【銀座のミスト噴射】
銀座4丁目交差点から歌舞伎座方面に歩いて行くと、200メートルくらい行った左側に小さな公園がある。
そこにはミスト噴射装置が設置されていて、夏になるとミストを噴射させている。
この下にいくと多少は涼しく感じるが、ミストの量が多いので濡れてしまう。
そのせいか、ほとんどの人は立ち寄らず通り過ぎて行く。
私はミストの裏手に廻り、動画撮影をした。
この動画を見た人は、少しは涼しく感じてくれるだろう。
【涼し気な絵】
銀座は常にどこかで、ビルの建設が行われている。
古いビルを壊して建て直したり、一帯の土地を整理整頓して、大きなビルを建てて有効利用しようとしている。銀座通りには他の町と違い、高層ビルが無い。
その理由であるが、『中央区では1998年に銀座通連合会と議論を重ねて地区計画を定め、地域による特性を生かした一定以上の建築物について、道路幅員に応じて最高高さ56メートルとすることに決めました』ということがあるようだ。
高層ビルだらけになると、訪問者は外を歩かなくなる。銀座の連合会は先見の明があった。また最近は工事の際は仮囲いにアートを描くのが、当り前のようになった。
これを見るのも、私の楽しみである。

仮囲いの涼し気なアート(銀座1丁目)
【築地の巨大な鯛】
晴海通りを銀座方面に向かい勝鬨橋を渡ると、左側が築地場外市場となる。
この辺りでは相当に目立つビルである。しかし大胆な絵柄である。
でもほとんどの観光客は市場の見学に夢中になっていて、上を見上げる人はいないので知らないと思う。
実はここは「東急ステイ築地」という名前のホテルである。
料金を調べてみたら、ツインで1人当り1万5000円くらいからのようだ。
築地を楽しむなら、このホテルは良さそうだ。

築地場外市場の巨大な「鯛」の壁画
【クラシック音楽を聴く】(宝くじドリーム館)
8月20日に久し振りに宝町にある「宝くじドリーム館」のイベントに行った。
この日は「大当り!ベートーヴェンで暑気払い」という名の、クラシック・コンサートだった。田村 緑(ピアノ)と大森 潤子(ヴァイオリン」の演奏で、ベートーヴェンの曲を1時間以上も演奏した。
私は生演奏でベートーヴェンを聴いたのは初めてだった。
クーラーの良く効いた部屋で、目をつぶり静かにクラシック音楽を聴いた。
宝くじは50年くらい買ったことが無いが、無料でこんな演奏を聴けて申し訳ないような気持になった。

「宝くじ ランチタイム クラシック・コンサート」
【資生堂ギャラリー】
銀座の「資生堂ギャラリー」が8月25日まで閉館していたが、8月26日に再開したので早速、見に行ってみた。作品展は「高田安規子・政子 Perspective この世界の捉え方」で、2人は一卵性双子で活動するアーティストである。
解説文によると、『身近な素材を用い、空間や時間のスケールをテーマに制作。数学や物理的アイディアを背景に繊細な手仕事や緻密な構成で生み出され、アートと科学を融合させた独自の感性により表現されます』とある。
作品は壁に大小のたくさんの鏡、床に大小のベッド、奥の部屋には四角の細長い本棚が飾ってある。しかし毎度のことだが、私には「なにがなんだか」さっぱり分からない。
今までにずいぶんと多くの難解なアート作品を見て来たが、今になるもまだ全く理解が進んでいない。

「Perspective この世界の捉え方」(資生堂ギャラリー)
(おまけの話)【AI博覧会】
8月27日~28日の2日間、東京国際フォーラムで「AI博覧会」というイベントがあった。
私は「AI」という言葉はかなり前から知っていたが、「ではなにか?」と聞かれたら答えられない。そこでネットで「AIとは?」を検索してみた。
すると画面には「AIの回答」と表示されて、AIにより次のように書かれていた。
『AIは「Artificial Intelligence」の略で、日本語では「人工知能」と約される。言語の理解や推論、問題解決など、通常は人間の認知機能を必要とするタスクを機械で実行できるようにする人間の知能のシミュレーションを指す』とあった。

「AI博覧会」(東京国際フォーラム)
AIの回答がなんだか「分かったような、分からない解説」だったので、8月27日に「AI博覧会」を見に行った。この博覧会も無料だが、事前登録が必要である。
私はいつもこれに悩まされる。「職種」、「社名」、「役職」、「電話番号」の記入が必須だからだ。
10時開場とあったが、すでに10時前から入場できた。
かなり人気のイベントらしく、大勢のサラリーマン風の人達が来ていた。
出展会社の数も多く、会場には小さなブースがたくさん並んでいた。

会場は参加者で大賑わい
私は事前に「トークイベント」を申し込んでいた。
もし面白くなかった場合にと思い、ゲストがバルセロナ・オリンピックの柔道の金メダリストの「吉田秀彦氏」だったからだ。
講師紹介によると、吉田秀彦氏は現在は「パーク24」の柔道部監督をしているそうだ。最初の挨拶で『私の話はAIとは全く関係ないです』と言ったが、司会者は困った様子だった。彼は話があまり上手ではないようで、司会者の質問に答える形で、子供の頃からの話をした。
金メダルを取った後には、総合格闘技に行って活躍したようだ。
約40分のトークイベントだったが、あまり面白くなかった。

ゲストの吉田秀彦氏
各会社のブースの前には、順番待ちの人達もいる。みんな必死にAIを学ぼうとしているようだ。最近では「AI」と言えば、分からない人は疎外されそうだ。
よく分からないままに会場を見て廻ったが、私が疑問に思ったことがある。
少し前にベトナムのESUHAI社のソン社長が15曲もの作詞・作曲をAIを使って行ったが、もし私が彼と同じ条件をAIに与えると全く同じ曲が出来てしまうのではないか? AIの限界かな?
私はこれをどこかの会社で聞いてみたかったのだが、とても引退ジジイの私の入り込む隙は無かったのである。

「そのタスク AI社員にまかせませんか?」
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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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今朝のブログは何処を読んでも判らないことばかりであります。芸術の事は勿論、AI関連についても驚くことばかりで自分では利用できていない。長い文章を要約してもらう程度の活用しかできない。音楽を作るなんてチンプンカンプン???芸術的センスもなければ、理知的センスも無いのが私の「限界値」!
噴射ミストの映像、見ているだけで結構涼しく感じました。三井ガーデンホテルプレミアの真正面の場所なのですね。