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江戸三十三観音霊場巡り(5)

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ブログ閉鎖中の話題(2015年10月7日)

年と共に髪の毛の伸びが遅くなったような気がする。若い頃は1ヶ月に1回の床屋では、少し伸び過ぎて気持ちが悪かった。それが最近では、1ヶ月から1ヵ月半に一度の床屋になっている。体に元気が無くなると、髪の毛も伸びなくなる。

世田谷観音入り口。 (第32番寺)

いつもは午前中に新宿で床屋を終り、船橋屋で天ぷら定食を食べて、時間が合えば武蔵野館で映画を見てから帰るのがその日の私のコースである。今回はそのコースから外れて、床屋の後に江戸三十三観音霊場の目黒辺りの霊場を訪ねることにした。

狛犬が出迎えてくれる。(世田谷観音寺)
 

新宿駅から都営新宿線で神保町駅に行き、そこから都営三田線に乗り換えて目黒駅に出る。そこから東急バスに乗り換えて世田谷山観音寺に向う。
東京都シルバーパスは東京のバスなら私鉄系でも無料で乗れるのがありがたい。

世田谷山観音寺の本堂の龍の彫り物は素晴らしい。

目黒の辺りは道が狭く、クネクネと曲がっている。
バスがやっとすれ違えるくらいの道幅で、あまり良い住宅地ではないように感じた。
35分の乗車で、やっとバスは世田谷山観音寺の前に着いた。

目黒不動尊は石段を登る。 (第33番寺)

ここはお参りをする人もいないが、かなり敷地も広いし、古びている。最近はコンクリート作りの寺が多い中で、昔のままを保っている。私はこういう寺が好きだ。ゆっくりしたかったが、バスが1時間に2本しか無いので、そそくさとお参りをして帰りのバスに乗る。

本堂は非常に立派である。(目黒不動尊)

もと来た道をバスで戻り、元競馬場前でバスを乗り換える。目黒不動尊には10分ほどで到着する。この寺は天台宗で正式名は「泰叡山護国院龍泉寺である。ここは有名だけあって、お参りする人も何人かいた。作りは木造だが、手入れが行き届いている。

帰りのバスには時間があるので、境内をゆっくりと見て廻る。
日本人の琴線に触れるのか、寺や神社に来ると心が洗われたような気がして落ち着く。

目黒不動尊は境内に小さな社がいくつかある。
 

今日のコースは都営地下鉄で「勝どき」~「都庁前」~「神保町」~「目黒」、東急バスで「目黒」~「世田谷観音」~「元競馬場」~ 「目黒不動」~「元競馬場」~「目黒」、また地下鉄で「目黒」~「三田」~「大門」~「勝どき」だった。このコースをシルバーパスを使わずに正規料金を支払うと、2370円だった。

次のウォーキングの目標を見つけた。「山手七福神」。

(おまけの話)
新宿住友ビルの3階にある床屋に行き出して、もう40年近く経つ。久し振りに女性の技術者といってもオバちゃんだが、彼女とバカ話をした。
私 「お互いに年をとったねー」
女性「でもお客さんは別料金で顔のマッサージをしているから、顔に艶がある」
私 「本当かなー?」

新宿住友ビル。

私 「最近は老人が高速道路で逆走して事故を起こしているが、床屋さんはどうなの? 刃物を使うから危ないんじゃないの?」
女性「私は大丈夫! 危なくなったら同僚が注意してくれるから・・・」

3階にある床屋「ニュートーキョー」。

私 「昔からのお客さんで介護が必要な人も来る?」
女性「さすがに介護が必要になると来ないが、ここへ来る道が分らなくなって、何度も電話をして来る人はいる」
私 「いまや老老介護ならぬ、老老カットだなー」・・・なんてバカ話をして、みんなで大笑いした。

新宿住友ビルから見た西新宿のビル郡。

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伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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コメント(1件)

  • 妻の病気への祈願から丸坊主にした。あれから20年を経過して今では私のシンボルマークとなり、床屋さんへ行く機会も減って来た。頭の髪の毛は、中国産のクルクル回る剃り歯が沢山ついた髭剃り風のバリカンが便利である。2日に1回剃っている。顔そりは出来ないので大切な日には床屋へ行く。最近はその「大切な日」という日が少なくなり床屋さんとはすっかり縁遠くなってしまった。床屋さんの匂いが懐かしいこの頃である。

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