伊達市から豊浦町に移住したのが2009年。
今から16年前になる。
人口3万5千人から4千人規模の町になると、より町の人たちの顔が見える世界になる。
自分がコミュニティに貢献できることを果たしたいと思った。
2024年に商工会の理事をすることになった。
小さい町の中ではあるが、
自治会でも役員をやるなど、
俺も偉くなったものだ。
そして、あのテーブルシャッフルボードという、
無用の長物となっていたゲーム台も、
俺と一緒に豊浦町に引っ越して、
学校の地下体育館に置かせてもらっていたわけだが、
2025年に商工会事務局長のお願いして、
商工会が管理する、町の大きなコミュニティ施設で
ビリヤードの隣に置かせてもらえることになった。
町の活性化につながるゲームだからと、
俺が熱く語ったこともあるからだろうが、
もしかしたら理事だったからかもしれない。
ただ、この事務局長はなかなかの人物で俺は好きだ。
とにかくそういうこととなって、
早速学校の地下体にこのゲーム台を探しに行ったら、
なんと、下部の本体を載せる台部分が既に捨てられていた。
上部の本体は捨てるにも大きすぎたのか、残ってはいたのだが、
俺はがっくりとしてしまった。
だが、これで諦められない。
せっかくテーブルシャッフルボードを復活させられるチャンスを得たのだ。
俺は昔の資料を引っ張り出し、
下の台部分を自作してこのゲーム台を復活させることにした。
昔持ったあの情熱が沸々と湧き上がるのを感じていた。
しかし、
150kgほどもある本体を載せる台を製作するには
俺のDIYでは心許なかった。
結局、商工会のメンバーに協力をお願いし、
リフォーム会社の高嶋さんにお願いすることにした。
もちろん経費がかかることなので、
俺もできるだけ手伝うことにしたのだが・・・
(つづく)

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