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写真で見る東京(142)・・・「江戸東京博物館」

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大規模改修のために4年間も休館していた両国の「江戸東京博物館」が、3月31日にリニューアルオープンしたので見に行った。
以前に「オープン100日前」というイベントにも参加した覚えがある。

ここは館内に入ると大きな実物大の木造の「日本橋」があり、そこを渡って行くのが良かった。他にも芝居小屋などもありかなり精巧に作られていたが、「果たしてそれらはどうなったか?」など行く前から楽しみが多かった。

 「江戸東京博物館」への通路の反対側の桜並木

前日にネットで入場券を買っておこうかと考えたが、天気予報ではかなり激しい雨のようで行かないかもと思い買わなかった。
幸いに出掛ける時に窓から外を見たら雨も小雨程度で、「これなら大丈夫」となり出掛けて行った。

大江戸線の「両国駅」を出ると、外観は変らない巨大な「江戸東京博物館」が目に入る。
ところが入場券を買うための行列が、小雨の中で100メートル以上も続いていた。
「ネットで入場券を買っておけばよかった」と思ったが、それは違っていた。

入場券を持っている人も並ばされ、館内に入ったところで行列から離れるのであった。
やっと入場券を買いエレベーターで6階まで行くと、そこには懐かしい日本橋が残っていた。

 実物大の日本橋を渡って展示場に入る。

5階と6階は中央が吹き抜けになっていて、「江戸ゾーン」である。
ここは以前とあまり変わりはないように思う。
以前との違いは体験型の展示が多く、「町駕籠に乗って記念写真」、他には「触れる」、「持ち上げる」などが出来る展示がある。

私が滞在中は見掛けなかったが、館員による「ぶらぶら町人」も歩いているようだ。
中央には巨大な芝居小屋があるが、これは以前のままだ。

 表だけの「芝居小屋」

私の好きなのは江戸の町の「ジオラマ」である。「ジオラマ」は日本語では「情景模型」というのを初めて知った。リニューアルしたら「ジオラマ」が増えたので、ジオラマ大好き人間の私はとても嬉しい。

この博物館のジオラマは光景だけでなく、その中に大勢の人が登場しているところが凄い。その人間も精巧な作りで、写真のアップにも耐える出来である。
今回はジオラマが増えたので、何千人もの町民が登場していると思う。

 江戸の町のジオラマ

資料によると『江戸時代は庶民が住む長屋では本格的な台所は無かったので、天秤棒を担いで行商する「俸手振り」や屋台が発達した』とある。それを再現して、街角には「蕎麦屋」、「寿司屋」、「魚屋」などの売り歩く「俸手振り」が展示してある。

中には実際に担ぐことも出来る「魚屋」も置いてあり、子供たちが担いで面白そうに大騒ぎしていた。リニューアルされたことにより、実際に手を触れることが出来る展示が増えたように感じる。

俸手振り「二八蕎麦」

今回の展示では「東京ゾーン」が拡張されていて、展示品も増えたように思う。
なぜか欧米からの観光客らしい人達が大勢で見に来ているが、「東京ゾーン」はあまり人気がないようだ。彼等は侍の戦闘服である「鎧兜」や刀に興味があるようだ。

「江戸ゾーン」の展示は古文書などの資料が多く、ガラス戸の中に収められていて行列ができているので私はパスした。前輪が極端に大きい昔の自転車が飾ってあったが、これは「ペニー・ファージング」という名前だそうだ。

 昔の自転車「ペニー・ファージング」

「東京ゾーン」も終りの方に行くと、私の経験した時代の展示になる。
初期の頃の国産車の「ダットサン222」と「スバル360」が展示してあったが、どちらも乗った覚えがあるように思う。
私は展示に無かったが、大村崑が宣伝していた「ミゼット」を展示して欲しかった。

今回は初日ということもあり、入場券を買うだけで30分以上も行列に並ばされて疲れてしまった。また改めて他の日に来ることにして、今回は30分で見物を終えて外に出た。

懐かしの「スバル360」

(おまけの話)
この日はリニューアル初日なので博物館の入口の舞台では、色々なパフォーマンスが行われる予定になっている。私は午前10時20分過ぎにこの場所に来たので、10時からのパフォーマンスの「墨絵パフォーマンス」が行われていた。並んでいる場所からは良く見えない。

列は少しずつ進み、パフォーマンスの裏側で動かなくなった。
勝手に列を離れるのも憚られて、我慢して並び続けた。
10時30分には終ってしまうので、なんとか写真を撮りたかった。
そこで後ろの人に、『すみません。写真を撮るので・・・』と言って列を離れた。

 「墨絵パフォーマンス」

館内の見物を切り上げて外に出ると、舞台で「和太鼓のパフォーマンス」を行っていた。
和太鼓で思い出した。いつもブログに登場するバアチャンの話である。
彼女は10年以上も前に、私の女房の誘いで和太鼓教室に通うようになった。

女房は間もなく辞めてしまったが、彼女は91歳の今も続けている。
その理由であるが、彼女は「お金を払って、大きな顔をして特別扱いをしてもらいたい」という考えがあるようだ。今は一緒に行かなくなったが、以前は食事に行ってもお金を払いたがる。それは店の人に「いい恰好をしたい」からだ。それが面倒で、私達は一緒に行かなくなったのである。

 「和太鼓パフォーマンス」

入場券を買う列に並んでいたら、左側に傘立てがあったので預けることにした。
ダイアル式の3桁の番号で鍵が掛かる。最初は「000」になっているので、忘れないように端の1つだけ「9」にした。

帰る時に傘立てのバングを「009」合わせたのに、鍵が外れない。
何回やっても駄目で、仕方なく館内に戻り係員に事情を話したら警備員がやって来た。
一緒に傘立てのところに行ったら、なぜか鍵が外れている状態になっていた。

こういう場合は非常に困る。『変だなー』と私は言ったが、警備員は口には出さなかったが『また惚け老人だ』と思ったに違いない。

 「鍵付き傘立て」

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伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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コメント(1件)

  • 「江戸の町のジオラマ」を見て驚きました。江戸時代の人口密度の濃さは現在と変わらないほどに濃いものだったようですね。運河に浮かぶ舟の多さと立派な造りに江戸時代の技術の高さを知りました。町の奥に建っている高層ビル?は何かな~?

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