最近、孫が機嫌を壊して泣いた時に聞かせるアンパンマンのマーチの歌詞を、改めて認識した。そしてその含蓄に富む歌詞の内容に胸が熱くなり、涙腺さえ緩む。
作詞した、やなせたかしは、この歌に戦時に特攻隊に参加して戦死した弟を重ねて書いたという。それは人間の生きる意味を究極に問う内容となっている。
なんのために 生まれて なにをして 生きるのか
こたえられない なんて そんなのは いやだ!
人生に目的はあるのか?
あるとしたら、いったい君はなんのために生きているのか?
これは、自我が芽生えて自分の周りの世界を認識してから、時に頭から離れない一番大切なテーマのひとつである。やなせは、なぜ生きているかもわからずに、なにゆえ君は生きているのか?と問うのである。
そしてその答えのヒントが示される。
今を 生きる ことで 熱いこころ 燃える
だから 君は いくんだ ほほえんでそうだ うれしいんだ 生きる よろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも
ああ アンパンマン やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため
そのヒントは「今を生きる」ことである。
未来のことを考えすぎるな。
つまり、「余計なことを考えずに今あることに集中しろ」である。
そして、
時は はやく すぎる 光る 星は 消える
だから 君は いくんだ ほほえんでそうだ うれしいんだ 生きる よろこび
たとえ どんな敵が あいてでも
ああ アンパンマン やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため
人生はすぐに終わる。
どんなに困難に見えることが目の前に現れても
世の中は移り変わる。
だから何も心配せずにただ微笑んで進むのだ。
勇気を持って今の自分を生きていくことこそが
あなたの生きている意味である。
これは最近俺が傾倒する「武士道」そのものなのである。
いかに「生きる」とは、いかに「死ぬ」かということ。
これについてはまたいつか考えを整理していく。

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