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写真で見る東京(119)

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今回は自宅から晴海図書館までを歩いて行き、その途中の景色を紹介する。
マンションを出ると目の前は2階建ての道路で、上は「都道2号線」が走っている。
導入路の上り坂を歩いて行くと、本道と合流する。
そこへ行くまでの間の歩道が、私だけかもしれないがアート的に感じる。

歩道の安全柵が太陽の光で、地面に黒い影を映し出している。
左側のブルーの部分は自転車、右側の茶色の部分が歩行者である。
その茶色部分の半分に、黒い柵の影が映っている。思わず動画撮影をした。

マンションの敷地を過ぎたところで、下を見ると「晴海運河」の水門がある。
そこにあるモニターに「只今の水深 4.04m」と表示されていた。
ここは東京湾に近いので、時間により水深が変化する。

東京湾の「満潮・干潮」を調べてみたら、満潮時刻は「01:28と13:56」であった。
干潮時刻は「07:23と20:34」であった。 この時期の1日の潮位の変化は「166cm→81cm」であった。私がここを通った時は10時少し過ぎ頃だったので、丁度、満潮と干潮の中間くらいだったようだ。

「朝潮運河の水門」

歩道が都道2号線と合流し少し進むと、右側に見えて来る建物群は「HARUMI FLAG」である。交差点の手前右角に、少し前から大きなガソリンスタンドが出来ている。
「HARUMI FLAG」の住民を当てにして開店した店だろうと思う。
セブンイレブンが併設されている、セルフ方式のガソリンスタンドである。

奥には電気自動車のための、急速充電器と普通充電器がそれぞれ1台ずつ用意されている。交差点の左側は大きな「月島警察署」で、引っ越して来たので晴海にあるのに月島警察署である。

「HARUMI FLAG」のガソリンスタンド

広い道路を渡ると、右側が元東京オリンピックの選手村だった「HARUMI FLAG」である。
今でもここは人気のある場所で、マンション価格は驚くほど高く狭くても1億円以下は無い。道路の右角の目立つところに、「Site of The Tokyo 2020」のモニュメントがある。ここを右折してしばらく進むと、右側にショッピング・センター「ららテラスHARUMIFLAG」がある。

その1階に「CENTRALE TEAM JAPAN 2020 VILLAGE」という名のカフェレストランがある。その店では東京オリンピックで選手たちに提供された「GAP認証食材」を用いた料理を提供している。「GAP」というのは「Good Agricultural  Practive」で、「良い農業の取り組み」という意味らしい。

「東京オリンピック」のサイン

広い通りを渡り、更に進むと左側に中央区立「晴海図書館」がある。この図書館は新しく昨年の6月にオープンしたばかりで、「特別出張所」、「おとしより相談センター」、「保健センター」、「認定こども園」が入っている複合施設である。この図書館が完成する前までは、私は月島まで行っていたので便利になった。

新しい試みとしてロボットを導入しているのだが、これが動き回っている姿を見たことがない。ロボットだから「人間の代わりに本を運ぶのかな?」と思い、初めてロボットのモニター画面を覗いてみた。

すると画面には「アンケート」、「図書館周囲の地図」、「あっちむいてホイ」、「ボードゲーム」、「11月の休館日」、「映画会のお知らせ」、「じゃんけん5番勝負」、「サニークイズ」など作業は何もしない。こんなロボットは不要では?

 「晴海図書館」のロボット

図書館を出て、都バスに乗って有楽町駅前で降りた。
その後、少し用事を済ませてランチを食べてから、築地6丁目から都バスに乗るために停留所で待った。出たばかりなのか、なかなかバスは来ない。

疲れてベンチの腰掛けて空を見上げた。
天気は良いが、少し寒い。薄い雲が左から右へ流れて行くのが見えた。
ただ雲が流れて行くだけなのに、目が離せなくなった。
ただの自然現象に過ぎないのに、なぜか心を癒された。

(おまけの話)【都会のイルミネーション】
寒くなって来て日が短くなり、各地でイルミネーションが灯る季節になった。
毎年のことなので少々、マンネリ気味だが、都心のイルミネーションの様子を見に行った。

「丸の内仲通り」
ここは毎年、道路を通行止めにして、両側の並木にイルミネーションを灯している。
両サイドにはお洒落なブランド店が並び、ビルの1階ではクリスマスの飾り付けを行っている。イルミネーションを見るために、丸の内仲通りには人が溢れている。

みんな思い思いの場所で、自撮り写真を撮っている。
イルミネーションが始まると、年末という気持ちになるから不思議だ。

「丸の内仲通り」

「ミッドタウン日比谷」
仲通りを進み、そのままミッドタウンまで歩いて行った。
晴海通りを日比谷の映画館の方へ曲がると、もう大勢の人が来ているのが見えた。
その中に和服の大勢の女性たちがいた。帝国ホテルの方からも、どんどんやって来る。

こちらから向こうへ向かう和服の集団もいる。「なにごとか?」と思い、後を追った。
すると宝塚劇場で和服集団が固まっていた。
どうやら宝塚ファンの集団らしいが、なぜ和服なのかは分からなかった。

またミッドタウン日比谷の前に戻ると、クリスマスツリーがイルミネーションで飾られていた。奥の階段も色付きでライトアップされて綺麗だ。私はそこに上り、上からクリスマスツリーの撮影をした。

「ミッドタウン日比谷」

「銀座通り」
ミッドタウン日比谷から、銀座4丁目まで歩いて行った。
「どこかに綺麗なイルミネーションはないか?」と探しながら、晴海通りを歩いて行った。
しかし路地を見ると、寂しげなイルミネーションはある。

丸の内仲通りとミッドタウン日比谷で豪華なイルミネーションを見て来た後なので、かなり見劣りがする。そして4丁目まで来てしまった。

仕方ないので、交差点の真ん中から1丁目方面の光景を写真に撮った。
銀座は昼間は賑やで華やかだが、夜は人は出ているが寂しい感じである。

「銀座通り」

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伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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コメント(2件)

  • 空を流れる雲には不思議な魅力を感じます。動物や花や怪獣などの夢を運んでいるようです。スポーツジムのジャグジーの中から空を見上げる時間は何物にも代えがたいゆったりとした気持ち良さが好きですね。風呂に浸かっている時は10分程度の短時間ですが、ジャグジーで雲の流れを感じながら浸かっている時には30分は直ぐ経ってしまいます。空に浮かぶ雲には精神安定剤が含まれているのでしょうか?

  • 配達ロボットを路上で見ると、よく働いてるな、と感心することがあります。小さな体を少し振動させながら道を進んだり、横断歩道を渡ったりしています。ぶつけられないように、旗をひるがえしているところも、自己主張をしなくてはならない身分を耐えているとさえ見えけられます。考えすぎ?

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