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料理というもの

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若い頃は料理というのはただ空腹を満たすだけのものだった。
人生の中で「不味い」と思った料理はあっただろうかと思う。多分今まで口にした中の99%以上は「うまい」と口にしているのではないか。

もちろん、「好き・嫌い」という観点からすれば、いろいろと好みは分かれるところではあるが、「不味い」と思った料理の記憶は本当にないのである。

ただ、歳をとるにつれて好みは変わってくるし、量も減っている。なんか繊細な味付けや見た目も楽しめるような料理に興味を持てるようになってきている。

恥ずかしながら、そんな志向になってきたのは本当に最近のことであり、もしかして俺の脳の味覚部分が遅ればせながら開花したのかもしれない。

ここに並ぶのは先日あった叔母の卒寿を祝う親戚の食事会での昼食コースである。
今こうして見ても、一品一品に手間をかけた精妙さが伝わり、その味を思い出す。

普段は家でカミさんと質素な食事をとっているけれども、たまにはこんな料理で食欲とはちょっと他の、自分の中にある何かの欲を満たすのもいいものだ。

京料理「福們(ふくもと)」

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犬と暮らしとカヤックと

kayaker

豊浦町でワンコたちと暮らし、たまに海で遊ぶ日常をつづります。

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