毎年4月1日が近づくと、この日に何か面白い嘘をついて家族を騙してやろうと考える。
このエイプリールフールの起源はと調べると、どうやら1500年代のフランスにおける暦変更説が有力らしい。もともと3月末から4月頭に新年のお祝いをしていたフランスで、1564年にシャルル王によって1月1日が新年の始まりとするに変更されたが、それを知らなかった人民や従わなかった人民が4月にお祝いをするのをみて、そうした人たちに偽の祝いや嘘のプレゼントをしたことから始まるという。
いずれにせよ、一年に1回、嘘をついてもいい日とされているわけだから、その心がある人は気合いがはいるである。
ところが、いざ嘘をついてもいいよと言われても、結構嘘は思いつかないものだ。嘘というのは必要に応じて口から出るものであって、わざわざ嘘をつこうと思ってつく嘘は日常ないからだと思う。
ということで、嘘をつくために考えなくてはいけないわけだが、人を怒らせる嘘はその目的と違うからつけない。そうなると相手をドキドキさせて多少不安にさせておいて、あとから「え?嘘だったのお?よかったー」と安心するような類の嘘ということになろう。
しかし単純にそんな嘘をついてもすぐにバレるから、何人かでひとりを騙すような手の込んだ企画が必要になる。しかしそんなことを考えているうちにいつも4月1日がきてしまうのだ。
だからこの日は、いつも無念の思いで胸がいっぱいになって1日を過ごす。

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