MENU

東京・春・音楽祭

24
2

前夜のTVニュースの天気予報で、『明日は天気も良く、今年最後のお花見になります』と伝えていた。元々、上野で開催中の「東京・春・音楽祭」行く予定だったので、上野公園の桜を見られると思った。

大江戸線の「上野御徒町駅」から歩いて不忍池に行くと、「さくら祭」の真っ最中だった。
屋台も出て大賑わいで、外国人観光客も大勢来ていた。
桜は満開を少し過ぎた頃で、池には花びらも浮いている。

上野「不忍池」

天気が良く穏やかな日で、お花見には最高の日だった。
風もあまり無いので、「池の面」に桜が映っている。

「池の面」と書いたが、他になにか言葉はないのだろうか?
「池の水面」ではダブるし、「湖面」では池ではないし、「海面」でもない。
ネットで調べても、「これだ!」という言葉は見付からなかった。

 池面に映る桜が綺麗だ。

不忍池から「ボート池」に向かうと、途中で水面を見たら鯉が近寄って来た。
鯉も今日の暖かさで、気持ち良いのだろう。こういう日を「ぬくい」と言うのだろうか?
・・・と書いて、今度は「ぬくい」は方言かな?と思った。

またネットで調べたら、「ぬくい」は西高東低で、関西方面では普通に使うようだ。
「北に行くほど使われなくなっている」という、変なことを調べてしまった。

鯉が餌をくれると思い寄って来る。

不忍池とボート池の間に狭い道路がある。
両側に桜が植えてあり、ここが上野で一番桜が綺麗な場所である。
道の名前を調べたが、AIに尋ねても「名前は無い」と出る。

左側のボート池にはたくさんのスワンボートが出ている。
乗り場に行ったら、外国人も含めて大勢が順番待ちをしていた。
両側の池を抜けると、右側に弁天堂がある。

ボート池にはスワンボートがたくさん出ていた。

弁天堂を過ぎると両側に食べ物屋の屋台が並んでいるので、大混雑で通り抜けるのも一苦労だ。信号を渡り石段を上る。
正面に清水観音堂が見える。資料によるとこの清水観音堂は「京都清水堂を模した舞台づくりでのお堂で、1631年に天海大僧正により建立された」とある。

石段を上り切るとそこは「さくら通り」で、いわば上野公園の中央大通りである。
花見の時期は混雑を避けるために、この道路は左右の一方通行になっている。
ここでも自撮り写真を撮る人が多く、なかなか前に進めない。

上野公園の中央通り「さくら通り」は一方通行。

外国人は花を見ると触る人が多い。
そのために英語、中国語、日本語の順で「桜に触らないでください」と書いた大きな看板が立ててある。日本人は子供の頃から「桜の花に触っちゃダメ」と教えられて育っているので、看板の注意の順番も最後なんだろうと私は思っている。

たまに一方通行なのに、逆方向から来るアジア系の人がいる。
彼等は「自分の世界に入り込んでしまっている」ので、周りが見えないのだろう。

『桜に触るな』と英中日の注意看板。

「さくら通り」から1本裏の通りには「宴会場」がある。
昔は表通りの「さくら通り」でも宴会をしていたが、何年か前から禁止となりその代わりの場所を作ったのだろう。「花を見て、飲み食いする」というのは日本の文化で、外国には無い。

そもそも「花を見に行く」というのは、あまりメジャーじゃないようだ。
こちらの立て看板には「英語」も「中国語」も無い。
この看板を見ても、「花を見ながら宴会」は日本独特と分るのである。

 「スリ」、「ひったくり」、「置き引き」にご用心。

(おまけの話)
今年も3月13日から4月19日まで、上野を中心に東京・春・音楽祭」が開催されている。
私は無料公演の中から「上野駅公園口」を出た正面にある、「東京文化会館」の音楽を聴きに行った。ここでは「ハープ」の演奏で、出演は「ヨアナ・ダウニーテ」という女性である。

珍しい名前だと思い調べてみたら、リトアニア人だった。
演奏会場は椅子が100席ほどだったが、少し遅かったせいか座る席が無く立ったまま演奏を聴くことになった。

ハープ演奏の前に関係者らしき男性が挨拶と話をしたが、それが長い。 
計ったら18分も話していた。
私は立ったままだったので疲れてしまい、音楽を楽しめず2曲だけ聴いて外へ出た。

 上野「東京文化会館」

東京文化会館を出て、裏道から御徒町駅に向かった。
「さくら通り」から1本裏通りには「宴会場」が作られていた。
大勢の人がブルーシートの上にいるが、宴会はしていない。寝転んだり、本を読んだりしている。

広い広場の桜の木の下が、ブルーシートで覆われている光景も可笑しなものだ。
彼等は夕方から始まる会社などの宴会のために、会社の業務として場所取りに来ているのである。外国人観光客も大勢、ここを通るが、「あの人たちは何をしているんだろう?」と思うに違いない。「花見で宴会」という習慣は、どうやら日本だけのもののようだ。

 上野公園の「宴会指定場所」

宴会場を通り抜け、公園の出口の石段を降りると、その先の右手から音楽が聞こえて来た。正面一帯は屋台村になっていて、色々な食べ物を売っている。
階段下には舞台が作られていて、若い女性がエレクトーンで弾き語りをしていた。

私は植木の囲いのコンクリートに腰かけて、少し休むことにした。
近くに寄って見てみたら若い清楚な感じの女性で、透き通るような声で歌っていた。
上野公園の2ヵ所で音楽を聴いたが、私はハープよりエレクトーンの方が好きだった。

若い女性が「弾き語り」

\ この記事をシェアする /

伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

アクセス総数
1,567,057回

コメント(2件)

  • 私の住む三多摩の日野市にも「桜の名所」があります。大きな工場が沢山あったのでその工場周囲に桜の樹がありました。ところが時代が変わって行き多くの大企業が地方への転出をしてしまいました。東芝、帝人、日野自動車等ですが、これが日野市の財政破綻への端緒となりました。僅かの残った富士電機、小西六=さくらフイルム(現・コニカミノルタ)の周辺にある桜の古木が満開を迎えております。桜祭りや夜間のライトアップなど市民を楽しませてくれております。

  • のどかな春のうららの一日の様子が伝わってきます。日本の春、これですね。

コメントを書く


心の伊達市民 第一号TOPページに戻る