東京BRTに乗って「虎ノ門ヒルズ」に行った。
行った理由はこのブログの後半で分かるが、その時まで「あおずけ」にする。
東京BRTを降りて虎ノ門ヒルズのロビーに行くと、素晴らしいパブリックアートが目に入る。
白い曲線でデザインされた、渦のようなものが上に伸びて行くイメージの作品である。
周りを探したが作品名も作者名も出ていないので、家に帰ってから「Google Lens」で調べてみた。その結果、次のことが分かった。作者は美術家の森万里子。
作品名は「Sycloid V」であった。
「無限にループするような構造に、誕生、死、再生を繰り返す宇宙のサイクルや輪廻転生などの考えを投影している」そうだ。

ここから愛宕神社が近いので、久し振りお参りに行ってみることにした。
真っ赤な鳥居の下に立ち、出世の石段を見上げる。凄い急階段で、見ているだけで怖い。
数年前まではここを上れたが、いまはもう無理だ。
今までに数回は上った覚えがある。途中で落ちたら、確実に死ぬ。
1人の若い女性が鳥居のところで頭を下げたが、上っては行かなかった。

お参りするためには、上にある神社に行かなければ出来ない。
右横に急坂だが、コンクリートの道路がある。これは自動車用の道路であるが、歩くことも出来る。左に100メートルほど進むと右に曲がる道路があり、その先はトンネルになっている。紅葉した桜の落ち葉が歩道に落ち、紅葉の絨毯のようだ。
トンネルの手前の左側に、隠されたようなエレベーターがある。
それに乗れば一気に愛宕神社に行ける。頂上の左側にはNHK放送博物館があるが、この日は休館日だった。

先ずは愛宕神社の本殿でお参りをする。
お賽銭に100円玉が無かったので、10円で我慢してもらう。
エレベーターがあることを知らない高齢者は、石段の下から拝んで終りにしている。
上から石段を見下ろすと、下から見るより怖い。気を付けないと、引き込まれそうになる。
しばらく見ていたが、誰も上って来ない。お参りに来ていたのは、若い女性が2人だけだった。

本殿に向かって右側に池があり、鯉が優雅に泳いでいる。
錦鯉に混じって、黄金色の鯉がいた。思わず動画を撮った。
しばらく飽きずに鯉を見ていたが、今回の目的の場所へ急ぐことにした。
自動車用の道路を少し下ると、虎ノ門ヒルズに直接、行ける通路が出来ていた。
その道を進み、虎ノ門ヒルズの途中から下の公道に降りて神谷町に向かう。
【富士そば神谷町店】
少し前にネットニュースで、立ち食いソバ屋の「富士そば」の貼り紙が、かなり問題となっているのを知った。ニュースによると貼り紙には「Notice」と外国人を意識したようなタイトルが、黄色で四角く塗られた背景によって強調されている。
その下には、まず日本語で次のような注意書きがあった。『旅行者の方は、ランチタイムの来店をご遠慮ください。当店は、この近辺で働く人たち・学ぶ人たちを優先します』。
続いて「英語、韓国語、中国語」でも、同じことが書かれている。
外国人観光客が大勢で「富士そば」に来るので、サラリーマン達が迷惑しての貼り紙のようだ。 これが「外国人差別だ!」と問題になり、貼り紙は外された。私は「うどん屋」で迷惑を受けているので、貼り紙は賛成だ。

その店は神谷町の交差点の角にあり、その少し先は高級な「麻布台ヒルズ」である。
なぜこの店に外国人が大勢来るのか、私には分からない。店はカウンターだけで、15人でいっぱいになる。 飛行機に乗って海を越えてやって来て、なんで「富士そば」なんだ!
円安なのだから、もっと高い店に行け!
店はどこにでもある普通の「富士そば」だったが、記念に私は「そば」を食べてみた。
入口の券売機で食券を買うのだが、英語でも書かれている。
店員は若いアジア人で、私の行った時はお客はサラリーマンだけだった。
「天ぷらそば」を食べたが、まあまあの味だった。
私は『貼り紙は外さなくても良かったのでは?』と思っている。

(おまけの話)
私は日曜日以外は、ほとんど毎日出掛けている。
その時の交通手段は「都バス」、「東京BRT」、「地下鉄」を利用する。
70歳以上の都民は東京都から「シルバーパス」を支給されていて、今年から8500円安くなり年間1万2000円になった。
昨年だったか、「1年間で正規料金だと、いくらになるか?」を調べたことがある。
うろ覚えだが、15万円以上だったような気がする。だから年間で13万円以上も倹約出来ている。だが小池都知事の前からの制度なので、小池都知事に感謝するようなものではない。

都営地下鉄に乗ると、時々「子育て応援スペース」のある車両に乗ることがある。
路線は「大江戸線」、「浅草線」、「新宿線」、「三田線」の4路線がある。
このスペースのある車両は3両目と6両目であるが、全ての電車にあるわけではない。
私は子育てには関係ないが、この車両のある電車に乗ると、クジに当ったような気分になりなんだか嬉しくなる。絵柄は6種類あり、子供が喜びそうな絵になっている。

最近の私は他人から見ると、かなり高齢者に見えるようだ。なぜなら「席を譲られる」からだ。地下鉄に乗って周りを見ると、約90%の乗客がスマホを見ているが私は本を読む。
他人に迷惑を掛けなければスマホを見ていても構わないが、少し異常な光景である。
地下鉄を降りても、20%くらいの人が「歩きスマホ」をしている。
階段でもスマホを見ながら歩いて行く。「そんなに忙しいのか?」と思う。
向こうからスマホを見ながら来る人がいると、私が避けるようになってしまう。
高齢者の方が避けるのは変だ!
スマホの出現によって日本の文化も変り、礼儀・作法も変ってしまった。

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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外人差別と騒いでいる富士そばの「張り紙」への感想!
この張り紙を出した富士そばの男気に賛成します。地元住民の来店を優先した注意書きには蕎麦屋の勇気を感じます。外人へのおもねりが無くて地元民を大切にする気持ちが素晴らしいと思います。
別に外国人排斥ではなくて、全ての旅行者へのお願い、であるから異常過剰反応ではないでしょうかね。地元の人優先という店主のポリシーだと解釈します。