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小さな話(79)

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【自動運転車】
東京BRTに乗ろうと思い交差点の信号を渡った時に、左に信号待ちの変な車が停まっていた。「なんだろう?」と思い信号が変るのを待っていたら、私の目の前を通過して左折して新橋方面に走り去って行った。
慌てて写真を撮り、家に帰ってから車体に書かれた「WAYMO」を調べてみた。

すると『WAYMOというのはGoogleの関係会社で「タクシーGO」と「日本交通」とパートナーシップを結んだ。現在はサンフランシスコで限定はされているが、自動運転タクシーのサービスを行っている。日本でもサービスを行うことを考えて、自動走行実証実験をしている車』だった。

東京では港区、新宿区、渋谷区、千代田区、中央区、江東区でテストを行っていて、東京の公道に自動運転を適応させるための走行を行っていたのだった。車体の上にはグルグルと回転するカメラのようなものを搭載していた。

 「WAYMO」(自動走行実証実験中)

【外国人観光客】
10月の訪日外国人数は389万6300人だったと発表があった。
道理で最近は都心でも外国人が増えたと、常々私も感じていた。
11月も後半になり寒くなって来たのに、なぜかTシャツの外国人を多く見掛ける。

彼らは寒くないのだろうか? 中にはTシャツにショートパンツの男もいる。寒い国から来た人だろうか? 刺青の男女も多い。 欧米人は個人旅行が多いようで、バスや地下鉄に乗り込んで来る。安いランチ食堂にもやって来る。 
日本人の生活圏に入り込むので、私は迷惑している。

 コートの女性とTシャツの男性

高市首相の国会での発言に、中国が怒っている。 これが私にはよく分からない。
それより大きな問題は在大阪・中国総領事のXへの投稿だ。それはXに「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬のちゅうちょうもなく斬ってやるしかない。覚悟はできているのか」と投稿した。他所の国に来て、外交官がずいぶんと品の無いことを投稿するものだと呆れた。

昔は「ヒラメ社員」という言葉があったが、上司の方ばかり見て仕事をする男のことを言った言葉だが彼もそのようだ。その後、中国は「日本旅行自粛」、「留学自粛」などを国民に指示したが、これで困った日本の会社もある。

でも私の知っている限りでは、団体客は「中国の航空会社を利用」、「旅行費用は中国で決済」、「食事は中国系団体専用料理店」、「お土産は中国系のラオックス」、「留学生の日本語学校は中国人経営」なのだから、元々あまり日本にお金は落ちていない。

イスラム教のカップルが2人ともスマホで・・・。

中国は共産党の考えひとつで、国民を反日に動かせる。
そろそろ日本人も気が付いて、中国依存のビジネス・モデルを考え直した方が良いのではないか? 私は中国から観光客が来なければ、個人的には『これでオーバーツーリズムが少しは解消できる』と思って歓迎している。

今回のことで思い出したことがある。
40年以上も前のことだが、私の所属していたロータリークラブで留学して来た韓国の女学生を預かったことがある。2年の留学を終えて帰国する時に、クラブに来て別れの挨拶をした。その時の言葉である。

『日本は来る前に話に聞いていた国と違い、素晴らしい国だった。でも帰国してそれを正直に話すと、仲間外れにされてしまう。本当のことを言えないのが悲しい』。
言論の自由が無いと、こういうことが起きる。今の中国も同じだろう。

 「相撲博物館」にも半袖シャツのカップルが・・・。

【二の酉】
門前仲町の富岡八幡宮の前を通ったら、11月24日に「酉の市」が開かれると書かれていた。「酉の市」で熊手が売られる理由を調べてみたら、次のように書かれていた。
『熊手は落ちた収穫物をかき集めたりする農具で、その「かき集める」という機能が「福をかき集める」になった』。

天気が良いので「二の酉」の様子を見に、24日に富岡八幡宮に行ってみた。
本家の浅草の鷲(おおとり)神社に比べたら、かなり見劣りがする。
熊手売り小屋も6軒しかでていない。

それでも結構、熊手は売れていて、時々「シャンシャンシャン」とご祝儀の手締めの音が聞こえる。こういう風習は、いつまでも残って欲しいものだ。

 「熊手売りの小屋」(富岡八幡宮)

【火事か?】
夕方になり窓から外を見た。
すると目の前の高層マンションの前に、多くの消防車が集まって赤ランプが回っているのが見えた。香港でタワーマンションが大火災を起こしたばかりなので、火事ではないかと思った。そこでそのマンションに住む友人にメールで問い合わせてみたら、すぐに返信があった。

『マンション内では、何もアナウンスが有りませんでした。マンションを出たら、消防車が囲んでいて驚きました。消防隊員に聞くと、司令からの要請で出動したが、いま調べているところだと。30分位して戻ったらまだ消防車がいたので、管理会社の人に聞くと、「煙を感知した住民の知らせで消防署に連絡したが火事ではなく、部屋で香を焚いた煙が廊下に流れ出たのが原因のようだ」ということです』。

日本では香港や昔の映画のような「タワーリング・インフェルノ」は起きないから安心だが・・・。

 向かい側のマンション前に集まった消防車

(おまけの話)【何だコレ!】
*清澄白河駅の「何だコレ」
夕食後にぼんやりとテレビで「世界の何だコレ!?」という番組を見ていたら、大江戸線の清澄白河駅が登場した。
改札口に向かう通路の天井の蛍光灯の「何だコレ」で、私も近くなのに知らなかった。

そこで早速、大江戸線に乗って3駅目の「清澄白河駅」で降りて、通路を出口に向かった。
すると天井の蛍光灯が何本も、無秩序に色々な方向を向いている。
なぜこんなことになっているのか不思議に思い、調べてみた。

都交通局によると、『これはパブリックアートで、「無造作の配置が地上の喧騒」を表現している』とのことだった。でも初めてこの蛍光灯を見ると、不気味な感じがする。

*飯田橋駅の「何だコレ」
同じ番組で大江戸線の飯田橋駅も取り上げていた。
ここのエスカレーターの天井は清澄白河駅の蛍光灯とは違い、見ただけでアートと分かる。ここは何度も通ったことがあるので、いつも動画を撮ろうと思うのだが、乗客が多くて撮れないのが残念だ。

この作品は天井にひしめく無数の緑色のパイプである。このデザインはコンピューターでパイプの組み合わせの角度や分岐という条件に、空間の広がりなど設計者の意図を加えて自動作成されたアートである。この作品は「植物の種子が発芽し、水や土を求めて根を伸ばし成長するイメージ」だそうだ。凡人の私にはそのイメージが湧いて来なかった。

*都庁前駅の「何だコレ」
「飯田橋駅」のアートを見たついでに、締めくくりとして「都庁前駅」のアートをお見せしよう。大江戸線には38の駅があるが、そのすべての駅にパブリックアートがある。
ホームからエスカレーターで改札階に出ると、巨大な銀色のリングが見える。

これは「幻想のオアシス・光のリング」という作品で、側面は鏡面、輪の部分はメッキのような模様がある。作品のプレートは無かったのでネットで調べたら、「大きな水滴を連想させる光のリング 滝をイメージしたガラスのスクリーン 都心を行き交う人々の描き出す幻想のオアシス」とあった。締めくくりにマッチした壮大なアートだ。

「幻想のオアシス・光のリング」(都庁前駅)

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伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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コメント(2件)

  • 高齢者の運転を助けるトヨタセフティーセンス(TSS)が装着された車に乗り換えた。究極のTSSは自動走行でAI頼みの自動運転頼りのだろうが、現在の能力はまだそこまで到達していない。TSSの能力を試してみたい気がするがそこまでの信頼がもてない。いざという時にその装置が働き、事故を未然に防いでくれることを期待して毎日恐る恐る運転している。

  • 香港の高層アパートですが、平面図をみると、驚くことには、非常階段が一か所しかありません。 いや、非常階段というよりも普通の階段です。これは考えられない初歩的なミスです。どんなビルも、ましてや1990年代以降に建てられた高層ならば、二方向避難は常識中の常識です。 また、スプリンクラーが義務づけられているのも常識ですが、ここでは設置されていたのか疑問です。その他、全ての材料が不燃材であるべきですが、それも疑問。

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