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プロジェクション・マッピング

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区報で見たのだと思うが、5月25日(日)の夜に、日本橋中学校で「プロジェクション・マッピング」が行われることを知った。私は「プロジェクション・マッピング」は大好きで、今までには築地本願寺と、東京都庁で見たことがある。
建物に合わせて動画を映し出す技術は、大したものだと思っている。私はすぐに申し込んだ。

今回の内容は中央区に縁があった「蔦屋重三郎」の浮世絵のようで、日本橋中学校が老朽化のため取り壊されるので、校舎を使った最後のイベントだった。
タイトルは「歴史を旅するプロジェクション・マッピング」であった。

中央区の今年はNHK大河ドラマ「べらぼう」に蔦屋重三郎が登場したことから、江戸バスに装飾を施したり、図書館で特別展示を行ったりしている。蔦屋重三郎が興した「耕書堂」は中央区大伝馬町にあったとされる。私も流れに乗って、今年になってから吉原や耕書堂の跡地を見に行ったりしている。

このプロジェクション・マッピングは当初は5月25日に行うことが決っていた。
それが8月30日まで延期になったのだが、その話は(おまけの話)で・・・。          

天気が「雨なら中止」だったが、それにも増して参ったのは最高気温が37度もあった。
午後6時の受付に間に合うように早目に家を出た。ところが私はまたチョンボをした。
会場は人形町の「久松小学校」と思い込んでいて、小学校の前に行ったら何も無かった。
焦って向かい側の久松警察署で聞いたら、『それは日本橋中学校だ』と言われた。


2日前に人形町に行ったのでその時に下見に行こうと思ったのだが、暑くて止めたのがいけなかった。
なぜか私は中学校を小学校と思い込んでいたのである。相変わらずボケている。
慌ててタクシーを拾い、日本橋中学校に向かった。無駄な600円を使ってしまった。                       

6時から受付が始り、参加者は校庭に案内された。1回目は約200人が参加のようだ。
最初の回は6時30分からオープニング・セレモニーがあり、エレクトーンの演奏、ドアに書く書道、そして来賓の挨拶があった。主催者代表、山本区長、この中学校の校長先生と同窓会会長などの挨拶が続いた。結局、映写が始まったのは、午後7時だった。

この日の最高気温は37℃だったので、暗くなって涼しくならなかった。
5階建ての校舎の壁面に大きく、プロジェクション・マッピングで映像が流れて来た。
映像に合わせて落語家の立川公四楼が、解説した。

プロジェクトのタイトルは「歴史を旅するプロジェクション・マッピング」で、副題は「歴史を変革した蔦屋重三郎プロデュースのポップカルチャー」だった。                          

私はNHK大河ドラマを見ていないが、本でも読んだし、蔦重に関係があった場所も見に行っている。
かなり横長の映像が映されたので、私は動画も撮影した。
ところが家に帰ってみたら、画面が暗くてほとんど見えない。
そこで初めてであるが、動画編集無料ソフトをダウンロードして明るくしてみた。

それが難しくて、「ああでもない、こでもない」と大変な時間を使った。
でもなんとか見られるようになったので、「やれやれ」である。
そんな次第ですから、動画をぜひともご覧下さい。

      

(おまけの話)
今回のイベントは人気がありそうで、参加は抽選であった。すぐにネットで申し込んだら、私にしては珍しく当選した。ところが前日の5月24日になり『突然で申し訳ありません。諸般の事情で延期します。新たなスケジュールが決りましたら、またご報告させていただきます」とメールが届いた。

「諸般の事情」って、なんなんだろう? 機材の故障か? 料金トラブルか?
でも延期では仕方ない。せっかく当選したのに、次の募集では「外れるかもしれない」とその時は思った。                

7月12日になり『本イベントは延期させていただいておりましたが、開催日程が8月30日に決りました! 7月14日に本申し込みとなります。すでに予約いただいたみなさまには7月12日より先行予約を行います』というメールが届いた。そこですぐに申し込んだが、チケットの受け取り方法は「LINE」からだった。

ところがなぜか上手く行かない。そこで新たにメールで『申し込みが出来ない』と事務局に連絡した。すると他の人も出来ないらしく、またメールが届いた。
『公式LINEでのチケットの受け取りがうまく行かないエラーが発生しておりました。現在、エラーを改善いたしましたので、すでにご登録の方にはLINEにてメッセージをお送りしています』とあった。  

開催3日前の27日の夕方になり、LINEで私にチケットが届いた。
この日は3回の映写だが、私は第2回目の午後7時30分からを予約したつもりでいた。
ところがスマホに届いたチケットは、1回目、2回目、3回目の全てのチケットで、それも同じものが2回も送られて来た。

第1回目は「オープニング・セレモニー付」で、18:30、第2回目は19:30、第3回目は20:00であった。チケットには「あなたのご予約は」と書かれていて、それぞれ絵柄が違っている。

その日の夜にまたLINEでメールが届いた。
『5月、参加申込いただきましたみなさま。熱い日々が続いておりますが、夏休みの子どもたちの声に元気をもらうそんな日々が続いております。さて、お申込みいただきましたみなさまにおかれましては、5月に予定していたイベントが延期となり、ご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。そして、延期されたイベントがついに今週末に開催されます!』。
その後にまたLINEが届いた。こう何度も送られると、「なにごとか?」と思う。

「お詫びと訂正」とあり、『チケットが2回配信されております。当日、どちらか片方見せていただければ大丈夫です。また会場は日本橋中学校になります。画像に間違いがありましたことをお詫びいたします。さあ!皆様、準備はOKですか?地域の大切な学校の解体前の「お別れセレモニーでもあります。最後の瞬間をみんなで見届けましょう』とあった。

でも私の3回分のチケットが届いているのは、分かっていない。他の人にも届いているのでは?
まあ、私は楽しく見られたので、このことは大目に見よう。     

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伊達季節移住のススメ

心の伊達市民 第一号

北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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コメント(2件)

  • プロジェクション・マッピングを巡るかなりのドタバタ劇を楽しく見ました。受け取る側もそうだが、送る側のドタバタはかなりのモノである。他人の慌てるドタバタ劇は見ている側には面白い。しっかり者のH君にしても新しいことへの取り組みにはドタバタするのも面白い。
    それにしても「プロジェクション・マッピング」技術が向上しているのがよく判る。都庁の時の映像と比べて明度が違って美しい。

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