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[2011.06.18]
 町場近く?の小生の畑にまで、どうも、やって来てしまったみたいです。  どうも、その時が来ちゃったようです!? 
 
 
 幸いに、今回は徘徊しただけのようですけど・・。  
 
気になるでしょう、その正体!! 
 
 
 ご覧の足跡、どう見ても、偶蹄目(蹄が割れている種類)の動物ですよね。 そうですよ、昨年、宮崎県を襲った,家畜伝染病(口蹄疫)に感染する可能性のある動物・・・!! 
 
 多分、犯人はこの動物でしょう・・?! 
 
 
幸いにも、出没したのは1頭だけみたいなんですけどねぇ、関係者(ある農家)の話しでは1頭で行動するのは”オス”だとの事・・!!  
 
 最近、この周辺で、こんなものも見かけていたので、チョッと心配してたんですよ。 実は・・・。 
 
 鹿が皮をむしった?木 
 
それにしても、こんな所までやって来ているとなると 
 
 
 街中でも、そんなに遠くない時期に目にする事になるかもしれませんよ、皆さん・・・!! 
 
 ところで、小生の畑のレタスを食べなかったと言う事は・・、彼?は、葉物野菜が嫌いなのか、それとも、口にするほどのものでもないってことなのか・・。 
 
 どう思います・・・? 
[2011.05.29]
 野菜作りが生業の小生が、今年も、苦手の稲苗作りに・・。 どうにか子供達の田植えには間に合ったみたいです・・! 
 
あれだけ、イコロ農園勤務?の先輩方に、助けていただいたのに、失敗なんか許されませんよねぇ。 
 
 種籾の脱棒作業  
 
 必死になって、作業を手伝って下さった先輩方の苦労に報いるためにも・・!? 我が家の米担当責任者(爺ちゃん)が一生懸命に 
手入れをしてました。 
 
 
 そして、必死に手伝って下さった先輩方の思いの果てには、こうした子供達の姿が映っていたんでしょうねぇ。 
 
 2011年のイコロ農園での田植えの様子(北海道新聞) 
 
 それにしても、自然と触れている時の子供達って、本当に生き生きしてますよね。 
 
 今年も素晴らしい出来秋を迎える事、間違いないでしょ!! 
 
 なんたって、「ゆめぴりか」と「ななつぼし」のブレンド米ですからねぇ・・・。(チョッと小声で) 
 
 楽しみに待ちましょう。 秋の収穫まで。 
 
 -管理は任せましたよ先輩方!!- 
 
ところで、我が家は、田植え作業まで辿り着けません。 今年の天気が恨めしい・・・!! 
 
 代掻きまでは、どうにか。 
[2011.05.10]
 今回は、イコロ農園勤務の先輩方に、種の準備から、種まきまでと重要な助っ人をして頂いた、大切な苗もやっと、こんな状態に・・・。 
 
 
 ちょうどその頃、外では、米作りには避けて通れない、これまた重要な作業が待っているんですねぇ! 
 
 これを見たら、米の味が変わりますよ・・多分? 
 
 我が家の田圃の水源地(気門別川) 
 
 さて、ここからが、大仕事・・。 気合を入れて、ご覧下さい。 消費者の皆さん!! 
 
 1年間かけて、茂った草たち 
 
 掃除作業 
 
 この作業を我が家の場合は、約500mの距離を行うんですよねぇ・・! 
 
 昔は、この用水路(堀)を4軒の農家が利用していたので、男達の共同作業で行っていたんですけど、今では、我が家だけなので、女の人も総動員で大掃除ですよ! 
 
 汗をかきながらの重労働・・・。 後を振り返ったら、こんな具合になってます!! 
 
 掃除の終わった用水路 
 
 そして、6時間後に、やっと、この重労働から開放されました・・・。  
いつもの事ですけど、「なんで、こんな重労働を女にさせるんだよ!」って、女性陣に怒られるんです。 
 
 この時ばかりは、小生も頭を下げっぱなしなんですよねぇ。 ゴメンナサイ・・! 
 
 あー、疲れた!! 明後日あたりに、筋肉痛になるんだろうな・・・!? 
 
 我が家の今年の米は、<ゆめぴりか>と<ななつぼし>のブレンド米ですよ。 お楽しみに!! 
    
[2011.04.28]
 3月11日を境にして、日本がすっかり、別の国になってしまったみたいですねぇ・・!  
 
 1週間前には、小生の青春と共に有った? キャンディーズ、そしてその中でも小生お気に入りのスーちゃん(田中好子)が亡くなってしまった。 なんだか、チョッと寂しいねぇ。 
 
 失礼! チョッと私的感情が入いっちゃいました・・・。 
 
 そして、また、ショッキングな出来事が・・・!! 
 
なんと、あのメジロ牧場が解散ですよ・・・・。 
 
 新聞記事(北海道新聞) 
 
 小生、競馬はやらないんですけど、1900年代末に一世を風靡したメジロの馬達、名前だけは浮かんで来ますよね・・!? メジロラモーヌ、ライアン、マックィーン・・・・等。  
 
 いくら、有名な馬が出ても、常に、走る馬を出し続けなきゃダメなんですね。 これは、辛い話しですよねぇ、牧場にとっちゃ!! 
 
 これで、伊達の自慢が無くなっちゃうんじゃないですか・・!! 
 
 草を食む軽種馬 
 
 北海道農業の縮図って言う、自慢がネ・・。    
 
 こんな事、感じるのは小生だけかなぁ・・。 
 
アーア、また、ぼやいてしまった・・・!? 
 
 さてと、昔を懐かしんで、床に付く事にします、いい夢みられるかなぁ・・・・・と。 
 
[2011.04.07]
 冬は飲むのが仕事みたいな?!小生も、この時期になると、流石に猫の手も借りたい忙しさになるんですよ・・。 
 
 そんな折、大切な仕事が残っていました・・!! 
 
 もみの脱棒作業(寺島さん撮影) 
 
 4月に蒔く予定の種もみの準備作業なんですけどねぇ。 いつもは種もみを購入してるんですけど、今年は、とっても美味しいと評判の北海道産米(・・ぴりか)を栽培しようと考えたんです。 
 
 でも、その種が手に入らないので、知り合いの農家から、種にする為に、もみを分けてもらったんですよね。 
 
 ただ、種にするには、一手間かかってしまうんです。 その作業(脱棒)って、大変な時間が必要なんですよね。 
  
 脱棒前と後のもみ(寺島さん撮影) 
 
 この作業をしないと、種として使えないので、とても大切なんですよ。(種まきの時に、棒が播種機械に引っかかって播けないんですよ!) 
 
 そんな訳で、この作業を引き受けてくださったのが、イコロ農園勤務?の二人の有り難い先輩方・・! 
 
 立派な種に変身しましたよ・・。 完璧な仕事でした!! 
 
 そして、種へと変身したもみは、ご覧のように、今は、水に浸して水分補給中なんです・・。 
 
 乾いた種もみに水分補給 
 
 先輩!! 種まき時には、また、助っ人お願いしますねぇ・・・。    
[2011.03.26]
農業って、本当に思うようになりませんよ・・・。 
 
 今回も、また、ボヤキから始まっちゃいましたね。 申し訳有りません・・! 
 
 でも、見てくださいよ。 この悲惨な状況・・・。 
 
生えてこない野菜(ピーマンなど) 
 
 種まきをしたのに、芽が出てこないんですよ。  
 
何故だろうって?  それは、ある動物による「自然災害?」 
 
その動物こそ・・、ご存知! ”ネズミ”なんですよ。 
 
播いた種を、その夜のうちに食べてしまうんですからねぇ。 
 
 これには、小生も参ってしまいました。 色々な、道具を使って、捕獲を試みても、どれもこれも、効果が無いんですよ・・・!! 
 
 そんな時に聞こえてきた「天の声」(農家情報)!?  
 
 信じられないかもしれないけど、これが意外と効果があるらしい・・との事。 
 
ネズミよけグッズ?(ラジオ) 
 
 知りたいでしょ。 その効果・・! 
 
 皆さん、ビックリですよ。 なんと、その後は被害が「ゼロ」なんですから・・!! 
 
彼らは、人間社会の情報が嫌いなようですねぇ・!? 
 
それにしても、小生とピーマンとの関係、一昨年は、こんな状況で、 
植え付け後に、凍ったピーマン 
 
ひょっとして、相性が悪いんでしょうかねぇ・・。 
 
 ところで、今回、被害のひどいのは、ししとうがらし、ピーマンで、 げきからなんばんはほとんど被害無し。  
 
 ネズミは、ラジオの音と辛いものが嫌い・・!? 
 
勉強になりました・・。 情けない話しですけどねぇ!  
 
 小生、いくつになっても、勉強、勉強!? 
[2011.03.21]
 こんなにも早く、小生が心配していた状況になっちゃうとは・・!? 
 
 何がって? 新聞報道などで、ご存知のように、「野菜から、放射能検出の記事の件!」  
 
 ほうれん草 
 
 これが出ちゃうと、どんどん、風評被害がひろがっちゃうんですよねぇ・・・。 
 
 健康には影響ない値であっても、基準値(食品衛生法)を超える数値が検出されちゃうと公表しなければならない。 公表してしまうと、パニックになって、売れなくなってしまう。 
 
 そして、スーパーは、商品(野菜)を棚から撤去してしまう。  
 
 更にエスカレートして、該当する生産地の他の関係ない野菜も売れなくなってしまう。 そんな、悪循環になっちゃうんですよね。  本当に心配です・・。 
 
 消費者の皆さん、冷静に聞いて下さいね。 この時期に、出回ってる野菜の多くが、関東、東北地域のものなんですよね。 
 
 この産地のものが、スーパーの棚から消えたら、棚はがら空きになっちゃいますよ。 そして、品不足になり、値段は高くなってしまいます。  
 
 当然、消費がどんどん鈍ってしまいます。 それから、輸入が急増しちゃうんです。 
 
 それより、農家が廃業してしまうなんて事になったら大変ですよ。 チョッと過激だったかな? 
 
 先の見えない、放射能汚染に、今、一番おびえているのは関東、東北地域の農家かもしれません。 
 
こちらを参考にして下さい。 クリックを!   
  
  消費者の皆さん、風評には屈しないで下さいよぉ・・。  
 
 そして、健康のために、決して野菜離れを起こしちゃいけませんよ・・!! 
 
 野菜作りを生業とする、菜っぱ屋のおやじの「切実な」ぼやきになっちゃいました・・・。 
[2011.02.11]
 新年を迎えてまもなく、小生のもとに、それはそれは、うれしい便りが届いたんです・・!  
 
 「僕、アメリカに行きます。」 去年の夏、農業実習生として、我が家で寝食を共にした青年S君からのもの!! 
 
 S君と出面さん 
 
 寡黙に農作業に取り組む、真面目な青年。 
 
 測量山から 
 
 この場所で、ニュージーランドへ行きたいと、遠くを見つめて語っていたよねぇ。 
 
 でも、アメリカを選んだのは、正解かもしれないよね。 良くも、悪くも、日本に一番影響を与える国なんだからね。 その懐に飛び込んで行って、そこから、日本を見つめると、違ったものが見えるかもね!? いえいえ、見える筈だよ・・・。 
 
 羊ヶ丘のクラーク像 
 
 日本の男子達よ、住み心地の良い日本から、一度、脱出してみてはいかがかな!! 人生は長いんだからねぇ~。 
 
    
[2011.02.07]
 なんで、ここだけが・・・・!! 多分、皆さんも、感じているんじゃないですか? 
 
それは、宮崎県!!  去年は、口蹄疫で、畜産農家が家畜を失う辛い思いをして、今度は、 
 
新燃岳の噴火(NHK画像) 
 
 野菜農家は、風向きによって、灰をかぶって、こんな状態です。 
 
 灰におおわれたキャベツ 
 
 小生の経験からいくと、野菜はほぼ、全滅でしょうね。 思い出してしまいました、あの夏を!!  
 
 1977年の有珠山噴火(ハザードマップ) 
 
 自然現象とは言え、被災経験のある農家として本当に辛くなってしまいますよぉ。 
 
 何時終わるか見当も付かない不安な毎日、有珠山は結局、次の年も活動は続きました。 
 
有珠山噴火(2000年) 
 
 そして、噴火のニュースの陰に隠れてしまいましたけど、これまた、深刻な問題が、今度は養鶏農家を襲っているんです。  
 
 そうです、鳥インフルエンザですよ。 こちらは、どうも、渡り鳥が原因らしいって言うんですから、お手上げですよね。 
 
 自然を相手の生業である農業って、自然の災いに対しては、本当に無抵抗なんですよね。 どうにも、なりまあせん! 
 
  農作物が、お金さえ出せば、いつでも手に入るなんて時代は、もう、終わってしまうかも知れませんよ。  
 
 消費者の皆さん、こんな農業を優しく見守ってくださいよぉ・・・。 
[2011.02.05]
 小生の先祖(曽祖父母)は、明治27年に、今の香川県から、北海道に移住して来ました。 曽祖父母はなんと江戸時代の生まれですからねぇ。    
 
 北海道って、名も無き多くの人達が、日本各地から移り住んで、苦労して開拓したんですよね。 
 
 どんな思いで、こんな過酷な場所に来たんでしょうね。 そして、その多くの開拓者が、故郷から大切に持って来たのが・・。 
 
とら豆 
  
 
 そうです、隠元(いんげん)豆ですよ。 北海道では菜豆(さいとう)と言った方が馴染みがありますかねぇ?  
 
 農業大国、大いなる大地「北海道」が、生産量で国内の90%のシェアーだっていうんですからね。  
 
 それに、なんと、約600にも及ぶ種類が生産されてるらしいんです。 ただ、同じ種類で呼び名が違うものも有るかもしれなせんけどね。  
 
 そして、この豆を守り育てるのに貢献して来たのが、やっぱり、食卓を守る、農家の母ちゃん達だったんですよね。  
 
 当然、我が家でも、ばあちゃん(母)が、今でも、作ってますよ。 白花豆、紫花豆、とら豆、貝殻豆、・・など。 
 
 
 
 そして、冬に作ってくれるんです。 これまた、北海道産の砂糖をたっぷり入れた、とても甘~い煮豆をねぇ。 
 
 余計なお世話ですけど、興味のある方はコチラをご覧下さい。 
 
 豆の煮かた  
 
 先人達も、これを食べながら、ふるさとを思っていたんだろうなぁ・・。 
 
当然、北海道から旅立った人達もね・・・・!! 
 
 そうそう、煮豆が食べたくなった、みなさんへ。 
 
「峠のやおや」でも、たくさんの豆をご用意してますよ。 
 
 ご来店の際は、こっそり教えて下さい。 秘伝の煮豆の作り方を・・・・。 
   
 これからの時代、意外と豆が救世主になるかも知れませんよ・・・!! 
菜っ葉屋の農事だより
ヴェジファーム スガワラ
ヴェジファーム スガワラ
  風光明媚(び)な館山の地で葉物野菜(レタス、長葱など)を中心に栽培し、平成21年に農家と異業種の友人達と設立した「お伊っ達(おだって)本舗研究会」の構成員です。  
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