【すぐ死ぬんだから】
私は年のわりに読書をする方だが、もう5年以上も本を買ったことがない。
その理由は「読みたい本」は、中央区の図書館に申請を出せば買ってくれるからだ。
図書館が買わない場合でも、時間は掛かるが他区から取り寄せてくれる。
本の予約は10冊までなので、それ以上の場合は図書館に行って蔵書の中から借りて来る。
ボケて来たのか、その場合は既に読んだ本を借りてきてしまうことがある。
今回の内館牧子の小説「すぐ死ぬんだから」もそうだった。
でも読み返して感じるのは、あまり内容を憶えていないことだ。

【喜多方ラーメン(続)】
京橋の新しい図書館である「本の森ちゅうおう」で本を借りたので、久し振りに「喜多方ラーメン」に行ってみた。ここは前回に行った時にランチにサービスで付いて来る「小ライス」が、ダマになって不味かった。そのことをHPから「お問い合わせ」で知らせてたら、丁寧な返信があったことは以前のブログで書いた。
今回は私の意見が採用されて、直されているかどうかの確認の意味もあった。
店の前では女性店員が手際よく、並んでいる内に注文を取る。だから席に着くと、間もなくラーメンは出て来る。
肝心の「小ライス」だが、ダマは解消されていたが、ご飯が生暖く熱くなかった。
本当はもう一度、知らせたかったが、クレーマーと思われるのが嫌で黙って食べて店を出た。

【1億円の重さ】
そもそも宝町駅近くの喜多方ラーメンに行くようになったのは、すぐそばに「宝くじドリーム館」があるからだ。ここで毎月1回、水曜日にミニコンサートが開かれていて、時々、私は行っているからである。
館内の中央に大きな「クーちゃん」が置いてあり、『写真を撮ってSNSで拡散してね』と立札がある。また模型の「1億円」が置いてあり、「1億円の重さ体験」が出来るようになっている。1億円の札束の重さは、なんと「10キロ」もあるのだ。
その横には「その日から読む本」という小冊子の見本が、ケースに入れられて置いてある。これは当選者が人生を誤らないように、先ず最初に読んで欲しいことが書いてある。

【熊が出た!】
最近は毎日のように、東北・北海道で熊の被害が出ているようだ。
熊に襲われて亡くなる人も多く、熊の方も人を怖がらなくなっている。
以前はそんなことは無かったのだが、住宅地の開発で里山が無くなり、熊の生息地と人家が近くなっているのも理由の1つらしい。
熊の餌になる木の実が不作というが、そんなことは過去にも何回もあったと思う。
こんな話になったのは宝くじドリーム館を出て京橋に向かっている時に、「Mont-Bell」の店先に大きな熊の「ぬいぐるみ」が置いてあったからだ。
最近は本物の熊が、同級生が住む東京の郊外でも出没している。

【アートだ!】
だいぶ前に京橋にあるギャラリー「椿」にアートを見に行った時に、記帳をお願いされた。
それ以来、展示が変るとメールで案内状が来るようになった。
あまり興味が沸かない展示の時は、パスして見に行かない。
今回の展示は「不完全」というタイトルで、いかにもアートっぽく感じたので見に行った。
作者は「塩澤 宏信」という人で、陶器と鉄を組み合わせた同じような不思議な作品がたくさん並んでいた。
「どういう考えで作ったのか?」に興味が沸き、ネットでいくら調べても作者は何も語っていない。もし語ったら、やはり難解なのだろうか?
作品展のタイトルの「不完全」と関係があるのだろうか?

【銀座ざくろ】
「都心を歩かない会」のランチ「新サンマ定食」の時に、Yさんが私に言った。
『たまにはもっと美味しいものを食べたい。値段は高くても構わない』
私は今までに色々な会の責任者をやって来たが、会費や食事はなるべく安くして来た。
リタイアした人は年金生活なので収入は限られているし、女房が財布を握っていることが多い。
以前にある会で、続けて「都合が悪い」と言って休む人がいた。
その時に他の人から教えてもらったのだが、「高くて参加できない」という話だった。
次回の企画では1回だけ5000円くらいのランチを試すために、銀座の高級店「ざくろ」に行くことにした。

(おまけの話)【AI画像処理の驚き】
ネットのYoutube動画で、「AIによる画像処理」の解説を見た。
しかも無料のソフト「clipdrop」を使って行う方法だった。
このソフトはダウンロードの必要が無いのが、特に私は気に入った。
英語版ではあるが、「翻訳」を使えば日本語になる。
試しに10年前にベトナムからやって来た、3人の日本語教師を東京見物に案内した時の写真を使った。元画像は皇居二重橋の前で、3人が記念撮影した時のものである。

上の原画から背景を削除することを試してみた。
ソフトを立ち上げて指定場所に、原画をコピペした。
そして「背景を削除」を押す。すると作業が始り、画面が明暗を繰り返す。
約30秒くらいで背景が削除された画像になるので、それをダウンロードして保存する。
どんな写真でも同じように出来るので、とても面白い。
同じサイトで有料版なら背景をニューヨークにしたり、静止画を短い動画にしたりと、もっと色々と面白いことが出来るようだ。

次に3人の内の2人の女性を削除してみた。
画面で「写真からオブジェクトを削除」を選び、同じように指定場所に画像をコピペする。
そして削除したい女性2人をなぞる。次に同じような時間で、2人の女性が削除された写真になる。しかも女性のいた場所は、AIが考えて違和感の無い背景になる。
これには驚いた。背景削除でも驚いたが、これはもっと驚いた。
色々な利用方法があるが、古い写真で居ては具合の悪い人が居ない写真が出来てしまう。政治や犯罪に使われそうだ。 AI恐るべし。

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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図書館の貸し出し期限は2週間である。読書は週2冊を目標としているので4冊から5冊の本を借りてくる。私の読書傾向は、H君とは違い今週は「もう、聞こえない」(誉田哲也)、「オムニバス」(誉田哲也)、「黙約のメス」(本城雅人)、「キングメーカー」(本城雅人)「「にごりの月に誘われ」(本城雅人)の5冊である。かなり偏った読書傾向がばれてしまう。日野市の図書館の蔵書は古くて最近の流行りの本はない。中央区と違って貧乏だから仕方がないが、、、
「AIによる画像処理」は驚きです。 これでは、アリバイ写真とか事故現場写真とか証拠写真の類いが、すべて虚偽となる可能性がでてきます。 この先、人類はどうするのでしょうか?