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ベトナム実習生の東京見物(1)

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ブログ閉鎖中の話題(2016年1月4日)
愛媛県にベトナムから実習生として日本に来ているウェンさんという若い女性が、暮れも押し詰まった12月27日に私を訪ねて1人で東京に遊びに来た。
午前7時33分、東京駅日本橋口に到着するJR夜行バスで来るので、私はかなり早く家を出る羽目になった。バスは予定時間より早く着き、彼女から電話があった。

浜離宮恩賜庭園でウェンさん。

朝食を食べられるレストランを探したが、見当たらないので、先ずは荷物をコインロッカーに預けてから皇居前広場に行く。
こんな早朝から、皇居前には外国人観光客が来ているのには驚かされた。
たまたま居合わせた外国人にカメラのシャッターを押してもらい、少し話をしたら「イタリア、ナポリから来た」と言っていた。

「日の出桟橋~浅草」の定期遊覧観光船。

東京駅に戻り、八重洲地下街で開いていたレストランに入り、朝食を食べる。
丸の内側に戻り、都バスに乗りウェンさんに都営交通一日乗車券を買い与える。
これを持っていれば、都バス、都営地下鉄は乗り放題で700円である。

浅草・吾妻橋から見るキリンビールの社屋と、東京スカイツリー。

東京駅で朝食後、私のマンションに戻り、私の家族と引き合わせる。
そしてお茶を飲んだ後に、東京観光に出掛けることになった。
今回の東京観光で私は計画書を作り、事前に彼女にメールで送信してある。

雷門の傍で客待ちをする人力車。

築地市場で年末の買い物客の様子を見てから、浜離宮恩賜庭園に向う。
庭園を早足で巡り船着場に急ぎ、11時40分発の観光遊覧船に乗って浅草に向う。
浅草はいつもの倍くらいの人出である。いつもと違い、日本人観光客も多い。
どうやら競馬の有馬記念が開催されるようで、その分の人出も加わっているようだ。

浅草観光の定番である「雷門」の前で、記念撮影。

後学のために馬券売り場のウィンズに入ってみる。
競馬や競艇などの無い国から来ているので、その喧騒と仕組みに驚く。
駅に向う道路の両側にはビニールシートを張った屋台が続き、中では競馬ファンが盛大に盛り上がっているのが見える。

浅草寺のお参りの前には、線香の煙でお清めを。

家に戻り一休みしてから、娘も一緒に東京駅のライトアップを見物に行く。
この日は「今年、最低の気温」と放送されていた通りに、風が冷たい。
ライトアップを早々に切り上げてマンションに戻り、ゲストルームに案内する。

彼女はその部屋の豪華さに感激していて、「ベッドが2つもあるのに1人で寝るのは勿体ない」と言った。前夜は夜行バスで眠れなかったようで、午後9時には寝たそうだ。

ゲストルームは11室ある。

(おまけの話)
ウェンさんが100円で、試しに浅草寺で引いたおみくじは「大吉」だった。
そこには「失せ物は出る」とあった。
その時はあまり気にしていなかったが、後になりそれが効果を発揮するのである。
お金が大事な実習生はよほどのことが無い限り、お金は使わない。

浅草寺でお御籤を引く。(100円)

東京滞在中は私がカメラマンになり、彼女の写真を撮ってあげていた。
浅草を出る頃になって、ウェンさんが「私のカメラが無い」と言い出した。
今日の最初からの行動を思い出させたら、どうも東京駅のレストランで朝食を食べた時にカメラを出してご飯の写真を撮ったのが最後らしいと分った。

東京駅に戻り、レストランでカメラが出て来て笑顔のウェンさん。

そこで東京駅に戻り、そのレストランに行って、勉強の為に自分で店で話をさせた。
そうしたら「あった」のである。店がカメラを預かっていてくれたのである。
彼女は「ベトナムでは絶対に出て来ない。日本は素晴らしい」と言う。

浅草寺で大吉のおみくじを引いたのが、ここで生きて来た。
初めての東京で興奮状態なので、この先が思いやられる。

東京駅丸の内側のライトアップ。 (新丸ビルの6階から撮影)

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伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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コメント(1件)

  • カメラを失くしたのにレストランで保管していてくれた話を読み、日本の民度の高さを知りました。日本人は当たり前?と感じているが、外国人が驚くほどに大変なことであるのでしょう。私もイオンで携帯電話をトイレに忘れてしまったことがありましたが、それほど慌てなかったのは、多分総合受付に届いているだろうと思っていたからなのでしょう。ありがたい国に住んでいるのを感謝しなければいけませんね!

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