そんなに呑気にしてて大丈夫?とご心配下さってる読者の皆さん・・。 アリガトウゴザイマス!! 
 
 自然と共存する生業では、気長に行くしかないんですよねぇ。 残念ながら。 
 
我が家から20分の場所 
 
 例年なら、営業しているんでしょうが、こちらも、我が家と同じで、自然の恵みで暮らしているんですからね。 夏に向かって、頑張りましょう、Kさん。  
 
昭和新山(手前)と有珠山 
 
壮瞥町の田園風景と洞爺湖 
 
ほら、こんなに素晴らしい宝物(雄大な眺め)があるじゃないですか・・!! 
 
 忘れてました・・。 Kさん、敷地内への無断進入をお許し下さいね! 
 
 さて、チョッと街場へ向かって下るとしましょうか。 ご覧のように、農業の現場はまだまだ、冬のなごりがあるんですよぉ。 
 
雪の残る畑 
 
 でもご心配なく! この畑、黄金週間には、作付けが完了してますからねぇ。 この地区は、ビートや豆の栽培が多いので、少し農作業の始まりは遅いんです。 日本の農業って、気候や土地の条件によって、上手に棲み分けされているんですよねぇ。(最近は、微妙ですけど・・!?) これは、お上を恨みましょっと・・。 
 
 そして、20分のドライブの終着点に・・。 
 
我が家の周辺 
 
 伊達って、広いのか? 狭いのか?どちらでしょうね。 とにかく、素晴らしい環境ですよ!! 
 
 そんな訳で、あ~あ、また、変わらない1年が始まります・・。 
 
変わった事と言えば、やっぱり、小生がまた、年を重ねたって事だけかな・・・!?  
[2010.04.05]
 無農薬、低農薬と言う言葉をよく耳にします・・。 
 
 でもねぇ・・、農作物(特に野菜)を、無農薬で栽培するって、とても大変なのですよぉ!!  読者の皆さん・・・。 
 
 そんな事、「分かっているよ!」ですって・?。  ご理解、ありがとうございます!  
 
 最近よく聴く、「メタミドホス」 、そして、少し前に聞いた事のある、「ジクロルボス」 これは、餃子に入れるものじゃなく、農薬の成分なんですけどね・・。 
 
 失礼しました・・。  そんな事は、どなたも、ご存知でしたよね・・!? 
 
ジクロルボス農薬 
 
 メタミドホスは、日本では出回っていない農薬ですけど、ジクロルボスは野菜農家にとっては、とっても重宝な農薬(殺虫剤)だったんですよ・・。 
 
 そして、読者の皆さんの周りでも、結構身近にあって、意外と重宝して使っていた筈ですよ・・! 
 
 家庭用の殺虫剤(ジクロルボス) 
 
 この農薬が、残念ながら!?、製造中止になっちゃったんですよ。 結構、辛いんですよ・・。  
 
 良かったねぇ・・。 なんて、言わないで下さいよ、読者の皆さん! 小生(野菜農家)には、本当に使い勝手の良い農薬だったのですからねぇ・・。 実は・・! 
 
 でも、この話題(ジクロルボス)は、これくらいにしましょ。 食べ物の安全、安心に目を向けると言う時流には逆らえませんからね・・!! 
 
 我が家の農薬 
 
さて、僅かに、我が家に残っている、この農薬を大切に使う事にしようかなっと!? 
 
 でも、読者の皆さん、ご心配には及びませんよ。 まだ、法律(農薬取締法食品衛生法)上、使用は可能なのですから・・。  そんな問題じゃない! ですって?  でも、勘弁してくださいよ!! 野菜作りって、本当に大変なんですから・・・。 
  
 さて、農薬の話に、戻すとして、本州は、夏場の自然条件が厳しいので、農作物(特に野菜)を大面積で栽培するのがむずかしく、農薬を少し多めに使わざるを得ない状況にあるのですねぇ。(一般的にですよ。) 
 
 北海道では、それに比べると、農薬使用量は、かなり少ない量で間に合うんですよ。 気候が涼しいお陰でね・・!! 
 
 これ以上は、この話は止めましょう! 日本中の農家はみんな仲間ですから・・、 
 
 そして、ライバル会社をターゲットにして、自社を売り込む宣伝は、アメリカでは、結構、あるんですが、日本じゃまずいですからねぇ・・。 
 
 本州の農家の皆さん、ゴメンナサイ! 
 
 ところで、読者の皆さん!、日本の農業は低農薬、無農薬の方向へ確実に進んでますから・・!!  ご安心下さい!! 
 
 もっと、もっと、野菜を食べてくださいよ。 
 
 その中でも、北海道の「野菜の老舗」 伊達産野菜をヨロシクお願いしますよ・・・。 
[2010.02.22]
 最近、巷(ちまた)では、ツイッターなんて言うのが流行っているんですって? 時の総理も始めたらしく、物議を醸してますね・・。  
 
どうやら、「つぶやき」と表現するらしいんですが!?  
 
 それじゃ、今日のタイトルからして、ツイッターなのって・・?  いいえ、いつも通りのブログですよぉ!! とても、小生の能力じゃ140字以内では書けませんからねぇ。 
 
 そんな事より、気が付いたら、今年も、いつのまにか、小生の生業!の再開時期になっちゃってましたよ。 
 
 仕事始めの七つ道具 
 
 昨年は、大切な仕事始めの日の前日に、飲兵衛仲間との宴会で仕事を忘れて盛り上がっちゃうと言う大失敗を演じてしまった小生!!  こんな調子で、毎年、毎年繰り返して来たんですよねぇ! お恥ずかしい限りです・・。 
 
 今年の始まりは? 
 
 小生の場合、読者の皆さんも、ご存じのように、3ヶ月ほど冬眠してますので、この時期(2月)から、今年が始まっちゃうんです。 本州の農家や酪農、畜産農家は切れ間のない営農をして稼いでいると言うのにねぇ・・・!!  
 
 我が家はこの、空白期間があるため、毎年、いわば1年生という訳なんですよ。 
 
 その上、何年経っても、失敗の連続で終わりの見えない”辛ーい”人生を歩んでるんですよ・・。   
 情けないんですけどねぇ。 少しは成長しなけりゃとは思ってるんですよ。 でもねぇ・・。 女神は味方をして下さいません!? なんでなんだろー。 
 
 え! 修行が足りない! はい、おっしゃるとおりです・・!! 
 
 毎年変わらず働いてくれる機械(とうみ)  
 
 今年は失敗しないように、そして、2年生になれるように頑張りますよ、読者のみなさん!!  
 
 どこかで、小生を見かけたら、気合いを入れて下さい・・。  
[2009.12.12]
 いつの間にか、12月になってしまいましたね。 それにしても、どうなったのでしょうね、この暖かさは。 地球温暖化の影響なのか? 心配です! 
 
 さて、北海道には冬にしか出来ない産業が有るんですが、読者の皆さんは当然ご存知ですよね!? 
 
 製糖工場 
 
 その通り、砂糖製造業(糖業)ですよ。 とにかく、この工場は10月から翌年の3月までしか、操業していないんですから、観光シーズンに煙突から煙が出ている景色なんて見る訳ありませんよねぇ・・。 
 そして、その工場が「北の湘南」伊達に有るんですからね。 素晴らしいじゃないですか? 自慢しちゃいましょ。 
 
 ビートの収穫(大久保さん撮影) 
 
 ところで、読者の皆さんは、ビート(砂糖大根)の糖分含有率って、どれ程あるかご存知かな?  実は約15~18%なのです。 これを多いと見るか、少ないと見るかは皆さんの判断にお任せしますがね。 
 
 1袋(1kg)の砂糖を作るのにビートが約6kg必要なのですよね。 
 
 ビートの話はこのくらいにしましょ。それにしても、何故、暖かい伊達に工場が有るのか不思議じゃないですか? 
 
 ご存知の方もチョッとお付き合い下さい。 
 
日本最古の製糖機 
 
これなんですよ。 先人がこの地に作ってくれたお陰で、こうして、伊達に存在してるって訳ですよ。  
   
 最初の工場の有った場所と言うのが、時々、小生も仲間達と、夜に訪れる、今のネオン街?だったと言うのも何かの縁・・? 関係ないですかぁ。 失礼しました!! 
 
 さて、さて、北海道の農業にとって、輪作をする上でビートはとても重要な作物なのですけど、作付けの制限があったり、かなり厳しい状況にあるんです。 その原因は、海外からの砂糖の輸入と消費量の減少なんですねぇ。 
 
 スイーツをもっと沢山食べて、北海道の農業を守りましょう!! そして伊達のこの風景を守りましょ。 砂糖と成人病は関係ありませんから!? 
 
 畑から見える風景  
 
 小生、何故か、畑からこの景色を見ると冬の到来を実感するんですよね・・。 
 
 昔、この工場でバイトしてたからだろうか・・・!? 
[2009.11.26]
 小生のブログも少々間が空いてしまいました・・。 この間に何をしていたかですって?  
  
 当然、一生懸命農作業をしてましたよぉ・・。そして、実は これからの農業を見据えて?、1日だけですが、道内を見て回ったんですよ。 
 
 それでは、そのご報告としましょうかねぇ。 
 
 
マオイの丘 
 
 こちらはご存知、長沼町の道の駅。 時期的に、客の姿はまばらで、この日が最終日と言う店もありました。 夏場は客が滅茶苦茶多いんですけどね。 
  
丘から見た、長沼方面 
 
 寒くなったら、客足も遠ざかるんです。 これが、北国の辛いところなんですよね。 我が町の道の駅も冬をどう乗り切るかが課題なんでしょうね。 知恵の出し所ですよ・・!  
 
 仕事をしなくても、時間になるとお腹だけはすくもので、昼食に訪れたのが野菜食べ放題の畑の中のこのレストランなんですよ。本音を言うと、あまり期待せずに行ったのですがね。 
 
 ところが、なんと驚く事に店内は平日だと言うのに、満員。 そして、お客の8割が女性客ですよ・・・。 そんなの常識だって・・!? 
  
やっぱりねぇ!! 世の殿方は何を召し上がっているのやら? お気の毒です・・・!?  
 
 さてさて、この店の野菜料理、あまり手を掛けていないのに、結構いけるんですよ。 野菜を作っている身でありながら、最近野菜を食していない小生、久しぶりに野菜を堪能しました。 お恥ずかしい!! 
  
 店のオーナーのお話では、お客が食べる野菜の量はオープン時の6~7倍になったそう!  
 
 小生のような先の見えない野菜農家にもまだ、未来はあるのかな? 頑張ろっと。 
 
野菜料理 
 
 この店も、札幌方面からのお客と女性客が多く、冬にはやっぱり大幅に客足が落ちるそうなんです。 以前は、夏の収入を冬に食い潰してしまったとか・・! 
 
 厳しいんですね・・。 田舎で商売をするのって! 
 
 さて、勉強の旅も終盤、次に訪れたのが、由仁町のこのお店! 
 
 水田農家の娘さんが自分の家で作った米で何か出来ないだろうかと考えて始めたのが、「おにぎり」だったとの事。 
 
 
 若い女性3人で切り盛りしていました。 そして、御飯は釜で炊くと言うこだわりようなんです。 立派なものです!! 
 
 
 味はどうだったかですって? それは皆さんのご想像にお任せします!!  
 
 なんと言っても、小生たちは、毎日、道内屈指の良食味の米を食べてますからねぇ。 
 
 そんな訳で、柄にも無く刺激を受けて帰ってきました。  
 
 「今年の冬は冬眠せずに頑張るぞ・・・!?」 とは、言ってみても・・・。 
 
 さて、何をしょうかな・・っと。   
菜っ葉屋の農事だより
ヴェジファーム スガワラ
ヴェジファーム スガワラ
  風光明媚(び)な館山の地で葉物野菜(レタス、長葱など)を中心に栽培し、平成21年に農家と異業種の友人達と設立した「お伊っ達(おだって)本舗研究会」の構成員です。  
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