ブログ閉鎖中の話題(2015年11月30日)
ベトナムのKAIZEN日本語学校のM副校長から「日本の紅葉は素晴らしい。写真を送って欲しい」とメールが来ていた。彼女は以前に交換留学生として日本に来て、ずいぶんと良い思い出があるようだ。
「期待されると、応えなければ」という思いは、この年になっても抜けない。

そこで今までに私が見に行ったことの無い、中部地方の紅葉を見に行くことにした。
幸いに郵便で香嵐渓という紅葉見物の安パック・バス旅行の案内のパンフレットが届いた。
同級生に参加者を募ったが、誰も希望者はいなかった。
仕方ないので、今回は1人で行くことにした。

今回のバス旅行で気が付いたことがある。私はいつも「俺は晴れ男だー!」と言っていた。
いつもは前日に雨の予報でも、当日になると晴れるという偶然があった。
しかし今回は1人旅なのに、朝から雨が降っている。雨を連れのせいに出来ない。
本当は自分が「雨男」だったのかもしれない。
今回のバス旅行は、新宿駅西口の都庁脇の駐車場に午前9時30分に集合である。

バスは満席の45人の参加で、内訳は「1人で参加は15人」、その内の3名が男性、12名が女性、「夫婦者は3組」、女性の友人同士2人組が12組であった。1人参加の女性達はすぐに打ち解けて、隣の席の人と会話を楽しんでいる。一方、男性3人は私を真ん中に両サイドに座っている。

右側のオヤジは二言三言、話をしただけだ。左側のオヤジは最後まで口を利かなかった。
リタイアしたジジイというのは、急速に社交性が無くなるのだなー。
バスは東名高速道路を進み、掛川ICで降りて袋井方面に向う。
私の今回の旅行の目的は香嵐渓なのだが、旅行社はそれだけではお客を集められないので、「遠州三山紅葉巡り」というのも旅程に入れてある。

バスが新宿を出た時は、小雨が降っていた。
前日の天気予報では「旅行中の2日間だけ雨」という間の悪さで、すっかり私は雨男と思い込んでいた。
しかしバスが静岡県に入ると、雨は止み薄日さえ差して来た。やはり私は「晴れ男」だったのである。

3ヶ所の遠州の寺を巡ったが、やはり紅葉はパッとしなかった。
寺巡りを終えてから、宿泊先のホテルに向ったが、それが香嵐渓からは遠いし、そこはなにも関係ない知多半島の半田市のビジネス・ホテルだった。旅行社も原価を抑えるために相当の苦労をしているのが分るが、付き合わされる私は相当に疲れて参ってしまった。

(おまけの話)
1人旅というと、なぜか「可哀想ねー」とか、「寂しいでしょう?」などの同情を買いそうで嫌だが、時には家族でも煩わしいのだから、馴れると1人旅は気楽で良い。
しかも時代の流れか、「1人鍋」とか、「1人焼肉」などの店が流行っていると聞く。

鍋料理などは「鍋奉行」がいると、自分の思うように食べられない。
焼肉の場合は「焼き加減」が人によって違うので、レアが好きな男がいると、私はいつも食べ損なってしまう。
それでも割り勘で同じ金額を払うのがイマイマしい。

でも傍から見れば、私も「可哀想な孤独な老人」と映るのかもしれない。
そう思われたくないし、同情もされたくないが、どうすればいいのか分からない。
「俺には女房もいるぞ!」、「家族もいるぞ!」、でも「今回は1人旅をしたいんだー!」
と大声で他の人に言いたい。 でも、そんな意地を張る必要もないのかな?

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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一人旅、大好きです。一人旅の美、を追求しているつもり。
私の唯一の一人旅はトルコ旅であった。格安のツアーへ初めて参加したのだが、これが良かった。格安ツアーは学生の卒業記念旅行が多いようであり、多くの学生が参加していた。偶然五人グループと席が隣り合わせとなって会話が弾み親しくなって、ホテルの部屋を行き来しながら盛り上がった。中年のおじさんと学生グループとの交流は帰国してからも続き、食事会、カラオケ、伊豆へのドライブなど奇跡的な付き合いが続いて、その中の一人の女性とは今でも交流があるという不思議な出来事の発端が「一人旅」であった。