【Rental KIMONO】
浅草を歩いていると、着物姿の外国人観光客が目に付く。
最近は円安の影響か、以前より着物を借りる人が増えたように感じる。
地下鉄「浅草駅」を出ると、目の前に2軒の「Rental KIMONO」店が目に入る。
2階にある店に入る行列が階段を埋め尽くしている。
雷門に行くと、若い着物姿の日本人女性がパネルを掲げて、「Rental KIMONO」の勧誘をしている。ネットで料金を調べてみたら、標準的なもので4378円(税込み)だった。
この商売を考え出した人は「凄い!」と思うが、ここでもインバウンドのお陰のビジネスが花盛りだ。

【常香炉】
浅草の仲見世通りは、いつも観光客でごった返している。
観光客は大した買い物はしていないようだが、買い食い客が多い。
仲見世通りをを進み、宝蔵門を過ぎると右側に「おみくじ売り場」があり、英語の説明もあるので外国人も買っている。
左側は社務所で、お札や記念品などを売っている。
その先の中央に常香炉が置かれていて、いつも煙が漂っている。
常香炉は400年前に中国から伝わったが、時を経て「香炉の煙を体の悪いところにかけると、治りが良くなる」と言われるようになった。
外国人観光客はそれを知ってか知らずか、みんなの真似をして煙を顔や頭にかけている。

【めんまる】
浅草へ行き昼時になると、どうしても「ひさご通り」の入口にあるラーメン屋の「めんまる」に行きたくなる。
店内は5席くらいのカウンター席だけであるが、外にテーブルが2脚置かれている。
そこは私の感覚では、アーケイドではあるが道路ではないかと思う。
道路のテーブルでラーメンを食べるというのは、なかなか出来る経験ではなく台湾を思い出す。初めてこの店に行ったのはいつか忘れたが、280円だった。
それが段々と値段があがり、最近では400円になっていた。
通りを歩く人達を見ながらラーメンを食べるのも、台湾の場末のようでなかなか良いものだ。

【かっぱ橋商店街】
「矢先稲荷神社」を探していたら、「かっぱ橋商店街」に出てしまった。
急いでいるわけじゃないので、商店街をブラブラと散歩した。
長い商店街には外国人観光客だらけで、日本人は少ない。
外国人観光客の目当ては「和包丁」と、「商品サンプル」の店である。
特に最近は和包丁が世界的に人気が出ていて、和包丁の店が増えたように感じる。
10年前にはまさかここへ外国人観光客が大挙して押し寄せるとは、想像もしていなかったと思う。このようなオーバーツーリズムなら、大歓迎である。

【天井を埋め尽くす馬の絵】
浅草から上野方面に向かう途中に「矢先稲荷神社」がある。
六区からも離れているが、お参りする人が多い。殆どの人が靴を脱いで本殿に入るので、私も入ってみて驚いた。天井一面に馬の絵が描かれていて、その数は100枚である。
資料によるとこの馬の絵は『1960年に海老根氏により神代から昭和に至る馬乗絵が奉納された。作画は約5年の歳月をかけて完成。拝殿の格天井には神武天皇の御世から今日に至る「日本馬乗史」を描いた絵が奉納されている。・・・』
『人物、馬の姿態、武具、服装など全てが精密な考証のもとに描き上げられていて、馬にまつわる歴史が一目瞭然に理解できる貴重なもの』とある。
私も初めて見たが、ただただ「凄い!」と感じるしかなかった。

【花屋敷遊園地】
浅草寺から「六区」の方へ歩いて行くと、小さな「花やしき」という名の遊園地がある。
ここは日本で一番小さな遊園地だが、かなり長い歴史がある。
『1853年に千駄木の植木商、森田六三郎により「牡丹と菊細工」を主とした植物園「花屋敷」が開園した。当時の敷地面積は約約2,420坪であった。江戸期は茶人、俳人らの集会の場や大奥の女中らの憩いの場として利用され、ブランコが唯一の遊具であった』。
その後、色々あり現在の形になったが、いまでも意外に人気があるようだ。
入園料は大人1600円、子供800円で、乗り物は別料金だから私には割合に高く感じる。
乗り物は「ゆるく」、遊園地の外から見えるので動画を撮影した。
【猿回し】
浅草神社に行ったら、境内で「猿回し」をやっていた。
お参りの人は絶えないが、猿回しを見ている人は私以外にもう1人だけだった。
昔は「猿回し」が出ていると人だかりが出来たが、いまの時代には「動物虐待」と思われているのかもしれない。
写真撮影はOKだが、動画撮影は禁止のサインが出ていた。
私も「猿回し」にはあまり良い感情を持っていないが、ブログネタに撮影したのである。

【日本一短いケーブルカー】
「待乳山聖天」には日本一短いケーブルカーがある。
北区王子の飛鳥山公園にも短いケーブルカーがあり、ここへ来る前までは飛鳥山公園のケーブルカーが日本一短いと思っていた。
「待乳山聖天」では高齢者の為にケーブルカーを設置したようで、4人乗りと小さい。
高低差は10メートルに欠けるが、急勾配の山なので高齢者の利用は多い。
ケーブルカーに乗って自分でボタンを押すと、車体はゆっくりと登り始める。1分もしない内に頂上に着く。お寺の境内にケーブルカーがあるのは、ここくらいではないか?
【隅田川の遊歩道】
今回の「浅草名所七福神巡り」は3日間で行った。
石浜神社からの帰りは隅田川の遊歩道をのんびりと歩き、1時間ほどで地下鉄「浅草駅」まで行った。この辺りの遊歩道を歩く人はなく、「ゆりかもめ」が舞い対岸には東京スカイツリーが見える。
浅草七福神を廻り満足感に浸っていたら、台湾のLさんから聞いた八福神の話を思い出した。『台湾では日本と違い八福神であるが、1人は酔っ払って日本に来る途中で海に落ちてしまったので七福神になった』。
似たような面白い話として、ベトナムの干支がある。
日本の干支と4つ違う。「牛は水牛、兎は猫、羊は山羊、猪は豚」である。
お互いの国を理解するのは、こんなところからも難しいと感じる。
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